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虫歯にならないように歯磨きはするのに、身体のケアは…?

先日、
身体に痛みがあって、どうにもならん!
という方の施術を急遽しました。
 
 
この方の要望は、
右脚の痛みをとること。



 
 
軽擦から、
 
●左側の咬筋(そしゃく筋)が緊張して固い
●側頭部が緊張して張っている
●右側の首が緊張
●右側の方が内側に巻き込んでいる
●左側の肩の可動域が狭い
●左上半身が潰れている(腔が潰れている)
●お腹が固い(特に左側)
●左側の骨盤が外側に倒れている
●左脚全体がかたく緊張している
 
 
といった全身のバランスの崩れが
見えてくるわけだけど、
結局は、
身体の腔(空間)が潰れてしまって、
身体が筒状ではなくなって、
自分の身体が柱のようにドーンと
安定して立ったり、歩いたりできなくなっていた。
 
 
本来頑張らなくてもいい筋肉が
頑張ってしまい、
その頑張らなくていい筋肉が
緊張して、固くなって、ねじれて、
縮んで、折れまがって痛くなるわけ。
 
 
私は、
痛みがある!と来られても
痛みをとるために、消すために
施術はしません。
 
 
全身のバランスを整えることに
集中します。
 
 
全身を筒状に、柱のように
ドーンと安定するように
身体のねじれを ゆるめて とっていって
潰れたところを膨らませていきます。
 
 
結果、
筒状になった身体は、
頑張ってバランスをとることもなく、
無駄に力を使うこともなく、
機能的に動けるようになるから、
痛みは自然ととれていくわけです。
 
 
痛みが出てから
身体をケアするのではなく、
虫歯にならないように 歯磨きでケアして
予防するのと同じように、
身体も毎日数分でもいいからケアをして
コリ、歪み、痛み、病気から
自分を守る、良くしていく、
意識を向けていく。
 
 
歯磨きはするに、
自分の身体と向き合って、
ケアをしない人が多いのは
なんでだろう?
 
 
それは、
痛みは多少あっても、動けているし
まさか身体が悲鳴をあげているなんて
思わないから?
 
 
そもそも、正しい状態、楽な身体を
忘れてしまっているから、
今の状態を普通の状態と思っている?
 
 
理由はなんであれ、
痛みがあっても無くても、
体調が良かったとしても、
自分の身体に意識を向けて、
どんなコンディションなのか
自分に聞いてみる、感じてみること。
 
 
昨日より身体は
軽い?
やわらかい?
固い?
重い?


寝っころがった状態で
右と左の差を感じる?
 
 
感じることはあるはず。
 
 
そこから、
心地よく、楽に、リラックスするには
どうしたらいいか、
どうしたいか、を自分に聞いてみる。
 
 
何をするにしても
自分の身体が、心が、
一番心地よくいることが最優先!
 
 
これをないがしろにして
自分らしくある、なんて
できっこないです。
 
 
まずは、身体が ゆるんでいること、
楽な状態でいること、
軽い状態でいること、
できるだけ整った状態でいることが
全てのことが開けてくる
第一条件であって、絶対条件です。

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