なんにもない日

特になにも書くことがないなーっていう日もある。例えば今日。

忙しくても、忙しくなくても、嬉しくても悲しくてもなんであっても、あっという間に日は過ぎていく。そんなことを思う仕事の帰り道。

あまりにもエッセイ書いてないなーと思って、半分義務感、半分勢いで書いています。きっと長文を書くと私は疲れてしまうから、短くいこう、そうしよう。最初から低い目標を決めると、自分にかかる負担が軽くていい。そういうの大事だと思う。

いま私は、立ってる人もちらほらいるけど、座れないほど混んでない電車に乗っています。電車の中で持ち帰り仕事をするのをやめてから、なんだか電車の中で過ごすこの帰りの時間がゆったりしたように感じます。
外の景色を見つめたり、同じ車両に乗る人たちを観察したり、今日あったことを思い返したり、夕飯のことを考えたり…忙しく働いて失ったエネルギーを取り戻すような、こののんびりとまったりとした時間が、私は好きなんだなぁと思います。ちなみに今は他の電車の通過待ち。
私はゆったりと長椅子に座って、この文章を書いています。頭の中に流れているのは、父がよく好きだと歌っていた「なんにもないなんにもない、全くなんにもない〜」という歌。歌詞が合ってるかは分からないけど。おそらくはじめ人間ギャートルズの歌だったはず。違ってたらごめんなさい。

きっと、記憶に残るほどの、特別に嬉しかったり悲しかったりっていう日はあまり多くなくて、こういう特になんにもないような日の積み重ねが日常なのかなぁ、なんて思います。でもまるっきりおんなじ日なんてのはないわけで、だからこそ一日一日がかけがえのない日なんだよなぁと思います。なんにもなくたって、かけがえのない、大事な一日。

だから、そんななんでもない、それでいてかけがえのない大事な一日を乗り切った私へのご褒美として、ラーメンを私の身体に捧げてやろうと思います。

なんだか、深夜ラーメンをキメる背徳感を消すための、私へのフォローの文章になっちまった。

まぁいっか。トッピングはメンマにしよ。
今日はこんなところでばいなら。

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