素敵な邦画

たまに友達から「おすすめの映画は何?」と聞いてもらえることがあるのですが、いざ好きな映画を紹介しても洋画が多くなってしまい、「知ってる人出てないから邦画教えてよ」とツッコまれます。

確かにそうだよね。

邦画はあまり見ないほうなので思いつく作品が少なく反省。
今後もしまた聞いてもらえることがあった時にパッと紹介できるように考えておこうと思い、このnoteを書き始めました。

ということで、
おすすめを聞かれた時に今後パッと出すであろう映画3選をご紹介。

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「空白」

結構最近の映画なので、まだ公式サイトが生きていました。

中学生の万引き娘が事故で亡くなるところから始まります。
古田新太さんがとにかくヤバくて、松坂桃李さんがとにかくスゴい。
最初からずっと暗くて、終わった後も考えさせられます。
誰の周りでも起こり得るから他人事じゃないというところと、いつもは見えない人間の暗い部分が詰まっているところで、なんだか今、観るに相応しい映画だと思います。


「蜜蜂と遠雷」

小説が有名なだけに、レビューは賛否両論ありますが。

私も元々小説を知っていただけに、映画化すると聞いて「無謀だな〜」と思っていました。が、そんなことないです。
ピアノが題材の作品だからこそ映画館で見なければ意味がないと思い、ど真ん中の席で1人で観ました。めっちゃ鳥肌でした。
小説では500ページ以上あるので、メイン登場人物の4人がどんな葛藤や苦悩を抱えてコンクールに挑んだのか等、深いところまで2時間の映画にまとめきることは難しかったのだと思いますが、やはり 映画 × 音楽 は相性が良すぎます。


「パコと魔法の絵本」

奇抜で楽しくて、みんな孤独。

小学生の頃、私が初めて観た中島監督の作品。
最近の中島作品とはちょっと毛色が違い、心あったまる系です。
カラフルなCGや背景なのに、浮いた感じが全然なくてキャラクターも全員素敵。改めてとんでもない美術のクオリティ。
スキップするみたいに楽しく展開していくのに、芯の部分は切なくて。
人の弱さを美しく描いた、優しい映画で大好きです。

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そして、公開前ですが今後このランキングにランクインしてきそうだという期待を込めて、今年6月公開予定のこの作品も。

「怪物」

監督:是枝裕和 × 脚本:坂本裕二 × 音楽:坂本龍一

夢ですか?というくらいの、期待せずにはいられない完璧すぎる制作陣。
是枝監督の作品は毎回テーマがあることで有名ですが、この作品はどんなテーマなのだろうとワクワク。
坂本裕二さん脚本のドラマは、セリフを覚えてしまうほど大好きな私です。
坂本龍一さんが音楽担当だと知ったときミゾミゾしました。。。
この作品を観るまでは、死ねないです。


昨年はあのDr.コトーが劇場版で帰ってきたり湊かなえ先生原作の母性が公開されたり、トップガンやファンタビの続編がでたり、邦画も洋画もかなりアツい出来事が多かった印象。

今年もアツくなることを期待し、この辺で終わりたいと思います。


では、明日も良い1日を。

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