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DXは私の初心

noteでこのように一年の振り返りが自動的にまとめられていたので、なんとなく今年の振り返りも続けて書いてみました。

新卒で入社したサイバーエージェントが自社製品でブログ(アメブロ)があり、当時の私の拙い日本語でしたがそこでブログを書くことを習慣化したり、その中で意義も感じてました。

昨年、初旬にアカウント開設したnote。初年度はあまり投稿してませんでしたが、今年はぼちぼちと更新してました。久々にこのように定期的に文章を書くのはなんだか少し懐かしい一年でした。

DXと言われてここ数年な世の中ですが、サイバーエージェントやインターネット活用(特にSMACIT含む)した様々な会社や事業は、いわゆるDX後(企業変革後)の働き方•在り方•ビジネスモデルのベンチマークの一つだと思うので、DXは私にとっては初心だったりします。

ここ7-8年 GAFAやFANGと言われてきたGoogleやセールスフォースにも私は所属してましたが、本社はアメリカですので経営の意思決定とは距離のある立場だったのと、何か製品•サービスや機能を立ち上げの意思決定は基本アメリカ本社だったので組織に所属している経験はかけがえのないものでしたが、感覚的にはサイバーエージェントの頃の方が組織や個人としての決断経験値の深さ的に思考と行動に刻まれている感はあります。
※普段、DXという言葉は自らは積極的には(というかほとんど)使わないのであしからず。

思考や行動を文字化するのは自身や組織や周囲において再現性を持たせてくれたり、考えや行動の連鎖のようなことを何度か原体験してました。そして、コロナ禍前のオフィスで顔合わせて五感を感じながら隙間時間も含めて共に働く日常から、リモート会議の多い日常になると、雑談や懇親会は意図的に作らないと(私はけっこうリモート会議でも雑談しちゃうのですが)、意思疎通や対話が取りづらいような環境下の中で、noteを読んでいただいた方の中で共感者を見つけるのにとても役立つと改めて思いました。

個人的には仕事を円滑にするには行動や結果もそうですが、思考や在り方の共感領域はとても大事だと思ってます。

12年前の自分のアメブロでも同じようなことを書いてました(笑)

今年は記事を書くたびに、最近は私自身が老舗企業で働いているのにも関わらず、サイバーエージェントで学んだことや経験したことを追想することが多いように思えます。自分が10年以上前に書いていた拙いアメブロをたまに振り返ったり、気になった記事を見返すのですが、自分にとっての初心を振り返ることだったりします。

なので、私の中ではDXは初心なのだと思います。

"DXが必要"と言っている業界(私の働く製造業をはじめヘルスケア、飲食、小売、人材派遣、金融等々)はインターネットを活用した事業であるIT業界やベンチャー企業よりも前からある、ある種「業界の先輩」です。

今はインターネットやデジタルが注目されていて、デジタル人材やDXがとても価値のあるように言われてますが、20-30年後には今言われているデジタル人材もDXと言われている事柄も古いことになると思います。いや、時代の流れは早いので10年のくらいでしょうか。

今の時代のスタートアップ企業やデジタル人材の多くが近い将来に変革が必要だ、働き方や考え方を変える必要がある、DX的な何か新しい言葉がバズワードとして産まれ、今度は言われる側の立場になりえると思います。

根源的や普遍的に大切にすることは変わらないものの、これまでの働き方や考え方やビジネスモデルやルールや仕組みは変化が必要で、時には断捨離や捨てる勇気も必要で、また新しいものが産まれて、業界的にも組織の中でも、個人の中でも新陳代謝が起き続けます。

そのスピードがもっと早くなっていくというか、考え方や行動、組織においてはシステムや制度やビジネスモデルなど、過去に妙な固執や忖度し続けない変化対応力決断力の必要性が更に求められるようになってくるのだと思います。そんなこともアメブロ時代にも書いてたようですが。

そのため、デジタル領域をずっとやってきた自分からすると、歴史のあるもっと大きな業界や会社がなんとか会社をもっと良くするために変えようとしていることに敬意の念を抱きますし、私のデジタル業界で経験させてもらったことの初心の気持ちを持ちながら貢献したいという想いで最近は仕事してます。

来年から小林製薬でDX領域をやります(DXをあまり言わないと言うたのに)

小林製薬は1886(明治19年)名古屋で創業した合名会社小林盛大堂をルーツとし、その後大阪に移り株式会社小林大薬房を創立し、2017年1月に100期を迎え、来期は106期目となります、100年先も更に素晴らしい会社にしていけるよう微力ながら頑張ります。

これまで社員であったパイオニアには部分的にですがコンサルティング契約として、関わり方は変わりますが貢献させていただきつつ、主務は小林製薬になります。

自身の経験と社会への貢献を繰り返し続け、自らが変化と決断を繰り返し、配慮はするけど忖度のないスタイルで自分らしくやっていければと思ってます。

今年も一年ありがとうございました。

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