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ウシジマくんをみて思う事

最近、闇金ウシジマくんを一気見していた。

世の中の闇を描くものとしては、ある程度リアルだなと思いながら見ていた。

実際の闇金などは知らないが、パチンコ中毒者、風俗にはまる中年非モテ、ホスぐるい、一発逆転を夢見て無謀な挑戦に走る若者などなど

日本の闇とも言える世界を描いたもの。

だが、見ていて他人事としては思えなかった。

一歩間違えれば俺も同じような境遇になっていたのだ。

惰性で生きて、非モテを拗らせるだけ拗らせて、向上心を失って目先の欲に流されて生きていくみたいな世界線。

そして、地道な積み上げを放棄して簡単に悪い人達に騙される。

俺もあの時選択をミスってたら、こんな状況になっていたなと思う節が多くある。
特に20代前半の時。

まさに、リアルウシジマくんになるなる可能性は、実は誰しもあるとも言える。

それが人間の弱さだから。

だからこそ、この作品に共感をしてしまう部分も多くある。

そして、一回闇に飲み込まれると、相当なことが無い限り、そのまま落ちぶれていくこともリアル。

ただの娯楽としてみるんじゃなくて、自分への戒めとしても、反面教師としても、他人事としてみるんじゃなくて自分ごととして見てみると良いと思う。

「自分は大丈夫」

と思っている人ほど実は危なかったりする。

別に、必要以上に悲観しろと言っているわけではない。

それはそれで本末転倒。

だが、明日は我が身かもしれないと、心の中でちゃんと戒めておくことは大事。




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