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『僕と魔女についての備忘録』レビュー

一巻表紙

『僕と魔女についての備忘録』

三つ葉優雨 (著)

森に捨てられた幼児「わたる」を拾ったのは、若く美しい姿のまま100年以上の時を生きてきた「魔女さん」。
時を超えて生きる魔女さんと、普通の人間の時を歩む渉。母子のような関係はやがて渉の成長とともに変化していくのですが、お互いの愛おしく想い合う心は変わることがありませんでした。
魔女さんと同じ時を生きられないさだめを小さなころから理解していた(かしこい!)渉は、日々忘れたくない事を備忘録として綴っていきます。
そんな、渉の想いのこもった、遺された備忘録を魔女さんが整理しているところから、第一話が始まります……。

(´;ω;`)ブワッ

もうここだけで私なけてきます><
そんでもって、魔女さんの美しさもさることながら、ちっちゃい渉のかわいいことかわいいこと!!♡
母性本能くすぐられまくりです!
全世界のショタ好きはもう絶対大歓喜! 魔女さんの感情に超絶インサイドしちゃうこと間違いなし!

セーラー服姿の魔女さんもいいですね!


そして、渉の早く大きくなりたい気持ち、渉の成長を見守りたい魔女さんの気持ち、さらにその二人を見守る使い魔の黒猫「蛍」のやさしさ。
んもう、どこをとっても最高!><
めちゃ萌えです!!><

やがて、青年に成長した渉との関係(とお互いの想い)、さらに、最初に予告されていた通り、渉が魔女さんの(見た目)年齢を追い越していく日々を、切々と、清らかに、うつくしく、丁寧にやさしく描いた全5巻!

読んでる最中もぼろぼろ涙してましたが、読み終わってまた涙しつつ、はふうとためいき。良かったわ~。

絵も、お話も、構成も、すべてにおいて一級品の、大人にこそ味わってほしい良質なファンタジーでした。

静かな夜にしっとりと。時と命に想いを馳せながらじっくりと。
読み終わっても何度でも読み返したくなる。とてもとても素敵なお話です。

昨日までは一巻はKindle版無料で読めていましたが今は有料。残念!(でもお金払う価値ありますよ。まじで!)

#三つ葉優雨 #僕魔女 #ファンタジー #コミック #らせんの本棚

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