見出し画像

娘は私に似ていない

ダブルマザーで娘(1y10m)を育てていますが、

娘は私に似ていません。

産んだのは私でなくパートナー👩なんですね。

ちなみに日本では同性婚ができないので戸籍も別。

つまり、法的にも遺伝的にもまったくの他人です。

それでも娘は私のことを「ママ、ママ」と呼んでくれます。

血の繋がりがなくても、法的な繋がりがなくても、私は娘を愛していますし、娘のために死ねます。

なので、もし周りに特別養子縁組で子どもを迎え入れようか迷っている方がいたら、我が家のようなケースもあって、「血の繋がりは全然関係ない。全然愛せる」ということを伝えてあげてください。

私も娘が生まれるまでは愛せるか不安な部分もありましたが、娘が家に帰ってきて一晩たったら「この子のために死ねるわ」となっていました笑

生物というのは不思議ですね。

ちなみに、我が家はクリオスというデンマークの精子バンクを利用しました。

4年ほど前、クリオスの創始者の方がわざわざ日本に来て、いろんな話をしてくれた時に話を聞きにいったんですね。
クリオスは1990年から精子提供を開始しており、世界最大の精子バンクとして100カ国に送っていること。
デンマークでは9人に1人(ちょっと数字うろ覚え😅)が精子バンクを使って生まれてきていることなど。

それまで常識だと思っていたことを色々取り払っていただきました。

そして2020年からクリオスを利用して妊活開始。
厳しい検査を経た精子のみ取り扱っているので、安心して取り寄せることができました。

日本ではそもそもAID(非配偶者間人工授精)がドナー不足で実質受けられない状態であり、ちゃんとした精子バンクもなかったので、大手の精子バンクが日本に進出してくれたのは本当に「助かった!」という感じです。

不妊の原因の50%は男性側にあると言いますので、夫婦で利用する方もいますし、選択的シングルマザーになる方も増えてきています。
そして、私たちのような女性カップルが子どもを持つパターンもあります。
「子どもが欲しい」と思いながらも、方法が見つからなくて苦しんでいる方は多いかと。
ですので選択肢の1つとして、こういうものがある、というのが広まっていけばいいな、と。

私の本名は「夏紀」というのですが、パートナーの提案で、娘は「亜紀」と名付けました。

見た目は私に似ていませんが、中身は私によく似ていて、聡明でダンス好きのとてもいい奴です🙄

※この記事は2023年8月にFacebookに投稿したものを加筆修正して掲載したものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?