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30代半ばにしてパーソナルカラー診断と骨格診断のおもしろさにハマった話

数年前からパーソナルカラーや骨格診断の存在は知っていた。
イエベかブルベかというのは周りでもよく話題に上がっていた。
気にはなっていたものの、ふわっとした知識しかなく、「自分はどれなんだろうな…肌が黄色いからイエベかな」くらいに留まっていた。
骨格に関しては「よくわからないけどウェーブの服が可愛い。でもウェーブだけは絶対に違う」という状態で放置していた。
そんな私がパーソナルカラーと骨格診断に強い興味を持つまでをまとめてみる。

ZOZOGLASSを試してみた

2021年、ZOZOTOWNから肌の色を計測して、パーソナルカラーを教えてくれるZOZOGLASSの無料配布がスタートした。
流行に敏感な友人からいち早く教えてもらい、私も注文して計測してみた。
結果はブルベ夏。絶対にイエベだと思っていたのに、何回やってもブルベ。
ただ、のちに聞くところによると、蛍光灯の色味などもあり、ブルベ夏診断率が非常に高かったという。
イエベのつもりで生きてきたのに憧れのブルベと診断された私は、驚きと喜びが交互に押し寄せていた。

パーソナルカラー診断通りに選んでみたけれど…

ブルベ夏という結果を受けて、私はくすみパープルのマスクを購入した。
ところが、顔色がとにかく悪い。もはや茶色。
綺麗なうすい青みピンクなども試してみたが、まぁびっくりするくらい似合わなかった。
他にも色々なマスクを試したが、最終的に落ち着いたのが、オレンジっぽいピーチピンクの淡いカラー。これが一番肌の色が綺麗に見えた。
コロナ禍でなければ、こんなにパーソナルカラーの影響を実感できなかったかもしれない。

また、ブルベ夏のコスメなども使ってみたが、ひたすら目元がくすんでしまった。
そういえば若い頃から洋服もグレーが全く似合わなかった。グレーを着るとオーラというか存在感が消えてしまう。
もしかしてやっぱり私ってイエベ…?という疑念が湧き始めていた。

自分の骨格に確信を持ち、救われる

2022年、とあるイメージコンサルタントのお姉さん方のYouTubeチャンネルにたどり着き、私はすっかり夢中になっていた。
わかりやすくて面白い。そしてお姉さんたちが可愛い。このチャンネルのおかげで、まずは骨格診断の解像度がかなり上がった。
間違いない、私は骨格ストレートだ。
胴が丸く、デコルテの厚みもある。立体的・肉感的な身体つきなので、足し算のファッションをするとトゥーマッチになってしまう。
服のサイズはジャストが好ましく、スカートやパンツはシンプルな形が似合う。
ギャザーのよったチュールのスカートが似合わないのも、
布多めのAラインのスカートが似合わないのも、
タートルネックが似合わないのも、全て合点がいった。
苦手な洋服、靴、髪型に至るまで、そのチャンネルで言われている全てが当てはまった。感動だった。
私が悪いんじゃないんだ、私の骨格に合わないだけなんだ。
中学時代、異様にセーラー服が似合わなかったのも骨格のせいだったのだ。
パーマをかけてもいまひとつ似合わない。流行りの後れ毛を出すとなんか変。
これも、自分が悪いと思っていたけれど、そもそも骨格的にあまり似合わないのだ。
大袈裟に聞こえるかもしれないが、「救われた」と思った。長らく抱えてきた自己嫌悪感や罪悪感、コンプレックスから解放されたように思えた。
似合わないものに固執せず、似合うものを身につければ良いというのは、
骨格診断がなければ辿り着けなかったかもしれない視点だ。
何をやってもダメだと思い込み、似合うもの、似合わないものの仕分けも出来ずに、ただ自分のことを諦めてしまっていただろう。

さて、ここまできたらパーソナルカラーもはっきりさせたい。
私はついにプロに診断してもらうことにした。

プロ診断を受ける

2022年冬、私は意を決して診断サロンのドアを叩いた。
結果、パーソナルカラーはイエベ春だった。しかも明るくて淡い色が得意なタイプ。
自力でたどり着いたマスクの色がまさにそれだったので、腑に落ちる診断だった。
持っているアクセサリーは全部ゴールドだし、元々使っているコスメもイエベカラーが多かった。
好きな色もなんだかんだでスプリングの色味が一番好きだったりする。
長く生きていればなんとなく自分に合うものをそれなりには選べるらしい。それなり、だけど。

骨格診断は思った通りのストレート。予想通り。
骨格ストレートは手足が小さい人が多いと言うが、私の手足は割と大きい。
私の唯一ストレートらしからぬ点がそこなのだが、サロンの方には「手も小さめですね」と言われた。
無理しないでほしい。申し訳ない。手はでかい方だと思う。
ちなみに顔タイプ診断はキュートだった。
私は初心者なので、顔タイプのことまで考えたら混乱するのであまり考えないことにしている。
30代半ばでキュートタイプに勧められている服を着るのはなかなか難しい上に、
骨格ストレートとキュートタイプでは、似合う形や柄、素材が割と相反する。
例えばキュートタイプは大きな襟や、ギャザーやフリルなどの装飾が得意で、
スカートもシンプルなタイトスカートよりフレアスカートが似合うとされている。
骨格ストレートに似合う服はその真逆なのだ。スタイルアップさせたいか、顔のイメージに似合わせたいか、自分で舵を切るしかないんだと思う。

診断その後

顔タイプ診断のことはひとまず置いておいて、
パーソナルカラーと骨格診断をプロ診断してもらったことでかなりスッキリした。
私はどのタイプなんだろう?の状態から私はこれだ!の状態に変わると、自分の選ぶべきものがはっきりしてくる。
というより、選んではいけないもの(事故ってしまうもの)の回避能力が備わった。
色で事故ることはあまりないけれど、とにかく骨格で事故ることが多い人生を送っている。
マネキンを見て、かわいい!と飛びついてウキウキで購入し、「全然似合わなかった…」と肩を落とす回数を減らせるのは大きい。
通販で服を買う時も「これは割と得意な形だから、似合わないことはないだろう」と、ある程度予想できるようになった。
また、基本的には似合わないけど、どうしても可愛くて諦めきれないものは試着してギリいけるかどうかを判断することにした。
ガチガチに得意なものばかりを選んでもつまらないので、着たい服は多少似合わなくても妥協しながら着る。
骨格が似合わないなら、せめて色を似合うものにしている。

色に関しても、パーソナルカラーがわかってから新たな発見があった。
数年前に買ったダスティピンクのニットを気に入って着ていたのだが、
改めて着てみると信じられないくらい顔色が悪くなった。イエベ春はくすみのないクリアな色が得意。
くすんだピンクは少し難しかったらしい。
買った時は何も気にせず着ていたけれど、顔色に着目するようになって見てみると明らかに顔写りに影響が出ていた。面白い。
親からは色白だから何色でも似合うと言われて甘やかされて育ったけれど、そんなことはないようだった。
年齢も年齢なので、自身の肌のくすみも出始めているのだろう。これからは色の力を借りていきたい。

もう少し詳しく知りたいので…

知れば知るほど面白いし、一番生活に直結して活かせる知識なので、
もう少し詳しくなるために勉強してみようかなと思っている。
しがないOLなので、仕事で生かせるものではないけれど。
勉強なんてなかなかする機会もないし、毎日同じことの繰り返しでつまらないので、
趣味の延長で学んでみるのも良いかなと。もしうまく落とし込めたら楽しそう。

実は今日早速テキストを注文した。
途中でやめないようにマイペースに継続していきたい。

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