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資格取得のポイントは、過去問の使い方

こんにちは、らるです。

今日も引き続き、資格取得の勉強法の話を
していきます。

今回は、こちらの本の内容から
ポイントと思われる部分を
紹介していきます。



過去問に始まり過去問に終わる

私の資格試験勉強法の基本は「過去問」です。「過去問にはじまり、過去問に終わる」といっても過言ではないでしょう。

佐藤孝幸. できる人の資格勉強法 中経出版 (p.22). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

これは私の実感とも重なりますが
資格試験の合格には、過去問の完璧な理解が欠かせません。

問題集も、過去問も、目指すのはあくまで満点です。問題集や過去問で満点がとれるようになって初めて、本番の試験で約7割の合格最低点がとれるようになるということです。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.123). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.

過去問を100%解けるようになる

これが、最終的な目標です。
もちろん、過去問だけでは対応できない問題も
本番では出てきますが、
それが解けなくても合格点には達します

ですから、資格取得そのものが目的であれば
過去問100%を目指すのがいいと思います。

全くの初学者で、何もわからないときは…

はじめての分野に取り組むときには、どんな資格であれ、私の場合、いつも通俗本を購入するところからはじめます。私のいう「通俗本」とは、「3時間でわかる」とか、「1週間でわかる」といったタイトルのついている、いわゆる入門書です。  書店に行けば、この類の本はたくさん並べられていますから、そのうちもっともわかりやすそうなものを3~4冊購入し、買ったそばからどんどん読んでいきます。
(中略) 
なお、これらの本は買ったら、できればその日から、それが無理なら買った翌日から、1週間くらいで読み終えることを目標にしてください。

佐藤孝幸. できる人の資格勉強法 中経出版 (p.48). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

とはいえ、本当に知識0から入るときは
過去問の解説もまったくわからない
でしょう。

そういうときは「入門書」3~4冊に
1週間でざっと目を通す

というところから入るといいでしょう。

入門書はそれぞれほとんど同じことを
言っているはずですが
それを3~4人の著者の視点それぞれから
それぞれの表現の仕方で読むことで
同じことを、ちょっとだけ違う角度で
繰り返し頭に入れる
ことになります。

もちろん、読むだけでは全然点数には
つながりませんので
とにかく、時間はかけずに
問題に取り組むためのとっかかりとして
利用しましょう。

参考書、問題集は1冊で。浮気しない。

問題集をあれやこれやと買い込まないことです。なぜなら、たくさんの問題集にあたるよりも、1冊をくり返しやったほうが効果的だからです。
 あれもこれもと手を出してしまうと、結局、それぞれにとりかかれる時間が少なくなり、どれも中途半端にしか覚えられません。

佐藤孝幸. できる人の資格勉強法 中経出版 (p.71). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

 参考書1冊、問題集1冊だけで、ほとんどの資格試験は合格できる。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.43). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.

勉強ツールとしては、一つの分野につき
一つの問題集と参考書を使用します。

問題集は「分野別」に分かれているものが
望ましいです。

過去問そのものだけを見ても
どの分野が出やすいかが一目見ては
わかりにくいものですが

分野別の問題集であれば
どこが特に出やすいか

どの問題は、例外的か…ということが
すぐにわかります。

参考書は、全部覚えるような使い方はせず
過去問の解説での不明点や
周辺知識を確認する際に使用します。


問題集、参考書の使い方で
もう一つポイントをあげると

ノートは使わない ということです。

私は、ノートもつくりません。ノートに書くようなことも参考書に書き込んで、参考書にすべてを集約したほうが、効率的に勉強できるからです。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.53). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.

参考書や、問題集の解説のところに
追記してしまった方が、
勉強するとき、いちいちノートを参照しないで済むので
効率的だ
、ということですね。

休日にまとめては× 飲み会があるから勉強0分…も× 短くていいから毎日やれ

週末に持ち越せば、結局はやらないで終わる

佐藤孝幸. できる人の資格勉強法 中経出版 (p.90). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

自由に勉強時間を決められる休日に、平日の勉強時間を挽回したい気持ちはよくわかるのですが、土日をまとめて勉強するクセをつけると、平日にテキストに触れないため、勉強効率が下がってしまいます。
 中5日というのは、野球のピッチャーやサッカー選手なら体を休めるのにちょうど良いかもしれませんが、勉強では間隔が開き過ぎます。
 勉強をスムーズに始めるために、昨日やった勉強を10分くらいで振り返るといいのですが、こうしたことができません。
 また、暗記系の勉強は、翌日に復習すると一番効率がいいのですが、それもできません。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.71). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.

これは、仕事の繁忙期、飲み会などがあって
家での時間が長くとれない…という場合も
同じこと
です。

自分の勉強ペースが崩された時の対処法としては、勉強時間がどんなに短くなっても、ゼロにしないことが大切です。1日30分だけでも勉強を毎日やり続ける。
 勉強時間ゼロの日が続けば続くほど、以前の勉強ペースに戻すのがどんどん難しくなります。毎日30分でも続けていれば、1時間に戻すのはそれほど難しくありませんし、1時間に戻せれば2時間にもすぐに戻せます。リハビリ期間は多少必要になりますが、短期間でペースを取り戻すことができるのです。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.109). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.


毎日少しずつでも勉強を続けること

これが非常に重要です。

忙しい日々でも、
極端に言えば、5分や10分の短時間でも
あるとないとでは全く違います

短時間を活かす工夫 勉強道具を持ち歩け

私が暗記系の勉強をするのは、主にスキマ時間です。
 たとえば、通勤時の電車を待つホーム。電車が来るまでの時間に、あらかじめメモ用紙数枚に書いておいたことを覚えます。覚えきれない時には、電車を1、2本見送って、覚えてから乗車することもあります。
 電車に乗っている時も、降車駅までの乗車時間があらかじめわかっているので、その時間で覚えられそうな暗記ペーパーを用意しておき暗記勉強をします。

 トイレも暗記には格好の場所です。小学生の時、日本地図や九九の表などをトイレに貼ったことがあるのではないかと思いますが、さすがにそれでは分量が少ないので、私の場合は、暗記したいことを書いたルーズリーフを挟んだバインダーを置いておいて、それを見て暗記勉強を行います。

鬼頭 政人. 資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (p.143). 株式会社PHP研究所. Kindle 版.

つねに勉強ができる道具を準備しておくことです。
 どう見ても空き時間がなさそうな日でも、待ち合わせの相手が10分遅れてくるなど、突然、空き時間ができるときもあります。そんなとき、勉強道具があれば、こうした空き時間を有効活用できます。
(中略)
 私がUSCPAや司法試験の勉強をしていたときは、問題集を切り抜いたものをつねにポケットやカバンに入れていました。  私は本の体裁にはまったく執着がないタイプで、1冊の本をバラバラに切り離すことに抵抗がないため、その日にやる分(10枚程度)をカッターナイフで問題集から切り離し、ポケットやカバンに入れて持ち歩いていたのです。

佐藤孝幸. できる人の資格勉強法 中経出版 (p.91). KADOKAWA / 中経出版. Kindle 版.

外出時や移動中、もっと言えば
トイレやお風呂の中でも学べるように、
手軽に持ち運べる勉強道具を
準備して
おきましょう。

昔ながらの単語帳のようなものもいいし

問題集を切り取って持ち歩いてもいいです

今日紹介した本ではないですが
耳から聞く、という方法もあります。

準備するもの 問題集、スマホ、Bluetoothイヤホンの3点です。
(中略)
 録音する 問題集を自分で読み上げ、それをスマホの録音機能を使って録音します。 具体的には、問題文、選択肢、答え、解説、という順番で読み上げ、録音します。このとき、少し早口で録音するのがポイントです。

棚田 健大郎. 大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法 (p.99). ダイヤモンド社. Kindle 版.

隙間時間を利用して、
繰り返しの思い出し訓練を行うことが、
効果を高める鍵となります。

今日お話したポイントが、
資格試験対策を効率的に進めるカギになるでしょう。

資格取得に挑まれる方は
ぜひ、一つでも取り入れてみてください。



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