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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/5/20~2023/5/26)

5月20日(土)


朝4時半起床。休日なので二度寝して、6時すぎに散歩に行く。戻って朝食。
週イチ恒例の買い出しに出かける。今日はスーパー2軒回って一週間分の食材の調達。ランチにこれまたおなじみのきくらげラーメン。今回はきくらげをダブルでトッピングしてみた。

おなじみのきくらげラーメン(きくらげダブル!)


帰宅して少し休憩しつつ読書など。「私が殺した少女」を読む。あらためて、この本の面白さに震える。時代を感じさせる描写(登場人物たちがほぼ全員ヘビースモーカーだったり、LGBTQに対する粗暴な刑事の侮蔑的な発言だったり)はあるが、ストーリーの構成だったり展開といったものはいささかも古びていないし、これほどに読者を惹きつける魅力的な小説はそうそう書かれるものではない。何回読んでも毎回新鮮に感じるし毎回面白い。
夕食は昨夜作ったチャーシューの残りを刻んでチャーハンを作る。できればもう少しパラパラにしたいのだが、どうしてもベタッとしてしまうのが家でチャーハンを作るときの悩み。

目標はパラパラなチャーハン


就寝読書は「私が殺した少女」

5月21日(日)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
文学フリマ東京に行く。もう5年くらい前からかかさず通っているイベント。最近は知っている方が出店しているので、そういった方々に会いに行くのも楽しみだったりする。今回も、いくつかのブースでいろいろな方々に会い、話をしてきた。もちろん、このフリマでしか手に入らないような同人誌や自主制作本などもいろいろと購入。

文学フリマ東京の会場は東京流通センター


それにしてもすごい人だった。私が会場に到着したのは開場時間より少し前の11時50分くらいだったかと思うが、第一展示場、第二展示場ともに外まで伸びる入場待機列。その大行列におそれをなして、しばらく様子を見ることにした。12時半を過ぎて第二展示場は行列も途絶えてすぐに入れるようになったので、こちらで受付を済ませる。第二展示場には、翻訳ペンギンさんや双子のライオン堂さんがブースを出店していた。他にもヒラヤマ探偵文庫さんも出店していたが、残念ながら今回ブースには伺ったのだがご挨拶すれ余裕がなかった。外の行列もすごかったが、それだけの人が入場した会場内もすごい人。今回の文学フリマは過去最大の出店者で入場者も過去最高レベルのようだ。本が売れない、本を読まないと言われている昨今だが、こういうイベントにたくさんの文学好きな人が集まっているのをみると、ニッチな市場とはいえ文学人気もまだまだ捨てたものではないという希望を感じる。

こちらは第二展示場。第一展示場はこの3倍くらい人がいたように思う


第一展示場に移動すると第二展示場の比ではないくらいの人の波。第二展示場の3、4倍くらいの人がいたのではないか。こちらでは、十七時退勤社のブースでときわ書房志津ステーションビル店の日野さん初の著書を購入しサインを書いてもらう。他に、代わりに読む人の友田とんさんや作家の太田靖久さんにもお会いできた。生活綴方のブースに中岡さんがいらっしゃるかと思ってのぞいてみたが姿は見えず。H.A.Bのブースには松井さんの姿があったが接客中でお忙しそうだったので、ちょっと目を合わせてご挨拶だけしてきた。そして、この日一番お会いしたかったのが本の装ひ堂さん。普段は九州で活動している手製のブックカバーを販売している方で、祖師ヶ谷大蔵に移転したブックショップトラベラーにも出店されている。今回、文学フリマ東京に出店されるということで、リアルでお会いできるのを楽しみにしていた。ブースに行くと、私の目の前で2万円分くらいのブックカバーを買っていく方が。私はコースターを買った。接客などでお忙しい中なので、お互いに「リアルではじめまして」のご挨拶と簡単な雑談をしただけだったが、ネット上でしかつながりがなかった方とこうして実際に会えるというのは、やはりとても素晴らしいなと思った。
とにかく久しぶりにこれだけ大勢の人がいる空間を歩き回ったのですっかり疲れてしまった。気づけば2時間ほど過ぎていて、もうだいたいの目的は果たせたかと思うので会場を後にする。モノレールと電車を乗り継いで東京駅まで移動し、丸善丸の内店をのぞいてみる。その前に昼食を食べていなかったので遅めのランチというか昼飲みで居酒屋に入る。生ビール、カツオの刺身、タコポン酢、ホタルイカの沖漬け、鶏ももの陶板焼など。大丸の地下で崎陽軒の幕の内弁当を購入。これは夕食用。丸善では数冊購入して荷物を増やし、大荷物を抱えて帰宅。夕食は幕の内弁当。

夕食は崎陽軒の幕の内弁当


就寝読書は「私が殺した少女」。読み終わりそうだったが疲れて寝落ちしてしまった。

5月22日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
仕事は午前中に打ち合わせが1本あったが、それ以外は平穏。夕食にはざるそばを食べる。
就寝読書は「私が殺した少女」。無事に読了。

5月23日(火)


朝4時半起床。朝から雨模様だが、少し小降りになったタイミングで少しだけ散歩に行く。だがしっかり濡れた。戻って朝食。
仕事は午前と午後に打ち合わせがあり、夕方には終了する。
オンラインショップで販売を開始していたヒラヤマ探偵文庫の新刊3作(「囁く電話」「ボンド街の歯科医師事件」「ロンドン昼と夜」)がそれぞれ1冊ずつ売れたのと、翻訳ペンギンの「翻訳編吟12」が7冊売れていたので、これらを梱包して発送の準備をする。雨の中を郵便局まで行き、発送を依頼した。
原尞氏の作品、次は「さらば長き眠り」になる。その前に途中まで読んでいた「チェヴェングール」も読まないといけない。自分で仕入れた本だが、ヒラヤマ探偵文庫のセクストン・ブレイク・コレクション第3巻にあたる「ボンド街の歯科医師事件」も読みたい(自分で仕入れて自分で購入しました)。

ボンド街の歯科医師事件(ヒラヤマ探偵文庫)


ということで就寝読書は「ボンド街の歯科医師事件」

5月24日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
打ち合わせもなく作業に集中する1日。午後に業務を終わらせてから近所のスーパー銭湯に行く。月に一度のお楽しみになってきた。
夕食にはサッポロ一番塩ラーメンで冷やしラーメンを作る。茹でた麺を水で締めて、冷やしたスープで食べる。具材は豚しゃぶとレタス、ゆで卵。

どんぶり小さくて山盛り状態になった冷やし塩ラーメン


就寝読書は「ボンド街の歯科医師事件」

5月25日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前に打ち合わせが1本。午後は新しく導入を検討しているツールのトライアル。
就寝読書は「ボンド街の歯科医師事件」

5月26日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前に打ち合わせがあり、だいぶ間が空いて夕方に新規の取引先となる可能性のある会社との顔合わせ。間は新規ツールの検証など。夕食には豚しゃぶサラダ。明日が内科の定期通院で腹部のエコー検査を予定しているため今日の夜8時以降は何も食べられない。明日の朝食も抜きである。こんな日は早く寝るに限る。

検査前夜の夕食は冷しゃぶサラダ


就寝読書は「ボンド街の歯科医師事件」


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