男子フルマラソン 世代交代か

ベルリンマラソン

大本命といわれるキプチョゲが2時間2分42秒で制したが昨年と初めて世界記録を出した2018年の記録を企画してほしい。

2018 122:39 61:06-60:33
2022 121:09 59:51-61:18
2023 122:42 60:22ー62:20

2018年の記録を出したときは61分で中間点を通過したが途中でキプチョゲがペースメーカーを機能できなくての記録だったのでそれがまともに機能をしていたら2時間1分は切れたと思う。翌年は非公式のイベント(2時間切り)翌々年はコロナ禍でベルリンではなくロンドンに出たが周回コースにやられて惨敗。2021年は東京五輪で不出場。2022年は世界記録を出したが後半伸びなかった。今年も前半は世界記録ペースできたが後半伸びなかった。ボストンの惨敗など見てわかるように年齢も年齢だけに衰えもあることだが世界記録を求めるのはもう無理であろう。キプチョゲも引退のカウントダウンが始まっているはずだ。

シカゴマラソン

61:06-59:47
これが2020年の丸亀ハーフで8位に終わった選手が出した記録だ。その時は単なるケニアの若手ランナーの一人だととらえていただろう。それがフルマラソンに転向していきなり初マラソン世界記録を出して、実質上の世界一決定戦であるロンドンマラソンも2時間1分台を出して、今回は2時間1分の壁を破った。

ケルビンキプタム

トラックの1万メートルの記録は28分27秒。その記録はそこら辺の日本の実業団や大学生でも出せる記録だ。そうした選手がなぜ、3戦3勝ですべて2時間2分を切っていくのか。マラソンの適性しかないだろう。それ以外は見当たらない。日本でいえば大学時代箱根に出たがそこまで注目されない選手でフルマラソンで素質が開花した選手と思っていいだろう。

来年の春は世代交代か

来年の春に答えは出るだろう。一つ言えるのはキプチョゲがキプタムに勝つのは不可能だろう。
それだけは言える。

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