見出し画像

インテリオジサンを侮るなかれ『シールドフォース監獄要塞』

今回は、ウェズリーちょい役出演映画と聞き「また『コンタクト』みたいに面白くない映画かな…」と不安になりながら観たら意外と面白かった映画『シールドフォース監獄要塞』(2017)についてです。

パッケージ詐欺第二弾。今回は小さく他の人も写っているのでまだましです。

テンプルと呼ばれる人工知能が設置されてる施設からの連絡が途絶え、ウェズリー率いる安めのエクスペンダブルズが捜査することに。実際そこに着くと警備は全員死んでおり、彼らも閉じ込められてしまう。そして何とか脱出しようとしている間に、チープエクスペンダブルズの過去が明らかになっていく… という内容。

意外とカッコイイマッチョもいます。

この映画、ちんたら捜査するので「もっと短く出来ただろ!」と言いたくなる点を除くと、100点な出来です。

まず、施設内探検中に後ろに人影が見えたり、所々で怪奇現象が起こるのでドキドキさせられる。
また、仲間が一人死んでから「仲間がこんなに殺されてるんだ。このまま帰れるか!」と意気込み、己のプライドの為に戦うプレデター精神が表れてからもっと面白くなる。(まあ結局は団結しないんですけどね)

捜査中、お風呂に浸かってたハゲを発見!

終盤になり、ウェズリー達が過去に犯した罪が明らかになり、何故彼らは閉じ込められたのかが判明する。この最後のオチは、大手レビューサイトを見ると不評だったが、私的にはかなり納得&良かったと思えた。
悪事を働いたら必ず自分に返ってくるんだ
、というテーマを私はしっかり受け止めました。

ウェズリーさん本人の罪への反省の意味も込められているのではないか

このように面白い映画だったが、ちんたらしてる以外に不満点を挙げるとするならウェズリーが弱いことだ。なんなら、コンピューターしか出来ないと思われてたインテリおじさんの方が射撃が上手いです。
「見えない敵? 関係ないぜ」というスタンスで無双するウェズリーさんが観られると思っていたので、残念だった。

しかしまあ普通に面白い映画だったので、全面的にお勧めしたいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?