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大学生らによる農家の魅力取材プログラム~大学生の視点で農家の魅力を探る

人吉球磨・農業未来プロジェクトでは、最初の取り組みとして、10月27日、28日の2日間で20歳以上の大学生らによる農家の魅力取材プログラムを実施しました。参加した若者の目線で、農家さんへの取材や農業体験をする前後の農業に対するイメージの変化などを振り返ります。


インターンシップの流れ

<1日目>
・オリエンテーション「農業/農家のイメージは?」
・農業体験、取材
  - 果樹農家 坂本美鈴さん(錦町)
  - アスパラ農家 元村大地さん(錦町)
・懇親会
<2日目>
・グループワーク「農家の魅力をまとめよう」
・大学生・農家意見交換会「魅力エピソード発表」

オリエンテーションで、取材前の農家のイメージを共有

農業体験・取材

1日目は、果物農家の坂本美鈴さん、アスパラ農家の元村大地さんお二人の農園に取材と農業体験にいきました。実際にお話をお聞きすると、ネットで調べても出てこない深い話や、農業の裏側、農家さんの素顔について深く知ることができました。下記の記事で詳細を載せているのでぜひご覧ください!

アスパラ農園での農業体験

グループワーク・意見交換会

取材・農業体験を通して、農家や農業に対するイメージの変化や、新たに発見した魅力について、農家の方々と大学生で意見交換をしました。

<プログラム前の農業・農家のイメージ>
・「作業が大変で忙しい」
・「高齢の方が多そう」
・「朝早く起きなければいけない」
・「あまり儲からなそう」
・「都会のビジネスマンと比べて自由な生活」

<取材を通じて発見した農家の魅力>
・「新しい品種や農法に常にチャレンジしている」
・「やればやるだけ儲かる」
・「人に感謝してもらえる」
・「農法や人手のシェアなど農家同士の助け合いの文化がある」
・「農家同士や地域の仲間がたくさんできる」
・「ワークライフバランスが取れ、家族との時間も大切にできる」

その中でも一番の発見は、協力頂いた農家さんは、お二人とも農業のことが大好きで、こだわりをもって農業に取り組んでおられるということです。自然豊かな環境で、子どもとの時間もつくりながら、自分でライフスタイルを決めて働くことができ、自分がこだわりぬいてつくった作物を直接お客さんに喜んでもらえることが、農業の一番の魅力だと感じました。

もう一つの発見は、農業の過程が思っていたよりも複雑で面白いということです。品種選びから、栽培方法、技術の導入など、それぞれの農家さんのこだわりや特徴が出て、お話を聞いてとても面白かったです。農家さんの方からも、「ここまで農業について深く話を聞かれたのは初めて」と言ってくださり、参加者と農家さん、お互いにとって有意義な二日間になりました!

魅力エピソード発表

プログラムを終えて

2日間にわたる農家さんとの交流で、農業や農家さんに対してたくさんの新しい気づきがありました。

また、人吉球磨地域全体の農業のことを考えている若手農家さんが多くいることを改めて再認識しました。農家さんたちの頑張りや、まだ知られていない農業の魅力を地域の皆さんに伝えていきたいという想いを新たにしました。これからも農業の素晴らしさをもっと身近に感じてもらえるように、活動を続けていきたいと思います!

懇親会時の農家さんとの写真撮影

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