RE:CONNECT公式(アーカイブ)

RE:CONNECTは森里海連環学教育研究ユニットのプロジェクトです。 ※本事業は20…

RE:CONNECT公式(アーカイブ)

RE:CONNECTは森里海連環学教育研究ユニットのプロジェクトです。 ※本事業は2022年3月31日をもって終了しました。本アカウントはアーカイブとして維持しております。

マガジン

  • 研究の日々

    • 21本
  • RE:CONNECT×Nue inc note企画

    森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画がはじまりました。

  • お知らせ

    RE:CONNECTは森里海連環学教育研究ユニットのプロジェクトです。

  • PicSea プロジェクトノート

    • 2本

    PicSeaチームの進捗をお届けします。

最近の記事

科学と芸術が一緒にできることとは?

森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。RE:CONNECTは、日本財団と京都大学が共同で行っているプロジェクトです。このプロジェクトは、専門分野や考え方、取り組みがユニークな研究者たちが集い、市民と一緒に調査や環境保全に取り組む「シチズンサイエンス」という考え方をもとに活動しています。 プロジェクトリーダーである伊勢武史さんはRE:CONNECTの活動において様々な芸術家たちとコラボレーションを行ってきました。伊勢さんに科学と芸術の可能

    • 人の活動が織りなす複雑な地域コミュニティをひもとく地理学者

      森・里・海のつながりを総合的に研究する、日本財団×京都大学共同プロジェクト「RE:CONNECT(リコネクト)」。このプロジェクトは、専門分野や考え方、取り組みがユニークな研究者たちが集い、市民と一緒に調査や環境保全に取り組む「シチズンサイエンス」という考え方をもとに活動しています。今回紹介するのは、地理学の分野で地域コミュニティをテーマに研究をする清池祥野さんです。 伝統行事は地域コミュニティへの入り口 清池さんは京都大学文学部で地理学を専修し、地域における人の活動に着目

      • ドローンと人工知能が海洋ごみの実態を解明する

        調査方法が確立されていない海洋ごみ動物生態学が専門の高屋さんが一見畑違いとも思える海洋ごみ問題に取り組むのは、「生き物にとっても人間にとっても住みやすい環境にしたい」という思いから。海洋ごみとなって漂う漁網がウミガメや魚を捕らえてしまう「ゴーストフィッシング」をニュースで見かけるたびに心を痛めていました。 ここでいう海洋ごみとは、プラスチックごみを指しています。プラスチックの歴史は意外と浅く、開発されてからまだ100年ほど。日常生活に広まったのは戦後で、わずか50~60年で

        • 魚の個性も見える!?潜水目視調査で魚の多様な生態に迫る

          魚をじかに感じる現場感覚を大切に村上さんは、2019年から舞鶴水産実験所の益田 玲爾(ますだ れいじ)教授のバディとして魚類の潜水目視調査を行っています。 調査の目的は、持続可能な社会の実現と生態系の保全のために、基本的な魚の生態系を把握することです。 益田教授は、京都府 舞鶴湾と福井県 高浜町 音海(おとみ)の2カ所で、魚の種類や量の「季節変化」と「長期的変化」を20年にわたり追ってきました。ダイビングスーツを身に着けて水深10 m、ときには水深30 mほどまで潜り、見

        科学と芸術が一緒にできることとは?

        マガジン

        • 研究の日々
          21本
        • RE:CONNECT×Nue inc note企画
          12本
        • 研究者の紹介
          6本
        • お知らせ
          3本
        • PicSea プロジェクトノート
          2本
        • 地Q プロジェクトノート
          3本

        記事

          その土地に住み、土地の人とともに環境問題に挑む研究者

          亀岡さんは学生時代にインドネシア・スマトラ島のリアウ州で熱帯泥炭地火災をテーマに滞在型研究を行っていました。 泥炭地とは植物遺体などの有機物が堆積してできた土壌のこと。もともと泥炭地は表面が水で覆われた湿地環境でしたが、パーム油用のアブラヤシやパルプ用のアカシアの栽培のために排水がなされ、乾燥化が進みました。 乾燥化した泥炭地では火災が起きやすく、2015年には、兵庫県の面積に匹敵する約86万haの泥炭地がインドネシア全体で焼失しています。大量の有機物を保有した泥炭地は膨

          その土地に住み、土地の人とともに環境問題に挑む研究者

          RE:CONNECTワークショップ「牡蠣養殖用パイプでアイロンビーズ製作!~海ごみからアートへ~」

          身近な森・里・海の自然を感じて、考えて、動ける市民参加型の環境問題解決モデルを作るために、日本財団と京都大学は「RE:CONNECT」を立ち上げました。その中で、人工知能を使って海ごみ問題の解決を目指す研究チーム『PicSea』の活動の場である瀬戸内海湾岸地域では、カキ養殖用パイプの漂着による海岸の汚染が報告されています。 *カキ養殖用パイプについての詳細はこちら https://note.com/re_connect/n/n7460c474efda ▶本企画趣旨 カキ養殖

          RE:CONNECTワークショップ「牡蠣養殖用パイプでアイロンビーズ製作!~海ごみからアートへ~」

          RE:CONNECT 社会連携ワークショップ「海ごみの巨大アイロンビーズ 」のためのカキ養殖用パイプを収集しました

          カキ養殖用パイプとは? 瀬戸内海はカキ養殖が盛んな地域で全国の生産量の約77%を占めています(農林水産省 令和2年漁業・養殖業生産統計)。 カキ養殖はホタテの貝殻を使って行います。卵から生まれたカキの幼生は海を浮遊し、岩礁などに付着します。その性質を利用して海中にホタテの貝殻を吊るし、そこに幼生を付着させるのです。 ホタテの貝殻は70~80枚を1本のワイヤーに通します。このときに貝殻と貝殻の隙間を作るために使われるのがカキパイプです。カキパイプは直径1cm、長さ1.5c

          RE:CONNECT 社会連携ワークショップ「海ごみの巨大アイロンビーズ 」のためのカキ養殖用パイプを収集しました

          『研究者のフィールド飯』RE:CONNECT×Nue inc note企画第5弾

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画を実施しています。 本企画も第5弾までやってまいりました。 今回は、『研究者のフィールド飯』です。現地調査を大切にする、いわゆるフィールドワーカー系研究者が多いのがRE:CONNECTの特徴ではないかと思うのですが、今回

          『研究者のフィールド飯』RE:CONNECT×Nue inc note企画第5弾

          みんなのカメラで海洋ゴミ の今を知る「PicSea」プロジェクト スタート記念オンライントークイベントレポート

          プログラム 開催日:2021年9月25日(土) 13:00 オープニングトーク 司会者挨拶 13:20 第一部「淀川テクニックと京都大学が海ごみ問題でコラボ!?-力を合わせてできること-」 13:55 第ニ部「PicSeaってなんだ?シチズンサイエンスってなんだ?」     PicSeaアプリ実演 14:35 第三部「海ごみ×アートの可能性」 15:30 終了 登壇者 甘利彩子(NPO法人瀬戸内こえびネットワーク事務局長) 兼松佳宏(勉強家/「グリーンズの学校」編集長)

          みんなのカメラで海洋ゴミ の今を知る「PicSea」プロジェクト スタート記念オンライントークイベントレポート

          シチズンサイエンスの手法で海洋ゴミの今を知る「PicSea」のスタートを記念した、オンライントークイベントを9月25日(土)に開催!

          日本財団と京都大学共同事業RE:CONNECTは、シチズンサイエンスの手法で海洋ゴミの今を知る「PicSea」のスタートを記念しオンライントークイベントを9月25日に開催します。トークイベントには海洋ゴミにゆかりのある、各方面での活躍される方々が登壇いたします。 ▼PicSeaとは?人工知能を活用し、浜辺や水辺のゴミの画像からゴミの自動識別を行う「PicSea」。市民ボランティア( 市民サイエンティスト)とともに協力し、スマートフォンで撮影し集積された画像に含まれるごみを人

          シチズンサイエンスの手法で海洋ゴミの今を知る「PicSea」のスタートを記念した、オンライントークイベントを9月25日(土)に開催!

          『研究者が注目する世界の環境系プロジェクト』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画を実施しております。 この企画では、RE:CONNECT所属の研究者たちが各自のnoteで執筆した記事を、この『RE:CONNECT公式』で、マガジンとして掲載します。マガジンのフォロー・スキしていただけるとうれしいです。

          『研究者が注目する世界の環境系プロジェクト』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          『研究者の私がインプットで気をつける〇〇〇』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画がはじまりました。 この企画では、RE:CONNECT所属の研究者たちが各自のnoteで執筆した記事を、この『RE:CONNECT公式』で、マガジンとして掲載します。マガジンのフォロー・スキしていただけるとうれしいです。

          『研究者の私がインプットで気をつける〇〇〇』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          『研究者の私がもし小学生/中学生なら、この夏やりたい自由研究』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画がはじまりました。 この企画では、RE:CONNECT所属の研究者たちが各自のnoteで執筆した記事を、この『RE:CONNECT公式』で、マガジンとして掲載します。マガジンのフォロー・スキしていただけるとうれしいです。

          『研究者の私がもし小学生/中学生なら、この夏やりたい自由研究』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          イベントレポートvol.1 伊勢武史×赤松林太郎『自然に対する目のツケドコロ』

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。RE:CONNECTは、日本財団と京都大学が共同で行っているプロジェクトです。RE:CONNECTでは6月26日、ピアニストの赤松林太郎先生をお招きし、初のオンラインイベント、『自然に対する目のツケドコロ』を実施しました。以下、イベントのレポートになります。 ☆イベント概要☆彡  伊勢先生の最新著書、『生態学者の目のツケドコロ』にちなんで企画された今回のイベント。本の中では、伊勢先生の自然に対する

          イベントレポートvol.1 伊勢武史×赤松林太郎『自然に対する目のツケドコロ』

          【研究者紹介】亀山 哲(流域圏環境学/空間情報学)

          森里海連環学教育研究ユニット 特任教授 国立環境研究所 生物多様性領域 主幹研究員 専門分野(流域圏環境学/空間情報学(GIS・リモートセンシング)/自然環境の再生と復元) 一言メッセージ森里海の繋がりは、連続テレビ小説「おかえりモネ」でも一つの主題になっているようです。「豊かな海を育むのは豊かな森」という言葉に、細やかな一日のやる気を貰うのは私だけではないでしょう。そんな里山里海の恵みを見つめなおし、希薄になりつつあるその絆を今一度「RE:CONNECT」したいと願い、

          【研究者紹介】亀山 哲(流域圏環境学/空間情報学)

          『私が研究者になったキッカケ』 RE:CONNECT×Nue inc note企画

          森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画がはじまりました。 この企画では、RE:CONNECT所属の研究者たちが各自のnoteで執筆した記事を、この『RE:CONNECT公式』で、マガジンとして掲載します。マガジンのフォロー・スキしていただけるとうれしいです。

          『私が研究者になったキッカケ』 RE:CONNECT×Nue inc note企画