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再上映「東京家族」と、おじさんの涙

出先で時間があったので映画を観ることにした。

時間が合った映画のチケットを買った。

「東京家族」
2013年に公開された山田洋次監督作品。

これから公開予定の同監督作品の「こんにちは、母さん」に先立って、
一週間だけ40館限定の再上映らしい。

橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、蒼井優、妻夫木聡などの家族ドラマ。
いや〜みんな、イイ味滲み出てた〜〜〜。

第37回日本アカデミー賞では優秀作品賞を含め12部門を受賞するなど高い評価を受けた作品らしく、リアルで温かい良い作品でした。
スクリーンで観れて良かった。

作品も良かったんだけれど。

鑑賞中じわ〜〜と目頭が熱くなってきたところに、
隣の隣の座席に座ってたおじさん、
(観客は、私を含め60代前後と思われる男性二人の全三人)
鼻水ジュルジュルしながら号泣してて、そちらに気が逸れて涙止まった。

そんなことを何度か繰り返し、映画は終わった。
化粧崩れなくて助かった・笑
それにしても、おじさんとツボが一緒だったな。ハハ。

帰り、肩を落として先を歩くおじさん。
あー、この人、辛い思い出があるのかなあ、お母さんを思い出したのかなあ、
奥さんを先に無くしちゃったのかなあ、などと想像しながら、

おじさんの背中に向かって心の中で叫んだ!

「幸あれ〜〜!!」


そんなホンワカな思い出もプラスされた昨日の映画館だった。

帰りの夕日が綺麗であったかで。

ああ、山田監督ワールドがずっと続いてるみたい。笑

(注※おじさん、おじさん言ってるけれど、私もおばさんだった件。)
σ(^_^;)


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