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「断ったら、もうお仕事をもらえないかも」の恐怖から解放されるために必要だったもの

こんにちは。らっこです。

先日Xでつぶやいた内容をもう少し考えてみるnoteです。

だいぶ身を削りながら書いているので、すいませんが途中から有料にさせてもらっています。

有益かどうかの保証はできませんが、フリーランス1年半の私が血を吐きながらようやく至った境地みたいなものは垣間見えると思います。
興味ある方だけどうぞ。

数年後に「そんなこともあったね」と言える時期になったら、無料にすることもあるかもしれませんが、わかりません。

とりあえず心から血を流しながら書いています。笑

最初に結論を書いておきましょう。

自己分析の結果、「断ったら、もうお仕事をもらえないかも」の恐怖から解放されるために必要だったものは、覚悟でした。

フリーランスになって1年半で、私がどんなことに悩んだのか、そこからどう抜け出そうとしているのかをざっくり書いてみます。

結局なにかしらにとらわれてる日々

会社員時代はとらわれてた。フリーランスとしては怯えてた

会社員からフリーランスになったときに、「会社員時代の自分は、いかに多くのことに(勝手に)とらわれていたのか」と感じたのをよく覚えています。

考えようによっては前向きにとらえられるはずのことも、とらえられなかったり。被害者意識がいっぱいだったり。愚痴ばっかりだったり。反省がいっぱいあります。

じゃあフリーランスになってからはどうだったか?というと、フリーランスとしてもガッツリとらわれていたと思います。

自分が勝手にイメージした「フリーランスはこうあるもの」「こうあらねばならいだろう」みたいなものに。

フリーランスになってからの1年間もずっと、無意識のうちに、会社員時代に沁みついた「勝手な遠慮」とか「要らない忖度」みたいなものを続けている自分がいました。

どういうことが起こっていたのか

「この仕事、できれば断りたいかも」と思っても、依頼元が大きな取引先だったりすると「断ったら、もうお仕事をもらえないんじゃないか」という恐怖が強くて、断れないという現象が続いていました。

取引先はそんなことは言いません。すごくいい人です。「興味がなかったら断ってくれていいから!」といつも言ってくれます。ありがたいんですけど、それでも断れない。断れないのは私の問題なんです。

断ったら相手が困るだろうな(私だったら困るし)と勝手に忖度してしまって受けることもあれば、

断ってもいいと言ってくれても、実際に断り続けたら、仕事はこなくなるんだろうな・・という怖さもありました。

お仕事をもらえなくなるかもしれない恐怖っていうのは、会社員時代にはまったく感じたことのない感情です。いまだに、どう付き合ったらいいかわからない。

会社員時代は、仕事というのは嫌でも乗ってくるもの、かつ実質的に断れないものだったけど、

フリーランスにとっての仕事は「営業しないと手に入らないもの」で、お金を得られる貴重な機会を逃してはいけない!マインドがベースにあるので、さらに断りにくい。

そう。稼がないといけない。子どもが2人いて、守ってくれる会社がなくて、ひとりで生きていかなければいけない。

凡人のくせに、えり好みしてる場合じゃないだろ!立場をわきまえろ!と言ってくる、頭の中のもうひとりの自分もいる。

でも、せっかくフリーランスになったんだから、いろいろな仕事に挑戦したい。あまり興味がもてない仕事は避けたい!と思っていたはずなのに。

ふと気が付いたら、そういう仕事をずっと抱えてしまっている自分に気づきました。

自分の弱さがツライ

仕事そのものがツライというよりも、辛いと感じていながら、嫌だと言えない自分の弱さがツライという感覚です。

悶々としているのに、変える勇気がない。「こういう側面では役に立ちそうだし」とか「こういうところが学びになりそうだし」と、もっともらしい言い訳をつけて、受ける。そんな私でした。

そこから一歩を踏み出すきっかけになったのは、皮肉にも、キャパオーバーしたことでした。

2、3月あたりは、予定以上に仕事が忙しくなってしまい、首がまわらなかった。日々の中に余白がなさすぎた。

ポリシーをまげて土日や深夜作業をたくさんした結果、めっちゃ体調を崩したし、メンタルもゴリゴリ削られていました。

そうしないと終わらなかったからなんだけど、「そもそも、なんでこんな状態になってるんだっけ?」っていうところから考えてみると、結局のところは、断る勇気がなかったから、交渉するメンタリティがなかったからなんだと思います。

怖かったんだと思います。「対応できなかったら、次がないかもしれない」と思うと、やらざるを得ないと思ってしまった。

そして周りを見てみると、活躍している先輩フリーランスは皆めちゃくちゃ忙しくて、土日とかも深夜も働いている。勝手に「自分もそれくらいやらなきゃ、生き抜いていけないのではないか」と思ってしまう。

(この時点でもう、だいぶ、とらわれてるね)

でも、そんな状態が2か月ほど続いたある日。

「私はこういう生活がしたかったんだっけ?」と自分に聞いてみたら。「ちょっと、違うなあ」としみじみ思ったんです。

私はあんまり縛られたくない。自由に平日を過ごしたい。

我慢しないためにフリーランスになったんちゃうんか、私!

で、もう少し思考を進めていくと、根本的な原因は「大きな取引先に依存していること」だと思いました。

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