【ビジネストレンド】/ぷくぷく

最近、ユニークベニューが様々なジャンルに広がってきているようです。
世界文化遺産・富岡製糸場では将棋「叡王戦」、特別史跡名護屋城跡並陣跡では野外レストラン、姫路城、法隆寺、平城京ではオペラ、嵐山・法輪寺ではファッションイベントなどなど。

ユニークベニュー（unique venue）とは、MICEでよく使用される語句で、直訳すると「特別な会場」で、コンベンション（会議）やイベント、レセプションを開催する際に専用施設を用いるのではなく、博物館や美術館、城郭など参加者にサプライズを与えるような会場を用いることです。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page07_000020.html
近年、SDGSの観点からも既存の施設を活用することは注目されているようです。

そして、次の五輪にもその波がきているみたいで、ニュースでもチラホラ流れだしていますね。
パリ五輪2024まで約1年。今回の特長は史上初めて大々的にユニークベニューを使用するという点になるそうです。

開会式はセーヌ川を舞台に船を利用、コンコルド広場では新競技ブレイクダンスのほかスケートボードや自転車BMXフリースタイルといったニュースポーツ競技、イエナ橋、橋上は自転車競技、水中はトライアスロンと水泳オープンウオーターの会場、1900年の万博でメイン会場だった建物「グランパレ」がフェンシングとテコンドー、エッフェル塔の真下がビーチバレー会場など、パリを象徴する建物や、そこを活用した仮設の競技会場が用意されるそうです。

https://tricolorparis.com/actu/societe/sites-olympiques-paris-2024/

https://olympics.com/ja/news/discover-iconic-sports-history-venues-paris-2024

こんな記事もでていますね。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/192077
日本でも過去にフェンシングの全日本選手権が東京グローブ座で開催されたりしていますが規模が全然違いますね。。。
パリ五輪2024を機に今後のスポーツ大会やイベントが大きく変わる契機になるのではないでしょうか。
そう考えると大阪万博も色々ありそうですねぇ。楽しみです。