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初めての北アルプス縦走へ!#1 常念岳(2857m)から蝶ヶ岳(2677m)へ

今日は祝日の10日、月曜日。
朝一の京都でのレッスンは
もしかして!
北アルプスから下山して
そのまま行く事になるか?!


そんな事も頭に浮かびながらの
常念岳から蝶ヶ岳までの初縦走に行ってきた。

(ほんとにレッスンの用意も
 車に積んでました 笑)


7(金)は午後から
長野県安曇野市穂高までの移動日。
ナビの4時間47分という数字も
前回の木曽駒ヶ岳 のおかげさまで
「あっ、それぐらいで行けるんだ」
と思えるように
又々移動距離の許容範囲が更新されてた。

いつもは移動して登って下山して帰路。
という日帰り登山が多い私にしたら
移動だけの日、それだけで贅沢♪

長野のSAに寄って
山で食べれそうなオヤツを物色したり


ゆっくり温泉に入って
ロングドライブの疲れを癒したり

信州蕎麦を食べたり。

時間の余裕は
気持ちの余裕と直結してるのだ。
毎日時間に追われてる訳ではないが
たまにはSAのお土産物売り場を
意味なく3周ぐらいしてもいい。


そして22時に私だけ
下山口の三股第一駐車場へ向かい
車中泊を。

車中泊も2回目です。
めちゃくちゃ楽しいんだよねー、これが。

車中泊の理由は
今回よりも先に予定していた
10月末の山旅を考えると
お財布事情が厳しそうだったので
節約したかったのが1番と


登山口の駐車場が満車になるので
夜の間に停めておきたかったのが1番。


そう、両方とも1番!
特に満車という事態になると
第二駐車場が800mも離れてたりする(泣)
疲れた下山後にこの距離、
出来るだけ歩きたくない...
第一駐車場確保必須、なのだ。


私達も取り止めを視野に入れてたぐらい
不安定な天気予報で
わざわざ車中泊をしなくてもいいかな?
来る人、少なそうだよね。
現に駐車場までの道中で
1台も他の車を見掛けなかったのだ。


車の代わりに目に入ったのは
タヌキ
イタチ
イノシシの親子
ヘッドライトに目が光る(ギラっ)

彼ら達の住処にお邪魔してるのはこちら。



でも三股第一駐車場に着いたら
既に10数台、車が停まってたのだ。
さすが百名山!
侮ってはいけません。
車中泊は正解でした。

当日のam6時には満車でしたよ



そして8(土) AM5:30に
タクシーで迎えに来てもらい
登り口の一ノ沢登山口へ移動して
AM7:00に常念小屋を目指して 
登山スタートしたのだ。


今回の縦走登山は
登り口と下山口が違うので
車で現地まで行く場合は
何処かで公共機関やタクシーの
お世話になるしかない。

でもね、、、
タクシーの運転手さんも
長野をシマにしてるなら
山道運転も
慣れていて当たり前に思っていたが
同行者が直ぐに車酔いしてしまったのだ。


めちゃくちゃ雑で粗い運転。
私が運転した方がマシに思った。

これはほんと可哀想...
今から山登りって時に
不本意にコンディションを
崩されてしまったのだ(泣)


タクシー会社にTELして
報告しようか迷った、
今も迷ってる。。。
これからの登山者の為にもなんだかねぇ。


昨日の移動日に続き
実は今日の山行は常念小屋
行くだけなので
めちゃくちゃ時間に余裕があるのだ。


昼前に到着して
山小屋で半日何する⁉️

こんなゆるゆる登山は初めて。
ずっと2450mの山の中にいれるのだ。


さぁ、コースタイムも
他の登山者に追い抜かれる事も気にせず
景色を見落とさない様に視界を広げて
写真も撮りまくって
ゆっくり進もう♪

というのはナイスアイデアなんだけど
ガスりまくり(笑)

神秘的


白くて景色は殆ど見えないけど
それでも所々色付いた紅葉に
目を奪われながら
私が憧れの北アルプスを
歩けてる事が嬉しかった。


物事は全て捉え方次第だ。
お金と時間と労力を掛けたのに
何も景色が見えないなんて...💦
山の上で何したらいいの〜(泣)

と思うより


スマホもPCもない場所で
『なにもすることがない』
という贅沢な時間を過ごしてみよう

と思うか。。。


人生って理想的にいかない事もあるけど
その度に落ち込んだり
感情を剥き出しにすると
ほんと嫌〜な気持ちが長引く。


どんな時でも自分次第で
楽しみは見つけられるのだ。

常念小屋着8(土)12:00


チェックインして部屋に荷物を置き
乾燥部屋に濡れたものを干しに行き
めちゃくちゃ楽しみにしてたランチを♡


本日1食目がこちらです。
作っていただいたシンプルなパンと
ゆで卵と
焼き菓子𝐋𝐞 𝐭𝐫é𝐟𝐥𝐞さんの米粉のマフィンと
ホットコーヒー。


登りきった後の空きっ腹に
遠慮なくエネルギーチャージをする
至福の時間です。


そして北アルプスの山地図を見せてもらい
終わらない山談義(笑)
初心者の私には知らないルートや
知らない山ばかりで
めちゃくちゃ興味津々!
これが山小屋の醍醐味〜


でも人の集中力なんて
もって1時間ぐらいじゃねーか?(内緒)
私は1時間もない...よ(笑)

ランチでも山談義でも
お腹がいっぱいになれました。


晩餐は17:00からで
今夜はハンバーグ定食でした。


消灯は20時!!!
幼稚園児なみでしょ(笑)

でも私の明朝のアラームは
AM3:20にセットしたので
寝るしかないのだ。
初日が楽だった分、
2日目はロングコースなんだぜ♪


さて、話が前後するが
小屋までの山道の事を。

山ってほんと同じ山はない。
同じ人が居ないのと同じように
山も個性と性格がある。

一の沢からの常念岳は
めちゃくちゃ優しい道でした。
「何でこんなに道が優しいの?
 後半が怖いんだけどー」
と言ってたぐらい(笑)

勿論山登りなので登りますよ。
でも初心者向きと
言われてるのが分かる。

山の神に手を合わせ


何個も沢を渡り


根っこの生命力をまたぎ


最後の急登を進み

意外と大丈夫な急登でした


こういう階段は
常に手を加えてくれる方々の存在に
感謝できる

登りやすくしていただけてます


標高2250mの最終水場

皆さんボトルに汲まれてました


後300mの標識を作られた方へ。
優しさしか感じません、有難う。。。

よっしゃ!と思える300m


常念乗越、着。
最後は絶景が広がって
「わーっ」と言うポイントだけど
真っ白(笑)

でも達成感は充分あります


所々、紅葉に足が止まり


夕日も星も見えずに
初日が終わりました。


明日は午前中だけ晴れる、
と小屋で皆んなが話してる。
本当にそうなら
めちゃくちゃラッキーなんだけど
もしガスってても
雨が降ってないだけヨシと考えよう。


瞑想してzzz...
明日は頑張りすぎずに頑張ろう♪


又次のnoteへ。
最後まで読んでいただき有難うございました。








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