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初めての北アルプス縦走へ!#2 常念岳(2857m)から蝶ヶ岳(2677m)へ


#YAMAP → https://yamap.com/activities/20150576


常念小屋から
グッドモーニンGooo!

iPhoneのアラームです


昨晩PM8:00  就寝
今朝AM3:20  起床   AM4:10出発!


初めてのヘッドライト装着登山の始まり。
つい最近ライトを購入して大正解だった。

初ライト装着してる私、分からん(笑)


本日2日目のコースは
小屋→常念岳山頂→蝶槍→蝶ヶ岳ヒュッテ
→蝶ヶ岳山頂→三股登山口へ下山
というロングコースで
山で出会った方々から

  「えーーー、
   そんなコースに行くの?!
   蝶ヶ岳ヒュッテで泊まらずに?!」

と、どの方からも同じ反応があったコース…
コースタイムが長ーい山行に
挑む事になった為AM4:10出発だ。

3時に起きて4時に出る。
4時から岩登りエクササイズのスタート(笑)
人ってやると決めれば何でも出来るね。

しかもそんな時間に動き出す人間は
私達だけではない。
少し登り始めて下を見下ろせば
蛍のようなヘッドライト族が
どんどん続いてきてるのだ。

皆、思いは同じ。
好きだよね〜 (オマエもな)


ご来光だ、、、
太陽が薄眼を開けてきてるぞ。


そして夜明けと共に常念岳山頂(2857m)着。
ドンピシャ、いただきました(拍手)
美しすぎて文字はなし。。。


あー、やっぱり書きたい!
黙ってられない
めちゃくちゃくちゃ美しかったんですーーー


暗闇で登ってきてる最中は
お天気具合が分からなかったけど
まさか晴れてるやんっ(泣)
昨日真っ白だったガスが
全部雲海となって
魅せ陳列されてたのだ。 

何この景色(泣)


ピンクオレンジに照らされた
剣山と穂高がCGのようだった。
これから長ーい道が続くが
ずっと剣山と穂高を横に見ながら
歩いていけるのだ。


穂高は器の大きなイケメン、
剣山は硬派なちょいワル、
両方とも文句無しの一軍男子で
顔を上げればいつでも目が合う距離感で
蝶槍へ向かうぞ!

常念岳をバックに


常念岳と蝶ヶ岳の標高差は
たった180mなのですが
ダウンアップの繰り返し繰り返し。

改めて、、、ダサいな(笑)


特にピークは蝶槍への登りだ。
この表示の所で蝶槍を見上げると
ため息しか出てこない。。。
げーっ、たっかいなー、と(笑)


写真では伝わらない急登角度です


しかも景色が見えない森の中。
 (イケメンが…)
休憩を取りたくてもポイントがない。
しんどー、きっつー、
いつまで登りが続くねん、
とか思ってしまったら
その重圧感は5割り増しとなる。

こういう時はタンタンに限る。
『淡々』だ。
ごちゃごちゃ考えても考えなくても
登るしかないのだ。
ならば何も思わず
1歩づつ丁寧に足を出せばいい。
その積み重ねで
いつの間にか山頂に辿り着けるのだ。

座っていきなよ、的な木


日常の嫌なことや
やりたくない事と同じ。
いちいち感情を沸き立たせない方がいい。
そんな時間が一生続く事はない。
今だけこなせば済む事。
『今』だけで終わらせた方がいいから。


蝶槍(2655m)、着!
イケメンとの再会♡



ここから蝶槍ヒュッテ、蝶ヶ岳までの道は
楽勝だった♪
やっぱり蝶槍の登りがピークでした。
頑張って登ったどー

美しいご褒美稜線が続きます



蝶ヶ岳ヒュッテが見えて

補食TIME
熱熱のカフェ・オレがね〜、幸せっ♪
そして山でも街でも職場でも
干し芋って優秀だわ。
特に山ではオニギリやパンは
硬くなって咀嚼率が高くなるが
干し芋は意外とそのままで食べやすい。
そして私のコーヒーのお供に
ナッツとドライフルーツは必需品だ。


さぁ、ちゃっと蝶ヶ岳の山頂(2677m)だ。
ヒュッテから5分だぜ。


蝶槍ヒュッテ、、、
予約開始から即満室になるのが
よく分かった。
山頂も近いて
穂高と槍岳が目の前に見えるからだ☆


後ろ姿からの

振り向く私、これいる?(笑)


雲海をバックに歩くとか、、、(笑)

こういの撮影会も楽しいよ♪


でも最後に穂高と槍岳をバックに従えての
この写真はいる!
来年、会いに行くからね〜


さぁ、最後一踏ん張り。
下山口の三股へ降りていきます。
違う違う、一踏ん張りではなく
四踏ん張りぐらいだなぁ、、、

長い下りの始まりだ


百名山の下ってクソ長い(泣)(笑)

三股まで5㎞だって(長い)

だいぶん下ったかな?
と思ってもまだ4.7kmで(チーン)


期待は禁物だ、
まだまだ先は長いはず、
でも、もしかして3km台になったかも?!
の時の残り4kmは酷だ(笑)


下りの5kmは
終わりが見えない陣痛に似てる。
言うても5kmなのに
私は下りで淡々とするのが苦手だ。
陣痛を思い出すほど
ごちゃごちゃ考えてしまう(笑)
「先生、今赤ちゃん、どの辺まできてる?
 まだ出てこいんかーい?」というあの時。
修行が足りませぬ。

そして残り2kmの所で
雨が降り出してきたので
レインウエアとザックにカバーも装着。


今日は午後から雨模様だったで
下山の終盤での雨降りなんて
よくここまで降らずにいてくれた、
と今回も感謝しかない。

でも森の中では雨降りは
そんなに気にならない。
木々達が守ってくれるので
本降りの前に下山してしまおう。

なのでフォトスポットのゴジラの木では
一緒にガオーとかせずに
こここそ淡々とスルーして


残り1kmまで来たーーーーー!!!

救いの数字


50mだって!!!
カウントダウンだー


ついたー!
ん?!  
ではなくて私達も看板に書いてある
タクシー乗り場の800m先に
車を停めてるのだ。

ゴールは先、ツンデレや


この距離は淡々ではなく
黙々と歩くべし


おつかれ山
生還しました〜

私、やりました〜 の瞬間♡


下山、長いっ。
と何回も書いてしまうぐらい長かった。
こんな長い下山を経験したのだから
次回は大丈夫だね、きっと。


今回もね、最高だった。
山はどこかで必ずハードな部分があるけど
それを上回る感動や経験が
必ず用意されてる。
それがどんなものか分からないから
そこに行って見たくなる。


行けば知れるのだから
行動すればいいだけ◡̈ 


又、少し強く賢くなれように思えた。
自分に対して。
自然に対しては毎度完敗ですからね。


では今日のnoteはここまでです。
最後まで読んでいただき有難うございました。
又次のnoteで。









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