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お出かけ ~堺②~

今日は市場に買い出しに行きましたが、鮮魚店では蟹やら河豚やらを求める人で大混雑!我が家の今度のお正月はひっそりしたものになる予定なので、必要なものだけ買ってさっさと脱出してきました。

さて、堺の続き。
千利休屋敷跡では、また堺観光ボランティア協会の方が屋外なのに待機してらして、説明してくださいました。寒い中20分くらい?お話しいただいて、ありがたいことです。

残っている敷地は大分狭くなっているようです。

で、その向かいにあるのが堺観光の一番の目的だった「さかい利晶の杜」です。妙喜庵待庵と北野大茶湯で利休が作ったとされる茶室の二つの復元を見たかったのです。

コロナ下ということもあり、見学人数も時間も制限されており、入口でまずは見学予約。立礼席のお茶も申し込みました。どちらも有料です。

お茶室の見学は、申し込んだ時間帯はわたし一人で、10分のみですが、係の方に質問などもでき、あちこち立ったり座ったりしながら好きに拝見することができました。この日は晴れていて、冬至前の時期にしてはかなり明るい日だとのこと。雨や曇り、時間帯、季節によっても日射しの入り方にかなり変化があるようです。可能なら条件の違う時に行って何度も見たいものです。

立礼席は表千家・裏千家・武者小路千家が、お菓子は天神餅さん、丸一菓子舗さん、宝泉菓子舗さんと堺のお菓子屋さんが交代で担当されていて、この日は武者小路千家さんのお点前を拝見しながら、丸一菓子舗さんのお菓子をいただきました。お菓子やお抹茶のいただき方を記載したリーフレットもあり、もちろん説明もしていただけるので、ご存知ない方も気楽に楽しめると思います。

茶の湯館、与謝野晶子記念館も見学して、帰りは南海電車で大阪市内に戻りました。下調べをあまりせずに行ったので、機会があればもう少し準備して、また訪れたいと思いました。

今年は、茶道への関わり方にも色々変化のあった年でした。お教室の門を叩いてくださった方に、まずは感謝。教えたいということを周囲に言うと、案外応援してくれる方が多く、驚きながらもこれまた感謝。noteも始めてみましたが、読んでくださったり、何等かのアクションをしてくださる方にも感謝。多くの方に支えていただいているのだなぁと思った一年でした。本当にありがとうございます。

来年も引き続き、御覧いただければ幸いです。
よいお年をお迎えくださいますよう。

写真の菓銘は「かぶら上用」。
12月らしいお菓子ですね。

最後のお稽古の後、右から左に黒文字を替えました。寅模様はまた11年後に・・・・。




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