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「楽天経済圏」の話。

気がついたら楽天経済圏の住人になっていた。

私は3年前からふるさと納税をしていて、毎年年末にドドドっと駆け込みで数万円を寄附するのが常となっている。保有するJALカードのクレジットカード決済なので、その分のマイルは貯まるのだが、ここ数年マイルが貯まりっぱなしでまったく使う暇がないのが悩みの種だった。
そこでJALマイル以外のポイントを貯めようと思い立ち、数あるポイントサービスの中から楽天ポイントを選んだ。理由は簡単で、ここ数年、楽天ポイントの加盟店を街で頻繁に見かけるようになったからだ。あと、楽天の株を保有しているので、クレカ機能のない楽天カードを既に保有していたのも理由の一つに挙げられるだろうか(株主総会の土産に貰ったもの)。
そうしてクレカはJALカード一択だった私が、初めて二枚目のカードを持つことになった。

楽天カードのポイント付与は、噂には聞いていたがかなり大盤振る舞いで、初期利用等の初期キャンペーンを駆使すると簡単に3000ポイントくらいは貯まってしまう。
本来の目的通り、ふるさと納税の利用枠はほぼ上限いっぱいまで楽天市場内で済ませた。これでまたポンポンとポイントが貯まることになる。
いったん楽天カードを持ってしまうと、ふるさと納税だけでなく他の楽天サービスも使わないと損した気分になってくる。いままでAmazonだったECは楽天市場に、じゃらんだった宿予約が楽天トラベルに、SBIだった株式投資が楽天証券に……という具合に、なんでもかんでも楽天を選択するようになってしまい、気がつけば楽天経済圏の只中に立っていることに気がついた。
楽天社がラインナップするサービスはおしなべてポイント付与率が高いのはもちろんのこと、それ以前に買い物・旅行・金融・決済とほぼ生活インフラをおさえていることにも改めて気づかされた。さらには携帯キャリアへの参入もあり、これが強力な楽天経済圏の構築を決定づけるキーになるのではないかと見ている。

楽天クレジットカードのホルダーになってしまった以上、まだまだ楽天経済圏に取り込まれる余地がある“優良顧客”の私だが、日ハムファンなのでさすがに楽天イーグルスのファンにはならないという自信はある。

※余談だが去年、株主優待の割安チケットを使って仙台で開催された楽天×日ハムを観戦したがボロ負けであった。

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