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双子出産の入院記録 (15日目:32週)

この記事は,私が双子出産に際して
切迫早産 (高位破水) と術後のトラブルにより
約2ヶ月間入院した日記の内容とその振り返りです.

今日は入院15日目の記録です.

注:コロナ禍での出産だったので,
面会の制限があるなど現状とは異なる
状況であることをご承知おきください

入院15日目: 32週0日 (9ヶ月)

夜間は気になるお腹の張りもなく久々にゆっくり寝られた

一昨日と昨日の便秘で昨晩と今日の朝にマグミット
2錠ずつ服用し今日はお通じた

いつも日中は羊水が止まっていることが多いが
今日は常にチョロチョロ出ている感じで気持ちがわるい

夕方から規則的な張りと痛みがありナースコール
NSTで様子を見ながらリトドリンを増やしてもらう

少し落ち着いて夕食を取ったが
21時頃からまた張っている感じがしてナースコール

リトドリンもマグセントもup
羊水に少量の血が混ざり心配だったので深夜内診してもらうことに.
子宮頸管長はまだ余裕ありなのでこのまま様子を見て
大丈夫でしょうとのこと

張りもその頃には少し落ち着いてきたのだと思うけど
張りの痛みの基準がだんだんわからなくなる...

1時頃に就寝

リトドリン 29ml/h
マグセント 16ml/h

日記の補足と振り返り

"マグミット"

マグミット錠.酸化マグネシウム製剤で一般的な便秘薬です

入院中はお通じがあったかどうか常に確認されました
私は通常便秘するほうではなく,妊娠中でも問題なく
お通じがあったのですが,薬の副作用か,このときは
便秘気味でした

"マグセント"

お通じの確認で思い出しましたが
マグセントを投与し始めてからは,尿が出ているかどうかの確認も
ありました.
確か用紙に記入していく方式だったと思います (うろ覚え...)

薬の副作用で尿が出なくなると,重篤な副作用に繋がる恐れが
あるためです.


"深夜内診"

羊水に血の色が混ざっているととても心配になりますが,
そんなときのための管理入院

深夜も産婦人科の先生が常駐してくれているので
必ず主治医が診てくれるわけではないですが,とても安心でした.

もちろん,看護師さんも24時間体制で対応してくださり
とても心強いのと同時に大変なお仕事だなあと改めて考えるのでした.


ところで

2週間以上も入院していると,色々な看護師さんの「クセ」のような
ものが見えてきて,興味深かったのを思い出しました.

注射ひとつにしても,
手先が器用でちょっとイレギュラーな動きもササっと
こなしてしまう方もいれば

最初に全ての用具類を所定の位置に準備して流れるように作業する方も

新人さんで,一つ一つの動作を確認しながら丁寧に
という場面もありました.

そうやって現場で修行 (?) しながら,自分に合ったやりかたを見つけて
いくんだろうなあと思うと,なんだか実験操作に通じるものを感じて
勝手ながら親近感が湧きました
(責任が全然違うので比較したら失礼だと思いつつ...)

あの看護師さんは確認印が可愛いなとか,
可愛いキーホルダーつけてるなとか,

ちょっとしたチャームポイントに気が付いて少し気分が和らぐのでした.

なんとか9ヶ月に突入
双子誕生まであと9日

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