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raraが遠くに居るからこその

「片想い」が
苦しくて 切なくて・・・相談者さんに対して
「片想いは悪いことばかりじゃない!」
わたしなりに 答えて来た
「想い」は かならず届くとは 限らない
実の親子でさえ そうなのだから とも

それは その考えは
若い頃から だったんだ!
産みの母・親権を持った父にさえ 
姉・わたし・妹 3人が 置き去りにされたり
養女に出されたり 
おとなは よく「止むに止まれぬ」を口にするけれど
そんな 理屈は 所詮 勝手な生き方の一つでしかない

親でさえも「我が子を」
比べたなら 生まれも育ちも異なる 誰かを
誰かの言葉を 聞き分けたり・理解したり
それは 最初から 無理と承知の上で 
こころの向き様を 意識しなくては いけない
相談者さんに 言葉を添えるわたし・・・冷たいかな

そんな わたしが 接客営業マンとして
ほぼ半世紀を生きて来た
向かい合う 初対面のお客様に対して
頼れるのは 自身に備わる「第六感」だけとすれば
お世辞でもなく 褒め言葉でもなく 根底に眠り
わたしのアンテナを揺らす こころの叫びでしかない

じかんは限られている 終活高齢者だから
多くを望まれたとしても 自ずと限界がある
仕事だって 未だに 現役を謳い
糧を得なければ ならない身
但し 自身は 一切の贅沢とは 無縁の暮らし

とにかく 子育てだけは 頑張って欲しいな!
その考えを携えて生きているから
アンテナを揺らす出逢いがある

実の母は 47歳で亡くなる前に 四十数年ぶりで
再会して 会話をしたとき
「若い頃から苦労して来たから 出た大学で心理学の
勉強をして 若いひとたちのカウンセラーをしていた」
わたしに 言った(実母は公務員小学校教師だったが、離婚と共に妹を養女に出し、職を辞して旅人となってその後を生きた)
じぶんの人生を そう振り返って生きた実母を
可哀想なひとだな!再会の嬉しさよりも 哀しみが
いっぱいに溢れたわたし
じぶんの苦しみは 過大に感じるのに
我が幼子3人のことは 詳しく聞こうともしなかった母
国家公務員で国鉄職員だった父も 似たようなことで
姉とわたしを置き去りに 生涯を旅人として生きた

わたしの両親は「旅人」です!
ひとに聞かれたときは そう答えて来ました

「子育てよりも 優先することはない!」
わたしの 人生訓で
「趣味は子育て」自認の人生を わたしなりに
後悔していない

近くに居て
ありがとうを 聞けることよりも
遥 遠くから 声援を送り続けたい
raraが  そして 3姉妹ちゃんたち 皆んなが
片親だから!と
世間から 後ろ指を指されぬことのために
更には シングルマザーさん乍らも
「よく頑張って 皆んな良い子に育っている!」
母の頑張りを邪魔しない様に!

細やかながら 残されたじかんを尽くしたい

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