2023年1月1日にコロナ陽性になりました。正月休みを無碍にする壊滅的な新年の幕開けです！
ちょうど去年の1月末にもコロナ陽性(オミクロン)となって今回で2度目です。
その当時の様子を日記にしたコラムが好評だったのでまだ読んでない方は是非読んで頂けると幸いです。

ワクチンは2021年10月までに2度摂取済みで、摂取後の副作用で発熱が38°まで出た恐怖から3度目は打っておらず、1度目の陽性(オミクロン)で免疫が出来たとたかを括っていたところ2度目の感染。。

前回は自宅療養で今回はホテル宿泊療養で過ごしました。
『ホテル宿泊療養とは？』というところについて実際にどんなフローで申請をして、どんな過ごし方をしたのかについて今回はまとめました！

単身だと熱や倦怠感で食事をどうにかするのは大人でも上京してきている学生でも厳しいですし、2人以上で住んでる世帯でも一方は感染してしまってももう一方は出来るだけ感染は避けたい筈です。
自分の体験が少しでもそんな方々の役に立てばと思い前回のnoteに引き続き執筆しました！

全文（4000文字くらい）読んで頂いても目次から必要なところだけ抜粋して読んで頂いても！

通知書ダウンロード
PCR検査センターで検査を行った場合、当日または翌日中にSMSで結果の通知書が届く。

以降は陽性だった場合の自宅療養orホテル療養までの申請フローを記載します！

1.コロナ陽性者登録

東京都陽性者登録フォーム

陽性になった場合はまずこちらに登録。ここがスタートライン。

東京都陽性者登録センター概要ページ

対象者や支援内容などの詳細が細かく載ってます。コロナ感染後にこのページを読み込むのは倦怠感や熱がある場合は正直キツイです笑

2.MyHER-SYS（マイハーシス）登録

MyHER-SYS

1のコロナ陽性者登録を済ませるとHER-SYS IDはSMSで届く。
マイハーシスとは簡単にいうと2つの用途がある。
・療養期間中に体温や脈拍数などを毎日入力して健康状態を保健所に共有。
・陽性になった証明書の発行。
→保険など加入されている方は証明書発行により保険会社に申請を行うと保険が降ります。

3.宿泊予約

東京都宿泊療養窓口

受付時間：9〜16時
電話番号：03-5320-5997
この番号宛に電話をして宿泊療養をしたい旨を伝えるとホテル（下図参照）が手配され、僕の場合は翌日にお迎え（タクシー※無料）が家まで来ました。

僕が宿泊した先はKOKO HOTEL銀座一丁目でした。宿泊部屋は8階でした。
通常宿泊だと同ブランドの築地店で12,000〜15,000円の宿泊料なのでちゃんとしたビジネスホテルです。

以上がホテル療養宿泊までの申請フローとなります。
陽性となって無症状の場合を除き、倦怠感や熱があると上記の各ページを確認しながら正規のフローを実行するのさえ億劫になるので事前にフローを覚えておくかこのコラムを参考に手続きして頂けたら幸いです。
陽性になってしまった方はお大事にしてください。

最後におまけでホテル宿泊療養期間中の生活と喉の痛みが尋常じゃない場合の対処法や味覚を失ってしまった時の早期回復について自身の経験から助言させていただきます！

ホテル宿泊療養ってどんな感じ？

1日3食無料の弁当

朝8時／昼12時／夜18時に弁当が支給されます。
KOKOHOTELの場合は1Fのロビーに弁当や飲み物がラックに陳列されており、時間になったら弁当が用意できたという放送が流れるので各自でエレベーターでロビーまで降りていって取りに行きます。
唯一、部屋の外に出ることができるのがこの3回のみで1週間ずっと同じ空間に居続けるのは中々のストレスでした。言うなれば「待遇の良い刑務所」を疑似体験したような気持ちでした。

やる事が無さすぎて弁当の販売元がシールで貼られていたので調べてみたところ都内の弁当会社で700〜800円ほどのメニューがHP上にありました。

厚労省が出している「新型コロナウイルス感染症対策事業に関するＱ＆Ａについて」によると弁当代は1食あたり1,500円が補助上限額となっているようです。

ここで問題です。
補助上限額に対して半額ほどの弁当が支給されました。
東京都がホテルに4,500円補助金を出してホテルが2,100〜2,400円の弁当を弁当業者へ発注すると余った金額はいくらになるでしょう？
性善説だけでは成り立たない社会がよく映し出されているなと思いました。参考までに下記の記事を載せておきます。

参考記事
『コロナ療養者、ホテルで「弁当が代金に釣り合わない」…経費を最大７００円分引かれる』
『どうする？コロナ療養時の弁当　不満や批判に配慮重ねて』

ドリンク無制限

朝昼夜に弁当を取りに行く際に併せて飲み物も取りに行きます。
基本的に全て飲み放題でとても有り難かった。。

ペットボトル：水（いろはす）とお茶（お〜いお茶）
粉末：お茶とコーヒー
ティーバッグ：紅茶

その他フード

カップ麺：一平ちゃん　夜店の焼そば（塩だれ味）と東京浅草ソース焼そば
味噌汁：しじみとあさりとわかめ

カップ麺は焼そばのみで流石に飽きてしまい、ただ弁当だけでは足りないという状況に陥っていたところに「弁当が足りない場合は内線ください」という掲示を見つけ内線にすぐさまTEL。

過ごし方

前述したように1日3回しか部屋の外に出られないのでそれ以外の時間は基本的に部屋の中で過ごしました。
宿泊初日〜3日目くらいまでは倦怠感と熱、咳、鼻水が酷かったので薬を飲んでいて副作用ですぐ眠くなり1日10時間前後寝ていました。

それ以降は筋トレをしたり、YouTubeやNetflixでFirstloveを一気見するなど夜更かしをして堕落した生活を送っていました。

ホテル宿泊療養で食事を完全にサポートして頂き東京都とホテル、スタッフの皆さんには感謝しかありませんが、もし3度目の陽性となった際には1度目の時同様、自宅療養を選びます。。
1週間同空間で動けいないのは精神的にかなりキツかったです。。

自宅でも動けないのは同じですが、デリバリーを頼めたり、お気に入りのマットレスとピローで寝れたり、自分の落ち着くスペースがあったり、キッチンがあったりと精神的に楽なところが大きいです。

あれ？味覚がない？？

初めてコロナ陽性となったのがちょうど2022年の1月末で2月末くらいまでは味覚がありませんでした。
食べているのに味がしないというのは想像以上にショッキングな事象でした。
コーヒーは香りが感じずなんだか泥を飲んでいるような味で、肉や魚などは食感だけ感じるも香りも味も一切ないので食べていて悲しくなります。。
その間は塩むすびとタンパク質補給のためにサラダチキンを食べるだけの生活を送っていました。
あの日々はかなり辛かったので味覚がない方には心底同情します。

しかし正確には嗅覚が失われるので嗅覚を取り戻す＝味覚を取り戻すため毎日ハナノアを実践してました。
よかったら試してみてください！僕は3〜4週間ほどで味を取り戻しました！

ハナノア

喉が痛すぎて唾すら飲めない・・・

1度目のコロナ陽性時に訪れた深刻な症状・・・。
この時ばかりは餓死するかもしれないと思ったほどです。
唾を飲むことさえ辛く、水を飲むと焼かれたような激痛が喉に走りました。固形物を食べるのは愚か、水分補給もままならない状態でどうしようかと模索していたところ経口補水液の存在を知りました。
ゼリー状でスルッと通っていく感じが飲みやすく水よりもマシだという事がわかり、2、3日間はずっと経口補水液にお世話になりました。

経口補水液

経口補水液アクアソリタゼリーゆず風味が個人的には結構好きでとても助けられた。。

以上となります！
最後までお読み頂きありがとうございました！！