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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/9/9~2023/9/15)

9月9日(土)


朝4時半起床。散歩に行く。
今日は前々から予定していた毎年恒例のぶどう狩りに行く。朝7時過ぎに家を出て、目指すは山梨県である。ルート的には6月のさくらんぼ狩りと同じで、アクアラインから湾岸線を通り、横浜町田ICから東名高速に入って、海老名からは圏央道、八王子で中央高速に入り勝沼を目指す。朝食は車中で持参したおにぎり、唐揚げ、きゅうりの浅漬など。途中で海老名サービスエリアに寄って休憩し、お決まりのようにメロンパンを買う。さらに中央高速に入ってから談合坂サービスエリアで休憩。ここでは特に買い物はなし。
お昼すぎにぶどう園に到着。このぶどう園は山梨名物のほうとうを食べさせる食堂施設も備えているので、休日の今日はお客さんで賑わっている。我が家はモンちゃんも連れているし、この時期の外食は無理なので、店頭でのぶどう選びに専念する。ブドウ畑でのぶどう狩りも考えたのだが、昨日の台風で足元が少しぬかるんでいたので、高齢の母親の足腰を考慮して取りやめた。店頭に並んでいるぶどうだけでも十分に目移りするほどの品種が並んでいるので飽きない。親戚や友人に送る分を吟味し、自宅持ち帰り用と合わせて爆買いする。

シャインマスカット


スカーレットはやや酸味があって美味


今回一番美味しかったのはこちらの「富士の輝」


親戚や友人への送付分は宅配の手配をし、自宅用は持ち帰ることにしてぶどう園を後にする。片道4時間以上かけて来たが滞在時間は1時間もなかった。まあ、そんなもんでしょ。
帰りにワインを買うため醸造所の直売店に行く。こちらは去年も立ち寄った「白百合醸造所」である。赤ワインと白ワインを1本ずつ購入。赤ワインは今年仕込んだ新物ということで、レジの人に「しばらく寝かせてから飲んでください」と言われた。年末まで寝かせてお正月に飲もうかと思う。白ワインは冷やしてすぐに飲めそう。来週遅めの夏休みで1週間休暇をとるので、その間に飲もうかと思う。
ぶどう狩りとワイン購入という目的を果たしたので帰路につく。勝沼にはもう10年以上通っているので、今更ぶどう狩り以外に観光する場所がない。車でなければワインの醸造所めぐりでもして試飲したりできるが、そういうわけにはいかない。最初の頃は、武田信玄ゆかりの寺社仏閣巡りもしたが、同じところに毎年行くわけでもない。なのでまっすぐ帰るだけ。
帰りは来たときと逆ルート。中央高速に乗り談合坂サービスエリアで買い物をする。圏央道から東名高速に入り、すぐに海老名サービスエリア。ここで夕食用にお弁当を購入する。それとわさび漬けも購入。ソフトクリームを買って食べる。あとはアクアラインを通って帰宅するのみ。そういえば先月から土日祝日はアクアラインの上り線で時間帯割増料金の社会実験が始まっているな。私は逆方向なので影響はないが、ETC料金で通常片道800円のところが1200円になるらしい。渋滞緩和のための実験らしいが、さてどういう結果になるだろう。それにしても、アクアラインができた頃は片道4000円の通行料金が高すぎて利用する人が少なく、値下げしたりETC特別料金ができたりしてそれなりに利用者も増えた。また、木更津にアウトレットパークができて週末や休日になるとそこを目指したお客さんが利用するようになってきた。すると今度は渋滞という事態が起きるようになった。その緩和を目指して料金を割増にするというわけで、なんだかその場しのぎな施策のような印象しか受けない。まあ確かに交通量の予測とかは難しいのだろうが、もう少しなにかできなかったのかなという気もする。
周囲がやや薄暗くなってきた午後6時過ぎに帰宅。購入してきた品物などの荷物を片付けて、海老名で購入してきたカキフライ弁当で夕食とする。

海老名SAで購入したカキフライ弁当


就寝読書は「標本作家」。だが、ほとんど読み進めることなく疲れて寝落ち。

9月10日(日)


朝4時半起床。休日なので少し二度寝してから散歩に行く。戻って朝食。
週イチ恒例の買い出しに行く。スーパー2軒回って食材を購入。ランチにラーメンを食べて帰宅。
午後から千葉に住んでいる遠い親戚の家にぶどうを持って出かける。遠い親戚といっても私もいまだに関係性の理解が定かではないのだけれど、私の母親の義理の姉の母親の兄弟だか姉妹だかの娘が遠い親戚ということだったと思う。わかりにくい。それよりは、亡くなった私の父が働いていた会社の社長がその遠い親戚の旦那さんという方がワタシ的には理解しやすいかもしれない。
訪ねていった先は公営団地の一室。その親戚は、私の家には父の法事のときなど事あるごとに来てもらっていたが、こちらから家を訪ねるのは数十年ぶりだ。私が記憶しているのは、まだ父が健在だったときで社長をしていた親戚の家を訪ねたことがある。その頃は社長ゆえに羽振りもよく豪邸とはいわないまでも一軒家に住んでいた。今回訪ねていった先は県営か市営の公営団地でこじんまりしたスペース。高齢の夫婦が暮らすには少し不便そうな印象を受けた。ご夫婦ともに去年から今年にかけて大病を患い、今はある程度元気になっているようだが流石に老いを感じる。子ども世代からみると親はいつまでも若いと思いがちだが、実際には確実に老いているのだ。少しでも長生きしてもらいたいし、そのためにもできるだけ親孝行しなければと改めて思った。
1時間ほど滞在して帰宅。途中のコンビニでレトルトのカレーと鯖の味噌煮を購入して夕食にした。
就寝読書は「標本作家」。今日もほとんど読み進まないうちに寝落ち。

9月11日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
先週末の体調不良と土日の多忙ですっきりしない一日。幸いなことに急ぎの仕事があるわけではないので、適度なペースで作業を進める。午後は予定時間になったらスッパリと業務終了し、2時間ほどベッドで仮眠をとる。本当は1時間くらいと思っていたが、寝て起きたら2時間くらいたっていた。
もともとメンタルクリニックに定期通院して睡眠薬を処方してもらっているほどなので、私は睡眠が不安定だ。それは子どもの頃からで、自分では記憶はないが、幼稚園のお昼寝の時間になかなか寝なくて先生を困らせていたらしい。その後、学生時代はそれなりに睡眠はとれていたと思うが、それでも寝付きが悪くて深夜まで眠れなかったりした記憶はある。社会人になってからは仕事の忙しさなども相まって睡眠時間が短くなり、眠りも浅くなって夜中に何度も目を覚ますようになった。だが、私が就職して働き始めた当時は『24時間働けますか?』などというキャッチフレーズで栄養ドリンクが販売されていたりして、長時間労働は当たり前だったのと、若くてあまり寝なくても疲労を感じなかったこともあって睡眠不足はむしろ勲章のように思っていた。
しかしながら、それも30歳を過ぎ、40歳を過ぎてくるとだんだん変わってくる。30代半ばに今の会社に転職して官公庁向けの仕事に関わるようになった。官公庁向けの仕事はとにかく激務だ。一時期話題になった霞が関の居酒屋タクシーに私も相当お世話になった。特定のドライバーさんを指定して乗っていたこともある。ほぼ毎日タクシーで帰宅。当時は今のように経費の使い方に厳しいことがなかったので、私の場合は月に40万円くらいタクシーを使っていた。もちろん会社負担である。そんな生活が2年くらい続いて、その仕事が一段落し、今度は社内の業務改革に関わる仕事を担当することになった。社内のセキュリティとリスク・コンプライアンスの基盤を作る仕事だ。これがまた激務だった。セキュリティに関わったため社内で発生したセキュリティ事故の後始末を一手に引き受けなければならず、一度大きな情報漏えい事故があったときは1ヶ月ほぼ会社に泊まり込みで対応に当たった。そんな生活がトータルで10年ほど続いたところで身体を壊した。かねてからの睡眠障害の悪化によりうつ病を発症したのだ。丸1年半くらい休職した。その間に降格処分となり給与も減らされた。減らされた給与は今も元の金額には戻っていないし、今後も戻ることはないだろう。今も通っているメンタルクリニックに通い始めてから15年くらいになるかもしれない。今は働き方改革などということで過度な残業はなくなったし、私自身がもう無理な仕事はしないと決めたのでうつ病についてはほぼ寛解したと思うが、睡眠障害についてはまだまだ十分に改善していないので、今後も長く睡眠薬のお世話になり続けることだろう。
余計な話が長くなった。今日の夕食はチャプチェ。初めて作ってみたがうまくできた。

チャプチェ


就寝読書は「標本作家」

9月12日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前に定例の打ち合わせが1本。急ぎではないがとりまとめを頼まれていた資料をパパっと作成。3週間前に問い合わせしていまだに回答のないシステムサービスの会社に2回目の督促連絡をする。
夕食は、ナスの焼き浸しと自家製のなめたけ。焼き浸しは前にも作って美味しかったので何回かリピートしている。なめたけは、好きでよく瓶詰めを買ってきたりするのだが、ネットでレシピを調べたら結構簡単に作れそうなのでえのきから自分で作ってみることにした。えのき1パックを適量のしょうゆ、みりん、酒、塩、砂糖で味付けしたもの。フライパンにえのきと調味料を入れて中火で水分がなくなるまで炒めれば完成。仕上げにお酢を入れるとよいらしいのでお酢を適量入れる。温かいまま食べてもよいそうだが、やはり少し冷ましてから食べたい。ということで、ナスの焼き浸しとなめたけでお酒もご飯もススム。

ナスの焼き浸しは、夏の我が家の定番になりそう


自家製のなめたけ。もう少し甘さ控えめでも良かったかも


就寝読書は「標本作家」

9月13日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
打ち合わせの予定はなく作業のみ。昨日督促したサービス会社から回答が届き、システムの状況が判明。当面は動きがなさそうだということがわかった。
仕事は午前中で終わらせて久しぶりに近所のスーパー銭湯に行く。大きな湯船にゆっくり使って身体の疲れを癒やし、風呂上がりにはお食事処で生ビールを飲む。食事は大きな穴子天が2本も乗った天丼だ。お腹もいっぱいになったところで帰宅する。

風呂上がりに生ビール


大きな穴子天が2本も乗った天丼


就寝読書は「標本作家」

9月14日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
本日も打ち合わせの予定はなく作業のみ。粛々とこなして業務終了。夕食は冷奴。玉ねぎとザーサイを使った中華風のタレをたっぷり使って食べる。
就寝読書は「標本作家」

9月15日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
長期休暇前の最終勤務日。今日をすぎれば来週は1週間のお休みである。午前中は全社向けのセミナーに参加。特に収穫らしきものはなし。午後にもオンライン会議が1本あり、本日の業務は打ち合わせのみで終了。さあ、長期休暇のスタートだ。
本日の夕食は焼肉サラダ。午後に買い物に行ってお寿司を買ったので、それも一緒に食べる。

焼肉サラダとスーパーで買ったお寿司


文学フリマ大阪に出店したふたつの同人、『ことばのたび社』と『同人倶楽部ほんやく日和』から新刊が届いたのでオンラインショップに登録する。『ことばのたび社』からは「翻訳文学紀行Ⅴ」、『同人倶楽部ほんやく日和』からは「ほんやく日和vol.4」が入荷した。8月以降、続々と新刊が入荷していて、どれも面白い作品ばかり。これはできるだけ多くの読者に魅力を伝えて商品を届けたいなと思う。
就寝読書は「標本作家」

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