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2018年12月の記事一覧
進捗管理だけで納品が出来ると思うな。
複数のプレーヤーが長期間にわたって仕事を進めるプロジェクトにおいて、進捗管理は非常に重要だが、それだけで納品が上手く行くわけではない。そもそも、満足してもらえる納品物が出来上がるためのアプローチの設計が必要だ。
進捗管理をしていれば遅延やトラブルには気が付く。ただ、問題が起こってから対処できる打ち手の幅は狭い。問題は起こるべくして起こっているのであり、そもそものアプローチが失敗に向かうアプローチ
要望は先手を打って断る。出てから断るのは悪手。
プロジェクト管理で大事なことの一つに、作業範囲(システム開発ではよくスコープと呼ばれる)の管理がある。
プロジェクトを進めていくと、当初想定していなかった作業が必要になり、追加でやってくれないか、と頼まれることがある。必要なことなのだが、スケジュールの遅延、追加コストの発生、収益の圧迫に繋がる。
ただ、「契約の範囲外なので出来ません」と素直に断るのは難しい。まず相手は不満に思うし、そもそも契約