Shotaro.I

どこでもいるランナー(オフシーズンはトライアスリート)ですが陸上長距離と競馬歴は30年…

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どこでもいるランナー(オフシーズンはトライアスリート)ですが陸上長距離と競馬歴は30年近くなりますので予想や回顧など思ったことを書きます。能力型と適性型の研究を行っていきたいと思っています。

最近の記事

世界の女子マラソンについて語る その2

男子はキプチョゲ選手が加齢からの衰えが隠せない状態になり、世界記録を樹立したキプタムさんが交通事故死で主役が不在に状況になってしまった。 女子は世界記録を樹立したアセファ選手、トラックからの実績組であるハッサン、ギディ、オビリの4強状態になっている。 東京マラソンでは大本命といわれたハッサン選手がまさかの惨敗を喫してしまった。ロンドンマラソンでは2度も立ち止まりながら優勝して、シカゴでは世界歴代2位の記録を出してフルマラソンについてはうまく行き過ぎたということがあっただろう

    • 皐月賞を振り返る

      ジャンタルマンタルが勝負をかけたがジャスティンミラノが差し切ったレースだった。ジャンタルマンタルは3着だったが共同通信杯1,2着馬が実力的に抜けていた。 さて、日本ダービー ジャンタルマンタルはNHKマイルに出るということでジャスティンミラノの二冠の可能性が高まってきた。あとは青葉賞と京都新聞杯の内容次第だろう。

      • 桜花賞を振り返って

        一番まともなローテーションを使ってきたクイーンズウォークを本命にしたが阪神JFからぶっつけできた1,2着馬の決着だった。もうこれはアスコリピチェーノとステレンボッシュがこのメンバーで抜きんでているしか言いようがない。クイーンズウォークはオークス向きといわれていたが、あの2頭相手だったら逆転は難しいだろう。 ・ステレンボッシュの2冠か ・アスコリピチェーノの巻き返しか レガレイラやトライアル組の動向もあるがあの2頭はオークスでも有力なのは間違いない。 チェルヴィニアは桜花賞は

        • 大阪杯を振り返って

          ソールオリエンスとべラジオオペラの本命の決め手は ・皐月賞、ダービーの内容を見てソールオリエンスのほうが上 ・京都記念のレースレベルに疑問 もしべラジオオペラが京都記念で圧勝していたら本命は変えていた。ソールオリエンスのほうが上だと判断した。中山記念では力を出したレースだったが中山より直線が長い阪神だったら間に合うだろうと思った。 ふたを開けてみれば前の位置をとることができたべラジオオペラが勝って、ソールオリエンスはローシャムパークを追走したことで脚を使ってしまい惨敗した

        世界の女子マラソンについて語る その2

          ドバイワールドカップを見て

          本命は地元のカビールカーンにしたが、アメリカから移籍したローレルリバーに逃げ切りを許してしまって、しかも8馬身差をつけての圧勝。自分の評価ではローレルリバーはマイルまでの馬でアメリカ時代は目立った実績を残していなかったので厳しいだろうと思っていた。簡単に逃げさせてしまったという点もあったが世界最高峰のレースの一つでその芸当はなかなかできるようなものではない。 ローレルリバーは本当に強いのか 1ハロンどころか2ハロンの延長でとんでもない結果を出したので認めざるを得ない。アメ

          ドバイワールドカップを見て

          現時点での日本の女子マラソン界について

          名古屋ウィメンズマラソン 69:56-71:22 安藤選手が勝ったものの前田選手が大阪で出したハーフの通過タイムより10秒遅いことを考えたら実力差を考えたら前田選手のほうが上だといわざるを得ない。 新谷選手は東京マラソンでの走りを見ていたら一山選手に黒星をつけられているし仮に大阪でランナーをして走っても勝てなかっただろう。実際後半のラップは前半より遅かったから。 改めてわかった今の女子マラソンの勢力図 これによって女子マラソンは一山選手と前田選手の2強となった。いまで

          現時点での日本の女子マラソン界について

          東京マラソンを振り返る

          男子を振り返る 60:20-62:16 キプチョゲ選手がハーフを待たずに脱落をしてしまった。今のキプチョゲ選手からしてみたら60分のペースはきつかっただろう。自分自身もこれ以上レベルアップはできないというのはわかっていただろうし、意外にショックはなかったと思う。自分も東京マラソンを走って15キロ地点でスライドしたが1位ではない時を見て嘘だろと思った反面、衰えがあったのかなと思った。これが全盛期だったら2時間切れるかどうかのタイムだっただろう。 日本人選手は鈴木選手が脱落し

          東京マラソンを振り返る

          サウジカップの総括

          レモンホップが力でねじ伏せると思っていました。しかし、スタートしてから動きが悪く何も残せないままサウジカップが終わってしまいました。昨年はドバイゴールデンシャヒーンにでてフェブラリーでモチベーションをピークに迎えたということとマイルの後の1200はさすがに無理があったので仕方がないということもありましたが今回は言い訳ができない負け方でした。 サウジカップのレベルは高かったのか 何とも言えないのが現状。ウシュバテソーロは2着に食い込んだが勝ったセニョールブスカドールの戦績は

          サウジカップの総括

          レモンホップとウシュバテソーロ

          レモンホップの戦績 1400mを主に使ってきてしかも圧倒的な番人気にこたえていた。JBCスプリントの選択もあったが距離を延ばすことを選択して武蔵野Sは2着で距離が長いのではないといわれてしまったが、その声をフェブラリーSで一蹴できた。ドバイゴールデンシャヒーンは海外遠征でしかもマイル走った馬にスピードをやれという次第無理があった。休み明けの南部杯では2着に2秒差をつけての圧勝してさらに1ハロン伸ばしてチャンピオンSを制してしまった。1400mの馬が1800mを力でこなした。

          レモンホップとウシュバテソーロ

          サウジカップがもたらしたもの

          アメリカ競馬が中東に屈された? 2020年から始まったサウジカップだがその影響はアメリカに及んだ。その年から賞金が減額されてしまってかつての総賞金額が1200万ドルから300万ドルに下げられてしまった。 サウジカップ 総賞金額 2000万ドル ドバイワールドカップ 総賞金額 1200万ドル この賞金を出されたら有力馬は中東に行くだろう。サウジとドバイを連勝すれば一気に歴代賞金獲得馬になりうる。要するにアメリカ競馬は中東に屈されてしまった。 しかし、施行時期も悪かった。

          サウジカップがもたらしたもの

          大阪国際女子マラソンをみて

          69:46-69:13 前回のMGCを制して東京五輪の日本代表になったがそこから不振が続いた。 https://www.mgc42195.jp/files/upload/201909/15_115127.pdf 前回のMGCの成績。中間点で前田選手が勝負をかけて2着に4分差をつける圧勝だった。気温も高く消耗戦になったが持久力勝負だったら前田選手に分があった。 コロナ禍で立場が逆転 東京五輪に向けて照準を合わせていたがコロナ禍で延期が余儀なくされてしまい、そこから前田選

          大阪国際女子マラソンをみて

          東京マラソン2025への道 ハイテクハーフマラソン

          本音は出たくなかった 自分は運送関係の仕事をしており12月は繁忙期に入る。毎年正月になるとその疲れがどっと出てそれが抜けきれないままハイテクハーフを迎えることになっていた。一昨年は10キロのレースに出て40分かかってしまい、昨年は失速をした。この時期にレースに出るべきではないと考えていた。それでも出場する理由は東京マラソンのポイントレースであることだ。フルマラソンには自信がないので近隣のハーフマラソンにターゲットにした。11月の江東ハーフ、1月下旬の新宿シティ、そしてハイテ

          東京マラソン2025への道 ハイテクハーフマラソン

          賞金レースって

          日本ダート2強の次走はサウジカップ 昨年のドバイワールドカップと東京大賞典を制したウシュバテソーロとチャンピオンCを制したレモンホップの次走はサウジカップになる。 日本のダート界の頂上対決が日本ではなくてサウジアラビアになってしまうのが残念だが フェブラリーS 12000万円 サウジカップ 10億円 10倍近くの優勝賞金だったら遠征で無理しててまでも中東に渡ったほうがいいという考えだろう。ちなみに全日本2歳優駿を制したフォエバーヤングもサウジダービーに出る。 一つ言え

          賞金レースって

          2024年について

          あけましておめでとうございますと言いたいところだが能登半島地震などがあってそういうことをかける環境ではありません。 自分はnoteをちょくちょく書いていたですが、ほかの人の記事を見ていると大学のレポートや論文みたいな記事ばっかりでそこまで書かなければならないといけないのかなと思いました。 自分も40年ぐらい生きていてマラソンと競馬で人生の8割以上は生きていました。それを経験にして記事を書こうかなと思っています。 陸上を離れてから競馬三昧の生活を続いて20年ぐらい。マラソ

          2024年について

          東京マラソン2025への道 江東シーサイドマラソン

          minatoシティハーフマラソン落ちて江東に 毎年秋の本命レースはminatoシティハーフマラソンと決めている。以前、たった1年間だったが港区で(運送屋)働いたことがある。自分が担当していたエリアは常に東京タワーが見えるところで疲れたときとかそのタワーに癒された。東京タワーの絶景スポットも知っているし、コースも知り尽くしている。そこに出ることで何かしら恩返しができるんじゃないか。自分を育ててくれた東京タワーに。 昨年は走ることができてPBを出した。今年も当然エントリーをした

          東京マラソン2025への道 江東シーサイドマラソン

          世界の女子マラソンについて語る

          男子はキプチョゲがベルリンマラソンを勝った者の衰えが隠せないのが否定できない。その中でシカゴマラソンを制したkevin kiptum が世界記録をたたき出した。来年の春シーズンになったら世代交代になっていくだろう。さて、女子は コスゲイ1強から シカゴで世界記録を出したブリジットコスゲイだったが東京五輪で負けてしまい、わずか1か月半後のロンドンマラソンでも負けてしまった。年が明けて東京マラソンで勝ったものの、今年になってロンドンマラソンでリタイアをしてしまい、ニューヨーク

          世界の女子マラソンについて語る