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マウンティング色々。私が一番されるマウンティングはコレ。

先週の真夏日からだいぶ暑さが緩んで、過ごしやすい~。快適な温度って素晴らしい。5月は芍薬が旬で、もう終わっちゃうと思うと、毎週芍薬ばかり飾って過ごしております。今日は世に溢れるマウンティングについて。

マウンティングって、実家の裕福度合い・出身校(学歴)・勤務先・年収・ルック・既婚未婚・彼氏ありなしとか、物理的というか目に見えるいろんなジャンルであるみたいだけど、自分が一番よく被害にあうジャンルって人それぞれだよねえ。どこをよくいちゃもんつけられるかってのと同義だと思うんだけど。私の場合目に見えるアレコレではなるべく目立たないようにしているから、先に書いたものでされることってまぁ少ないんだけど。そもそもこの辺りは自分でアピールしたり、自ら情報を与えない(べらべらしゃべる)限り平和なわけです。

私の場合は、ちょっと親しくなったり仕事を一緒にした人とかだと、職業柄(マネージャー・元制作系プロデューサー)だもんで、「むむ、この人気遣いできるな」って思われることが多く(てか、そのスキルで飯食ってるからなだけなんだけどね)、そうなると「私の方が気遣いできるし、頭の回転早くて先回りできるわよ~」ってマウントされることが多いんだよね。

で、そーゆうスキルにバチバチに対抗心燃やしてくる人って「私って気遣いできるスマートな人間」っていう自負がそもそもすごいタイプで、笑顔で近づいてきて、距離をつめてきてアレコレこっちの世話を焼こうとしてくるっていうか…。「あなたって、すごく気遣いできるよね~、スマートぉー」とか敬意をはらっていると見せかけて、「でもそんなあたなに私は気づいてるよ~、えらいねえ~」ってジワジワ上から目線ポジの足場を固めてくるんだよねえ、はーウケる。みんなだいたいやり口同じだからね。そんなあなたの気遣いとかスマートさに気づいて労うあたしのが上!ってやつな。すごいのよ、こちらの事をつぶさに観察しては「そんなあなたを分かってる私」を演出してくるから。

そして、こっちが少しでも疲れてたり、調子悪いと「大丈夫?」とかって、気遣ってあげてる・いつも気にしてあげてるよアピが始まるんだよね~。この気にしてあげてるってのがまた曲者でして、てか私はあなたに気にされたくないし、自分が気遣いしてるのは仕事だからであって、あんたのその「気にしてあげてる」アピにも気づくほどにあたしは敏感なわけで…。でもそれ(決して対抗心ではなくただ止めて欲しいだけなんだけど、対抗心と取られるらしい)を少しでも見せるとまたマウンティングは激しくなるしで、無間地獄~~。

そもそもこの「あなたのこと気にしてあげてるよ」ってのはさ、王女様目線だよね、あたくしは民のことを分かってあげて、気にしてあげることのできる王女なのよーーーっていう。いやいや、私は仕事サバイバルを生き抜くために、このスキルをもともとの性格の特性活かして使ってるだけですから~、そもそも着眼点というかポイントが違いますからって思うんだけどね。あちらはそうは思ってくれないからまた厄介。

でもね、私いまの仕事してて一番気をつけてるのが、よく気が利くマネージャーでありたいと思ってるけど、「よく気が利くでしょ?私」ってアピールは絶対にしないようにしているのだよね。できれば全部の対応が「さりげなく」であるように意識している。じゃないとマネージメントされる方が窮屈だと思うんだよね。あくまでさりげなく・自己承認ではなく、スムーズに業務遂行するための気遣い、なわけで。今度、私がマネージメントしてるマイメンたちに聞いてみよ~「ねえ、私って気が効く?優しい?てか、恩着せがましい?」って。ま、だいたいみんなのそれぞれのリアクション想像つくけど、笑。


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