繋がってきた感を持ってからが仕事#31

私はイチゴクリームが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物だ。
だから魚釣りをする場合、自分のことは考えず、魚の好物のことを考える。

デールカーネギー

会計事務所に就職して1年10ヶ月…
ようやく仕事ができる気がしてきた。なぜそう思ったのか。そして、入社当時に何を知っていたら考察し後輩ができた時の力にしたい。

  • 承認のフローを知る
    どの様にしたら申告まで持って行くか、請求がかかるか会計事務所の先輩で教えてくれる人は少数です。
    漏れなくなんでわからないの??
    みたいなリアクションされますがどんどん聴きましょう。
    フローはもちろん上司、所長がチェック時のポイントも聞きましょう。

  • スケジュールを知る。
    学生時代に会計や税務かじったり、経理をやってる人ならともかく「本当に」ポテンシャル入社した人間は年末調整も確定申告も法人決算もいつやるのか知りません。法定調書も償却資産税申告も知りません。まして、会計事務所は算定基礎や労働保険の申告まで任されます。運が悪ければ相続税や財産評価も2年も経たず仕事が振られます。上記のスケジュール感を頭に入れた上で自分の能力を加味して上司に助けを求めましょう。
    十中八九、会計事務所の先輩というのは優しくないです。(たぶん前職が甘々だった)でも期限がある仕事ですのでマジでやばい旨を伝えれば助けてくれます。ポイントはマジでやばいと伝えることです。上司も忙しいし、根本的にコミニュケーション不得意な人が多い職業ですので怖いとか冷たいとか思ったら負けです。話が逸れてきたので次。

  • 出口戦略を持とう
    転職したての人を対象に書いてるつもりですが、敢えてこんなことを書きます。
    会計事務所で働いたら税理士を目指すのが究極です。働き始めたら高い確率で税理士になるのは難しいです。難易度の問題もありますが、単純に忙しすぎます。ただでさえ難しいのに相対的に難易度が上がります。あと、向き不向きもあります。特に私は接客業からの転職でしたので顧客対応には自信がありますが、細かい作業や膨大な事務のタスク管理が苦手です。更にインボイスや電子帳簿保存法(所得税減税)などより詳細に漏れなく誤りなく処理することが求められます。相手にするのは中小企業なので経理がない会社も多いです。その中で帳簿をつけるだけでも必死なのに税務的に有利不利判定をしろというのは無理と私自身は思いました。ですので私は他の士業の資格勉強を始めました。経営には近い位置でいれますし、同じ世界でも違う場所で輝けそうな場所はあると思います。
    早いうちに諦める場合は諦めましょう。でも、形になるまでは会計事務所で踏ん張りましょう。
    それだけの価値はあると思います。

1000字超えできたのでこのくらいで。責任が重く、多忙な仕事でもありますがバックオフィス、管理部門の修行の場としては最高かと思います。若いうちに転職して力をつけて次の舞台へ行きたいですね!!
この様な考え方もありかと思いますので気長にやりましょう。

しゅん

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