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【お盆】精神科看護師の怖い話【心霊体験】

今日は日曜日なので
いつものメンタル系のお話ではなく
今日はお盆でもありますので

せっかくのタイミングですし
こういう巡り合わせでもないと
書くことがありませんから

私が体験した
少しだけ怖い話を
しようかと思います。


ちなみに
精神科病院での体験談では
ありません。(笑)


霊感は無いんですけど
たまに体験するんですよね。

うちの実家はよく出るので。



◯犬鳴峠には行くもんじゃない


私は福岡に住んでいるのですが
福岡には有名な
心霊スポットがありまして

犬鳴峠という場所なんですけど

福岡の人で
知らない人はいない程
有名な場所なんです。


車の免許を取ったら
地元の若者達は
肝試しに行くことが多くて

私も若い頃行ったことがあるんです。


男女2名ずつで
肝試しをして
その後ドライブにでも行こうかと
予定していたんですけど
女性2名がバイトで
少し遅れることになったんですよね。

男友達と話して
あんまり遅くなってもいけないので

女性の友人達と合流する前に
暇でしたから男友達と2人で
肝試しをすることにしたんです。



犬鳴峠の先に
犬鳴トンネルがあって
その辺りが心霊スポットなんですけど

さすがに車から降りて
散策する勇気はなかったんですよね。

というか行ったことがある人は
わかると思いますが
霊感がない人でもわかる
不気味さと言いますか

あまりしっかり滞在する気には
なれなかったんだと思います。


するとちょうど女性の友人から
電話がかかってきて

「バイトが終わったんだろうな〜」

と思って電話に出たんです。

なーんにも反応がないんです。

「おーい!聞こえてるー?」

と友人が話しかけても
電話口の女性から
返答がない。

まぁでも
待ち合わせる場所は
決めていたので
電話を切って
待ち合わせ場所まで行くことにしました。


結局肝試し中は
何にも起こらず
女性の友人達の元に着いたんですけど

もうね
めちゃくちゃその女性陣達が怒ってるんです。

でも男友達からすると
無言電話のことが気になっていたので

男友「なんで電話で返答しないんだ!」

と言ったんです。

すると女性陣が


女友「ちゃんと返事したよ!
 おーいおーい!って言ったのに
 返事してくれなかったじゃない!
 むしろ、あなたの電話口でずっと叫んでいた
 女の人は誰なのよ!
 悲鳴であなた達の声が聞こえなかったわよ!」


◯異世界に紛れ込んだかもしれない話


私が小学3年生くらいの時の
話なんですけど

九州の某所にいる
親戚の家に泊まりに行った時の話です。


家から車で3時間ほどかかるような
福岡の実家から遠く離れた
親戚の家に家族で行ったんですけど

その親戚ももう高齢で
なかなか会えなくなるので
泊まりがけで遊びに行ったんです。


イメージとしては
トトロの世界観。

昼間は川で遊んだり
探検をして遊んでたんですけど
夜になるとやることがないわけですよ。

親戚や両親はお酒を飲みながら
テレビで甲子園を見ていて
小学生の私には
少し退屈な時間でした。

特にやることもなく
でもお泊まりをしている感じが
非日常的で
少し興奮状態だったんです。

それで昼間探検したところが
夜どうなっているのか
見1人で見に行こうと思ったんですね。

昼間探検したその場所は
ただの林というか
少し小高い丘になっているだけの
場所なんですけど

妙に惹かれる感じがして
もっと深くまで入ってみたい!

と好奇心旺盛になって
抑えられず
普段そういうことはしないんですけど
親に行き先も告げず
1人で昼間見た林の中に
行ってみたのでした。


ただ
本来の怪談話だと
いつもと違う雰囲気があって
おどろおどろしくて
何なら変な人が登場してきたりして…

というパターンなんでしょうけど

その時の風景は
真っ暗なのに
不思議なほど怖い感じはせず

むしろもっと奥まで見てみたい!
とか
何となく安全そうだ!

と恐怖心を感じることなく
ただただ突き進んでしまっていたんです。

今考えればちょっと怖いですよね。

夜に小学生が田舎の林の中に
入っていくって。


でも何だかわからないんですが
絶対に安全だと思えていて
絶対にすぐに帰れる
と思えていたんですよね。


すると林の奥の方から
車が通るような音が聞こえ始めたんです。

「街に抜けたのかな?」

と思っていると
目の前にはフェンスがあって
そのフェンスをよじ登ると

そこには舗装された道路があったんです。

そしてその道路を挟んだ先に
家や団地が見えてきたんですが

何だか見たことある景色なんですよね。


最初は
街並みなんてみんな似たり寄ったりで
団地の感じとか
どこも一緒なんだな〜

と思ってたんです。

でもどう見ても


うちの地元なんですよね。

うちの校区に大きな団地があって
その団地を抜けると
ちょっとした居酒屋やコンビニ
交番などがあるんです。


その店の感じや
配置なども全く同じだったんです。


というか
完全に地元に戻ってきたんだと
思いました。

その瞬間に

もう両親が今いる
あの泊まっている親戚の家に
戻れなくなるんじゃないか!?

とその瞬間にようやく初めて怖くなって
走って戻りました。

幸い一本道だったので
通れる道を走っていれば
元いたところまで
戻ることができたんです。

今思えば奇跡的ですけどね。

もちろんわかっているんです。
あの風景は
たまたま地元に似ていて
同じ店が同じ配置
というか
そっくりなだけで

家から車で3時間もかかる場所に
小学生が数分歩いただけで
帰れるはずがない。

たぶん勘違いか
記憶が間違っているだけ

だと思っています。

あまりそういう
非科学的なことは
信じていないタチなので。



けど

あまりにも話を抜けた先の風景が
地元と酷似していたこと

また
あんな田舎に
ちょっと小学生が歩いたぐらいの場所に
街並みがあったという違和感。

そして
帰ってきた後
その田舎に住む
親戚のじいちゃんにその話をしたら

「…もう寝なさい」

と言葉を選んでいたような
気がしたこと。

それらがいまだに引っかかっているんですよね。


まぁ考えすぎなんでしょうけど…

みなさんも
何かに導かれるように
歩いていたら

その先には
不思議な何かが
起こるかもしれません…。

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