タイプ4についてのよしなしごと

こんにちは~

ネットに散らばっている
エニアグラムの情報って
玉石混交で
タイプに関する説明でも
諸説ありますよね

海外でも
やっぱりタイプ4は
よく論争のネタになっていて

「こんなのはタイプ4じゃない!!!!」
「お前らはT3/T6/T9の世界観に汚染されていてまともに世界が見えていない!!!!!!!!」
「これはT6!あれもT6!!ぜんぶT6!!!!!!!!」
みたいな?

なので!
もう面倒くさいので~
私の思いを
ここに書きます!!!

*お断り*

今の思いを書いてるだけなので
そういう目で見てください

私は自分のタイプを
そこまで確信してないので~
「自分であること」に拘り続けて
人生を硬直させてるタイプはどれだったかな~?
どれだろ~?わかんないね~?
(△469(順不同) SOとして4以外の感性が混ざってるかも)

言葉足らずになってるな~とか
その他様々な理由で
適宜加筆修正すると思います

各トピックは独立しているので
前から読まなくても大丈夫です!

最終更新20240416


私的タイプ4の定義

「納得づくの人生を生きようと自分を探し続ける人」
私はそう生きてきたつもり
決して言葉ほどカッコイイ
生き様では現実はないけどね~

ネガティブな言い方するなら
「愛されてるという実感が持てない人」
といってもいいかもしれない…

欲しいもの

自分を生きる人生
存在そのものだけで皆に望まれるような"自分"であること
自分が認める"自分"を認められること
それらを望む心を理解する近しい存在("救世主")
*私が思う「救世主」は自分と対等な存在で「二人だけの世界に連れてってくれる最高のパートナー」という感じ

いやなこと

自分が有象無象
個として認識されないこと
自他問わず(特に心のありようが)ダサいこと
自分に嘘をつくこと

"自分"とは

煌いた感情のこと

精神構造

(生育環境における何らかのイベント・状態)

「私は素でいるだけで疎まれ十分に愛されない」
内省↓  ↑苦悩
「何かが欠けている」
希望↓  ↑羨望
「未来のどこかに私の望む人生があるはずだ」

なぜか愛をくれないので
世界は基本的に敵だけど
諦めが悪い
*敵というか異空間というほうが近いかも

闇の奥底に沈んで暗闇の中で
それでも光を探し続けるような
精神性で
構造的に心が強い
(というより強くないと維持できない構造)

もしかすると
無意識の奥底に失われた
過去の栄光に
その強さの根源があるのかも

心の奥底で
自らは闇に向き合いよく考え
わきまえている人間と思っているので
そうでない人間を見下しがち

美意識は
深淵にあってなお存在した光を
伝えようとしているのかも

タイプ4を生成するイベント?

私はいくつかパターンがあると思ってる
対象関係の説を借りるなら
「家庭(あるいは両親の両方)に不満」だけど…

パターン1
最初は愛されていてちやほやされてたけど
突然もしくは徐々にそれが失われた
「高いところから平地に落ちた」

パターン2
最初から両親が十分に正しく愛してくれなかった
「平地から地の底に落ちた」

どっちもダメージ(落差)は一緒
私は前者

対象関係"Frustration"は
あってると思ってて
そうなる気質なので

元々比較的
要求の多い精神性だと思う
ありていにいうならワガママ

ああ
あと良く思うのだけど

対象関係の議論って
フロイトとも繋がりがあって…

だから比較的本当に
「幼少」の頃の話をしてるんだよね
せいぜい10歳ぐらいまでっていうか

私はその辺は詳しくないけど
一つのモデリングに過ぎないと
思ってるから
対象関係は
組分けの結果だけ使うのが
いいと思う

あ、私が言いたいのは
対象関係の最初の「型」が決まるのが
10歳ぐらいまでっていうのが
通説だよってこと

対象関係の言ってることは
「その型が内面に概念化されて
 延々繰り返されますよ」だから
10歳以降が無意味ということではないよ~

幼少期に抱えたまま
隠し持ってる怨念を
晴らそうとしてるって思うと
私の来歴と合うって思った

エニアの捉え方

精神構造の類型と考える

エニアは性格の類型として
扱われることが一般的だけど…

「性格」と言っても捉え方があるし
日常会話で「性格」と言った場合
「振る舞い」「傾向」「特性」の
イメージじゃない?
(往々にしてスケープゴート的な
 色彩も帯びてるけど
 それはまたいつか)

でもエニアは元々の考えとして
そこはタイピングしていないので
枝葉として参考程度にとどめ
根の部分である

「なぜそのような振る舞いや傾向を持つのか」
に答える精神構造を
定義のよりどころにする

古代からの観察と目的を重視する

エニアの場合
今に到るまでに
様々な知恵を取り込んできた
歴史があると思うのだけど

もともと
「人間の精神の変容を目的に開発されたもの」
という認識が大事だと
私は思う

なので端的に言えば
Gurdjieff / Ichazo / Naranjo
この3名の相互作用が性格類型として
エニアを定義づけたのであって
ここから外れるものは
良くも悪くも「再解釈」って考え

それらも依然として
エニアとは言えると思うけど…
矛盾がある場合には
Naranjo側に寄せる感じ

といっても現実的に
根本のレベルで矛盾してるのは
知る限りだと
Big Hormone Enneagramぐらいかな

また性格類型の前身である
"Protoanalysis"と言う
Ichazoがまとめたものも参考にする

Protoanalysisは
陰陽五行との繋がりもありそうで
単純に興味深かったりも

私がこれを言うのは
私はエニアのことを
「現実の観察を重視してきた
 ボトムアップの知識体系」だと
思ってて

そこがまさに
好きなところだから

仮想的な人間を
予想するのではなくて
現実の人間を理解しよう
という思想が
好きだから

各概念の扱い

"囚われ"などの基礎的概念

所与のもので
定義として考える

  • Holy Idea(聖なるアイデア)

    • 精神的な理想

    • 自我の思考回路の外にあって認識できない普遍的真理

  • Virtue(美徳)

    • 感情的な理想

    • 自我の思い込みによって失っている感情

  • Fixation(自我の固着) / Trap("思考の"囚われ)

    • 精神的な戦略、自我を固着に押し留める思考のパターン

    • 自我としての"正義"

  • Passion(悪徳、"感情の"囚われ)

    • 自我を固着に押し留める感情的なエネルギー

    • 自我を飢えさせ活動に向かわせる特定の感情

「対象関係」を積極的に活用する人は
これらの概念にも沿わない場合があるけど
私はそうしない

何らかの要因(先天的、後天的の両方)により
「自我の固着」つまり精神構造たる
妄執的な考えと思考体系を持つに至り
「囚われ」によって
その考えは延々と強化され続ける

と理解

なお「対象関係」は
上でいう「何らかの要因」として
「自我の固着」を再解釈するものとして
位置づけられるのが一般的

"根源的"~ Basic/Core Fear/Desire

根源的恐れと根源的欲求は
"Trap"を言い直したものだと思う

なので定義としては扱わないけど
私は正しいと思ってる

これらは大半において
無意識的だと思うけど
「欲求」は意識すれば振る舞いから
逆算できると思うし

「恐怖」の方が危険に晒される状況だと
その穴埋めをしようと必死になって
反応的になるのが分かる
(いわゆる「地雷」)

よく内省をしている人なら
意識下にあっても
不思議ではないけど

言語化された状態で
意識しているのは
違和感はあるかも
(意識できている
 →囚われから自由になれる
 →そのタイプではないかもしくは
 健全で意識的な選択ができる状態)

私の場合
根源的欲求は
普通に表層の顕在意識にあって

根源的恐怖は
私はあまり意識してないけど
言われたら分かる

エニアは自我が強い前提で
話が作られてるから
自我が弱い人や
無意識へのアクセスが容易な人は
合わないところがあるかもと
思ったりもする

私はたぶん健全ではないから
この点は心配無用

センター Center of Intelligence

所与のもの
これはGurdjieffから繋がる大前提なので
これを放棄するなら
「新しい性格類型(R)」とでも言って欲しい

区別さえできればおk

対象関係 親との定位 Object Relations, Dominant Affect

最近人気の分類だけど
定義としては採用しない

これを「自我の固着」の代替にする流儀と
そうでない伝統的な流儀で
タイプの定義が違うと思うので

でも結果としての
3つの分類自体は
あっているように
私は思う

3つというのは
"Attachment" / "Frustration" / "Rejection" のこと~

定義として考えず
仮説の土台として考えたら
面白いって思う

たとえばT4とT9って
対象関係の軸で言えば真逆で
悪感情の取り扱いあたりに
そこが反映されてるけど

トライタイプ49xの人は
どうやってうまれたの?とか
気になったり

ホーナイ Hornevian

RisoとNaranjoで定義が違う
Risoの定義がメジャーだけど
特に「追従型」は論争の的みたい

私的には
Naranjoの方があってると思うけど
傍証として参考程度にして
定義にはしない

3択を2回でタイプを決める診断は
これとハーモニクスの掛け算だね

T4はどっちの定義でも
遊離型(moving-away / withdrawn)で
あってるとは思うけど

私は日本語の資料だと
追従型もありえなくはないかな?って
考えたりはする

ハーモニクス Harmonic

知る限り論争はないけど
これも傍証
体感としてはあってると思う

自分が"反応的"と
認識できるのは
何らかのやらかしをした後に
振り返ると

そのとき瞬間的に喚きだして
感情の赴くまま
普段は出さない全力を
出していることが
分かるから

生得本能 Instinctual Stack/Variants

エニアのタイプとは無関係に存在し
自我の戦略は
生得本能の欲求を満たすために
動員される

という考え方にする

まず本能があって
自我がそれのために働く
という感じ

なので
タイプは本能によって変わらず
お客様である
本能のオーダーが違うだけなので

サブタイプという言い方は
適切ではないといえば
そうかもだけど

振る舞いを見るだけであれば
結局は掛け算なので
3 * 9 = 27 タイプの表現(サブタイプ)が
エニア的にはあると考えても
いいと思う

ポイントは
生得本能に関係なくあてはまる
「精神構造」が
エニアのタイプの定義としては
ふさわしいってところ

だから自分のタイプなら
本能がどれでも
分かるところが多いはず

この解釈を採用すると
ウイングもトライタイプも
すべて生得本能の強度は同じで
揃うはずだけど

まあ
どっちでもいいかなって思う
コアタイプが分かれば
とりあえずおっけー

ウイング Wings

タイプの定義としては
不要だと思う

ただ
Ichazoは自我の力学に則って
各タイプを順番に
円の上に配置したみたいで

例えば
T3とT5が引き合いをする中で
その均衡する点にT4が生まれた
という考え方なので

力の均衡が崩れれば
隣り合うタイプに寄っていくと
考えることができて

両隣の自我は定義上
最初から持っていると
考えることもできる

なので
頭の片隅には
いれてる感じ

統合・退行 Lines

あると思う
近しい人間を見ていても
セキュリティポイントは
あるように見える

あと
全タイプがそうかは知らないけど
Ichazoは
「統合先のタイプは統合前のタイプの無意識の表現」
として配置してることが多いみたい?

そうすると
「意識下にある自我の囚われを
 緩めることで無意識が表出する」
と解釈できて
なんだかユングの劣等機能みたいだね

変六角形("Hexad")の繋がりのうち
2→4のラインだけちょっと特殊っぽい
(意識⇔無意識の関係性ではない)

統合先や退行先の
タイプに「なる」って
考え方じゃなくて

コアタイプは「元々」
ラインで繋がってるタイプの性質を
隠し持っていて
条件で発動するって
考えるとよさそう

こうしておくと
トライタイプを考えるときに
どういう順番で
タイプの性質が現れるのかって
考えやすいし

状態のいい人を見たときに
コアタイプ自体の性質と
統合先の性質が
「同居」している感じがするのも
解釈しやすいって思う

健全・統合

自タイプ(自我)の選択・行動に意識的になり
現実に即した選択肢を選ぶようにすること

単にそれまでの行動を
やめろということではなくて

自動的に
いつでもそうするのはやめて

意識的に
有効な選択を取るようにして
自我のいいなりにならない
ってことだと思う

同じタイプの人でも
健全度で見え方が違うのは
気に留めてる

トライタイプ

タイピングには邪魔って思ってる
最初はコアタイプだけ考えるほうが
シンプルで分かりやすいと思う

ただ自分の行動とか
内面を見つめていると
確かに全センターの要素があって
その中でも好みがあるんだよね

だから理論自体は
意味があると思う

ウイングとか統合とかと違って
トライタイプは
「順番に一時的にそのタイプになる」って
スイッチがあるようなものって
私は解釈してる

でも
エニアのタイプ自認を
自信もって決めるには
結局全タイプのことを
よく知らないと
難しいかもしれないね

トライタイプを
自信もっていえたら
エニアをよく理解してるって
言えそう
私はまだまだ

各種特性や振る舞いや俗説の雑感

独自性・唯一性 - Originality / Uniqueness

意識的にはあまり求めない
でも望んではいる

多分私の感覚に一番近い言い方は
「自分がそうであってほしい」
「自分がそうだと嬉しい」

「求める」という言い方だと
「自分がそうなるように
 積極的に意識的に努力する」
というニュアンスに感じて違うと思う

「私は生まれながらにして
 私だけにしかない何かを持っていて
 私にしっくりくる生き方があるはず」
という感じかも
"確かな"存在意義を感じたいって感じ

タイプ4の特徴の中で
一番無意識的だと思う

表面的には
「違いに(他者との差異という意味で)うるさい」態度として
出てると思う

思い起こせば
ピアノひとつ弾くのも
体育で体操するのも何だって
自分のやりたいようにやりたくて
何でも独学でやらないと気がすまなくて

そういうのも
これに該当してたのかも

「独自性によって人を引き付ける」
って言われたかたをすると
「う~ん?」って思うけど

「自分が自分でありながら
 人がなお居ることを望む」なら
そういってもいいかも?
という感じ

審美眼・美学 - Aesthetics

客観的にどうかは知らないけど
私は誇りにしてる

これが鋭いのは大事なこと
ここを突っつかれるのは痛い(恥ずかしい)

ここに拘りがあるのは
どーしてだろーね?
10代の頃からさして理由もなく
「感性が鋭いのは優れた人間」
「私は良いものが分かる人間」
みたいな思い込みがある

優越感 - Superiority

あえて表現したいとは
思わないけど
私は隠し持ってる

タイプ4は?

「ある」とする典拠が多いけど…

でも「優越感」は少し語弊があるかも
「自分は(地球上で)数少ない『分かっている』人間」という感じ?

優越感を「求めている」わけじゃなくて
「もともとそうだと思っている」感じ
「私は生まれつき優良な天才だ」みたいな?

一般にタイプ4の説明で
「深み」だとか「感性」だとかを
やたら強調したがるのは
たぶんこの辺から来てる
(私自身はそうではないと思うし
 診断で出てきてもチェックしないけど)

でも語弊あるかもだけど
私は自分を適切に表す表現は
鼻につくイヤなやつという
皮肉もこめて
「没落貴族」だと思ってたりはする

劣等感 - Inferiority

私の感覚としては
これはちょっと特殊で
「本心ではそう思っていない」のだけど
(「優越感」の方が正確な認識に思う)

「自分に何かが欠けている」とは思っていて
それを持ちえている
周りの人々や世界には
苦々しい思いを抱いている

「何が欠けているのか」は
分からなくて定まらない
そのときどきによってあれこれ

本当に劣等感を感じることも
あるにはあって
そのときはものすごく病むけど
それは自分に対する怒り

優越感とあわせて
何かと比較しちゃう軸は
持っているということだね~

「優越」していたいのだけど
「欠けてる方」に目がいきがちって
感じと思う

罪悪感 - Guilty

私はほとんどない
もちろん悪いことをしたと
自分が思えば感じるけど
そのようなことが滅多にないし
常在の気持ちとしては存在しない

ここでいってる「罪悪感」は
単に「自責の念に駆られる」とは
私は区別してて

善悪の概念を私がもってることについて
自分を悪とみなしたときに
感じる気持ちのこと

「あああああ~ほんっと~にごめん」←罪悪感
「あっ…やべ失敗した…馬鹿なの死ぬの」←自責の念
という感じ


ただ人に何かを望むのは
負債を抱えたような気持ちに
なるといえばなる

一般的な説明としては…

SO4は
他人に何かを望んだり
怒りを感じたりすることに対して
呵責を感じる

SX4は
むしろ罪悪感を感じないために
他人に転嫁する

SP4は
罪悪感でどうこうしない
自己改善に注力する

T1に比べた場合は
T4はまだ罪悪感を感じる方

ということで
SO4は近しいものがあるけど…

私は自分の行為によって
他人が「本人の本来の姿形から歪む」ことがイヤ

ん?あれ?
でもそんなことって実際あるの?

本人も望まぬ変化を
その心に起こすかはわからないけど
とにかく私はそれがイヤ

自分の存在が負担になって
その人を
ゆがめる存在であることがイヤ

だからちょっとやそっとで
折れない人は安心する

でも「影響を与えたくない」というのも
語弊があってちょっと違う
「望んで影響されてほしい」の方が近い
「あるがままが一番嬉しいけれどそれを望むなら」という前提つきで

あと同じ理屈で
理由は違うけど
私は嫌いな人には何も言いたくない
まかりまちがって
そのことがきっかけで
その人が"成長"するのがイヤだから

悲しみ - Sadness

私の心を満たすデフォルト
これは明確

といっても
いつもうっすらとあるだけで
普段から悲嘆にくれているという
わけではない
(そういう時期もあるけど)

遠く失われた愛を求める気持ちが
うんと薄められてそこにある感じ
消化しきれなかった悲しみの澱が
沈んでいる感じ

空虚感 - Emptiness/Vacant feeling

本当のところ
自分が空であるという感覚
私はある

たぶんT5も持っているけど
通説では
これはハートセンターの
奥底にあるもの

承認欲求

ないこともない、ぐらい
これに魂を乗っ取られたりはしない

これはハートセンターの呪いだと思う

競争的 - Competitive

競争心はないようである、ぐらい
競争は嫌いだけど、ね
競争したいわけじゃなくて
「優越していたい」だと思う

芸術的 - Artistic

私がそうとは言えない
自伝的なのはそう
過去の自分を見て
「やるじゃんこいつ」とか思いがち

ただ
タイプ4と芸術性が
繋げられるのは
それなりに意味があると
思っていて

もちろんどのタイプも
誰だって芸術的になれると
思うのだけど

自分のアイデンティティを
確かめたいというところと
自己表現をしたいってところが
地続きなんだよね

自分の中の真実を見つけて
表現するというのが
生きるモチベになるところは
あるって思うから

程度によるとは思うのだけど
「そういう欲求がある」
「アウトプットしたがる」というのは
タイプ4である要件に近いと思う

これは
「一人称がやたら多い」傾向と
本質は同じ話だと思う

どこか「自分をシェアしたい」ところが
あるのかもしれない
こう書くと
ハートセンターだな~って思う

創造的 - Creative

そういうのは好きだし
そういう自分ではありたいけど
客観的に見てそうかは疑問

たまに人から言われても
「えっ何が」と思う
(そう思うハードルの低さに驚いてる
 ほめられてるくせにね)

自分が創ったものは
何であっても愛してはいるね

それは"自分らしさ"の
半身なのかもしれない

恋焦がれる - Longing

うんそう
自分が
素晴らしい世界の
素晴らしい瞬間に
素晴らしい人間とともに
生きることをね

いや
自分は別に
素晴らしくなくてもいい
他はほしいけど
自分は心が
生きていればそれでいい

羨望と妬み - Envy

「羨望」は私にとっては
"普通"に対するヘイトの言い換え
…冗談だけど半分本当

"普通"は羨望の対象だけど
蔑みと復讐の対象でもある

羨望は
自分とは異質なもの
遠いものに対して
思うことが多い

自分の調子が悪いときは
めちゃくちゃ生まれる
調子がいいときは
そんなに感じてない

妬みは
同じ"土俵"に居る
近しい相手に
より憎悪を伴って
思うことが多い

"土俵"は
私が内心勝負したいと
思っている領域のこと

"自分の世界"と
言ってみてもいいと思う

「近しい」は
人間関係かもしれないし
人間性かもしれない

こうして書いてみて思うのは
たぶん
「モノサシが同じところで敗北した」
ということを
感覚的に主観的に
感じ取ってしまうから

幻想の輝かしい自分に傷がつく

私が競争心を「ない」とは言わないのも
そういう感覚があるから

本物・本当の自分 - Authenticity

自らの感情の
あるがままであること
感情の嵐の中で
なお強く立ち続けること

一時の感情に一体化するのは
間違いだよっていうのが
エニアの教えるところで
思い当たるところはあるのだけど
まだできていない

それをやめようとするのは
「自分」に逆らっている気になる

ナル(シ)シズム - Narc(iss)ism

シ2個とか邪魔じゃない?
probablyだって"bab"なんて
まじめに発音しないんだからさあ?

私は自己愛はあると思う
それも結構強くて
自撮りとか鏡とか好きな人

でも
愛が強いのと
健全に愛せるのは
別だねって思うよ

私は今はもう
昔ほど自己嫌悪に
苦しむことはなくなったけど
前はもっと強かったな~

無償の愛を求めてるくせに
自分のことを無償では
愛せないんだ

見捨てられ不安 - Fear of Abandonment

私の場合
これは「不安」というより
「どうせ消えるんでしょ」みたいな
諦念に化けているかも

そのせいで
一定以上の距離に近づく気に
中々なれない感じ

でも時折
それは言わば"緊急避難"である
認識はもってて

本気になったら関係ないし
諦念といいつつ
やっぱりいつも傷ついてたりする


これは対象関係でいう
"Attachment" "結びついている"
タイプなのでは?という意見もあり

「人と繋がりたがるのはT4じゃない」
という説もあるけど

私は自分の根底に
寂しさがある自覚があるので
今のところSOで説明はついてるけど
これがT4でありえないなら
私が違うと思う
腐ってもハートセンターって
考えるのがいいと思う

理解してほしい?

私はYES
でもこれは
ちょっと説明が必要かもね

「ちゃんと」理解してほしい
というのが一番大きいと
私は思う

通説にある
「簡単に理解されるのはイヤ」は
それが表面的な
うっすい理解だと思わせるのと

天才は凡人には理解できない
という二つの論理があるけど

後者は後付けの都合のいい
言い訳みたいなもので
(簡単に理解できるものが
 理解されないってどういうこと?)
本心とはちょっと違うって思う

「本気で理解しにきてほしい」が核心で
「そうさせるだけの何かがある」のも
嬉しいところだから
簡単に理解できると
これらが消えてしまうね

だから実は
「理解しにくる」ことが大事で
「理解した」という結果は
要らなかったりもする

どのみち人は理解できないの
でも理解したいという思いは
宝物だよ

生育環境

対象関係の解釈と繋げて議論されがち
「幼少の頃に何を感じて受け取ったか」が
私は大事だと思う

だから客観的な状況では判断しづらい
私は両親に不満はあっても
虐待だとか機能不全だったとかはなくて
成人するまで愛を以って
育ててもらったとは思ってる

対象関係の話をするなら
T4は"Frustration"であって
"Rejection"ではないので
「良いものが外界にあること」を
諦めたりはしていないと思う

つまり
完全に自立的自責的な考えには
ならないってこと

自分にせよ他人にせよ
良いものであることを
依然として期待していて
それが満たされないから
定常的に不満を抱えてる

虐待がT4を生む要件なら
私は明らかに外れると思うけど
要件であることはないと
私は思う

基本的には育ちは健全度に
影響するもので
どのタイプにもありそうだけど

傾向レベルの話をするなら
SP1とかT8はあるかもしれないってぐらい

個人的にはT5の人にもちょっと
そういう暴力的な背景の匂いは感じる

T3/T6/T9は
"Attachment"「愛着」の名のとおりで
ネガティブな家庭環境を
考えにくいのはありそう
少し漁ってみると
"Bad Attachment"というのがあるから
T3/T6/T9が特別どうってこともなさそう

自認迷子

私は結構するけど
通説ではT4は迷子にならない
T6とT9はめっちゃ迷子になる

T4/T5は似てるけど
気質がぜんぜん違うので
そこを見たら迷わない

私の感覚でいうなら
T4は「しっとり」。「水」とか「深い森」
T5は「からから」。「風」とか「砂漠」

ただT5はT1/T6/T9あたりとは
似ているからそこでは迷うのかも

トライタイプの考案者である
キャサリン(Fauvre)なんかは
「T4/T5で迷う?ならT6」とか
言い切ってたり

自分はともかく
T4が迷いにくいのは正論だと思う

エニアは内面の精神構造を
タイプ分けしてるし
実はそこはシンプルだから

「内面の精神構造が
 大きく違うもの同士で迷うのは
 精神構造が見えるほど
 内省できてない証拠」
と言えちゃって

じゃあそれは
T4ではないですね
ってなる
(T4は自分の内面を
 そればっかり常日頃から
 考えてるタイプ)

でも正直
内面と定義の両方が
明確に理解できてないと
決められないって思うから

言いきるのは
極論がすぎると思う

迷ってる両方のタイプの
リアリティが強くないと
難しいって思った
(強弱が判定できないから)

自認タイプが嫌い?

私は好き
INFPにしても
IEIにしても
T4にしても

この辺は怪しい要素だと
自分でも思う

エニアはある意味
欠点のタイプなので
一般論としては
タイプ像が理解できたら
「自分がそのタイプと思いたくない」と
思いそうではあるかも?

でもT4はどうだろう?
私は一般に欠点と目されることでも
よく自分を捉えている
と思えることなら
言われて嬉しい方

だってそれが私だし
というか
自分がイヤ!と思う生き方をしない

最近は少し客観的に見て

「足る」を知らなすぎて
潜在的には
イヤな奴になりかねないな~
とか

虚空から差別を
生み出しそうなタイプではあるな~
とか

考えたりもするけど

嫌悪するには
ぜんぜん至らないって感じ

この話って
タイプという概念を
どう捉えるかってことと
密接に繋がってると思う

仮にタイプが先天的なものだとして
すごく呪われてるとして…
そのタイプを恨むかってこと

そうね
それが本当に制約になるなら
恨むかもしれないね

エニアのいいところは
「そこからは自由になれますよ」って
言ってくれてるところかもね

参考リンク

PDB wiki (著名な方の引用が多い)

ここのSO4のTraitsの記述は
私の育ちを言い当ててるのでへ~という感じ

Enneagram Institute (RHETIのところ)

アドバイスがどれもことごとく実行したくなくてうける

Integrative9 (iEQ9のところ)

ここのSO4も近いと思う

Practical Enneagram

ここはNaranjoの系統とRisoの系統を対比しやすくて便利

John Luckovich(個人)

対象関係重視の人(記述は7割ぐらい一致)
Redditで名指しで話題になるぐらいには有名
この人の定義に従うなら私はT9の可能性ある
主流の言説とは異なるけど洞察はしっかりしてると思う
私は彼自身はT4だと思うけど違うかも

TraitLab

予測されるタイプ6の分布が3%という主張が面白いサイト(T4は6% / T9は25%)
私の体感的にはT6は10%ぐらい(30人のクラスなら3人)は居ると思うけど…
あとT4はBig5的にはsLUeI(16per的にはENTP-T)らしい?
これは分かる気がする


おしまい。

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