東京マラソンを振り返る

男子を振り返る

60:20-62:16
キプチョゲ選手がハーフを待たずに脱落をしてしまった。今のキプチョゲ選手からしてみたら60分のペースはきつかっただろう。自分自身もこれ以上レベルアップはできないというのはわかっていただろうし、意外にショックはなかったと思う。自分も東京マラソンを走って15キロ地点でスライドしたが1位ではない時を見て嘘だろと思った反面、衰えがあったのかなと思った。これが全盛期だったら2時間切れるかどうかのタイムだっただろう。

日本人選手は鈴木選手が脱落してから大迫選手がオリンピック出場権を得たなと思った。ハーフ通過が2分55秒だったので後半伸ばせば設定タイムを上回っていただけに力がないということだろう。

女子を振り返る

68:15-67:40
ハッサン選手が優勝するかと思ったが負けるとは思わなかった。昨年のロンドンを勝ったときはあれ勝ったのという驚きがあっただろう。続くシカゴも連勝して東京を勝ったらパリ五輪の大本命レベルまで達しようかという勢いだったがそんなに甘くはなかった。むしろ負けたことでマラソンに対する取り組みが変わっていくだろう。勝ったケベデ選手と2位のワンジル選手は強かった。

新谷選手はペースメーカーのペースが遅いといわれていたが仮に早くひっぱても結果は同じだった。前半は69分52秒で行って後半上げればいい話だったが後半は70分以上かかっていた。これは言い訳できない。


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