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あなたは、自分がマジョリティであることを自覚していますか?

こんにちは、らるです。
今日はマジョリティとマイノリティの話を
していきたいと思います。

先日、あるワークショップに参加し、
マジョリティとマイノリティについて
深く考えさせられました。


多くの人がマジョリティ、
少数の人がマイノリティと捉えがちですが、
この話は「単なる数の問題ではありません」

思っていたよりも
根深い問題を含んでいます。

例えば、右利きと左利き。
単に片方が多いだけではなく、
社会はマジョリティに有利なように
設計されているのです。
はさみやスポーツ用品がその例です。
左利きの人はこうした環境で
不利を被ることがあります。


ここで重要なのは、
マジョリティの側の人は
自分が有利な立場にいることを
自覚しづらい
ことです。

はさみが左利きの人にとって
使いづらいことなんて
右利きの人は通常、意識しません
よね。

無意識のうちに、有利であることを
享受しています。

これと同じことが
普段よく発生している
わけです。

たとえば
男性だらけの職場における男性は
少数の女性が居づらく感じるような
話題を挙げていても
それを認識しないことが多いでしょう。

その集団は、その集団のマジョリティに
有利なように作られているんです。

そして、マジョリティは
自分が有利なことに気づいていない

この構造は怖いなあ…と思います。

ですので
「自分が、今の集団でいかに恩恵を受けているか」
には、しっかりとアンテナを張って
可能な限り自覚的でいたい
、と思いました。


また、一方で、マイノリティになったときにも
意識したいことがあります。

マイノリティは、「違いに敏感」になるんです。

マジョリティにとっての「当り前」が
実は「そうではない」ことに気付ける
からです。

この気づきは、その集団の改善の機会に
つながる可能性があります。

マイノリティになったときは
しっかりと声をあげることで
集団の改善に貢献していく

ということをやっていきます。


まとめ

マジョリティ、マイノリティは
単なる数の問題ではない

マジョリティは、自分が有利な立場に
いることに気づきづらい
⇒意識的に、自分が受けている恩恵を
探してみる必要がある

マイノリティは、その集団の違い
足りないところに気づきやすい
⇒意識的に、声を挙げていくことが
集団の改善につながる


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