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実態を知らないことから来る‘‘偏見・不安‘‘を減らす 学生プロジェクトREACHとは

 初めまして、私たちは宇治市にあります京都文教大学の学生プロジェクトのREACHと申します。

 突然ですが、皆さんは、「薬物依存症」「精神疾患・障害」「視覚障害」などの言葉を聞いてどのようなことを思い浮かべますか?

 薬物依存症に対しては縁遠いものと感じたり、依存症の人に対して怖さを感じたりする方、または芸能人の薬物所持や使用など思い浮かべる方も多いのではと思います。

精神疾患だとうつ、視覚障害であると全盲が一般に知られていると思いますが、精神疾患には、うつの他にも躁鬱、統合失調症、不安障害など様々な特徴の違う疾患があり、視覚障害にも、全盲だけでなく弱視など様々な障害があります。障害には他にも知的障害、発達障害、身体障害、聴覚障害などがあります。
 
ここまで考えてみて、案外知らないことが多いなと感じた方も多いと思います。

また、様々な‘‘障害‘‘がある世の中で障害の当事者の方々はどのように生活しているかイメージは浮かびますか?
 
具体的なイメージというのはあまり思い浮かばないという人が大半なのではないでしょうか。

福祉や障害に関わりがある方も「知的障害の当事者とは関わるけれど、薬物依存症や視覚障害についてあまり知らないな」など特定の分野に関わりがあっても他の分野はあまりかかわりがないという方も少なくないと思います。

障害や依存症についてよく‘‘知らない‘‘。それにより、様々な偏見が生まれたり、障害や依存症に対しての不安を抱いてしまい受け入れられなく、遠ざけたいものになってしまったりすると私たちは考えています。

そこで私たちは、薬物依存症回復施設の京都ダルクさんや就労継続支援B型施設 三休さんをはじめとした様々な施設と日々交流を行い、それらの活動の発信や視覚障害の方の見え方が体験できるブラインドカフェや京都ダルクさんと作ったアクセサリーを販売するバザーなどのイベントを行っています。
そのような活動を通して、障害や依存症の実態を知っていただくことで‘‘偏見・不安‘‘を減らしていくことを目標に日々私たちは活動しています。

今後、このnoteではまず、就労継続支援B型施設三休で、REACHのメンバーが三休の利用者さんと一緒に就労作業をしている様子を伝える記事を上げていきます。

他の様々な活動の様子も私たち大学生の目線から伝えていきます。よろしくお願い致します。


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