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【RS:COLUMN】紅桜花のイベントレポート。vol.2 #文学フリマ

2019年3月に創刊した『REASNOT(リースノット)』は、音楽をはじめとした様々な分野で「好き」を追求している人々、夢を大切にして生きている人々を紹介するフリーメディアです。

2022年11月現在までに80組111人のアーティストを取材し、フリーペーパー・WEB記事・MOOK本を制作して、情報を発信してきました。

これまでにフリーペーパー版の頒布にご協力いただいたライブハウス・カフェ・郵便局等は、78か所。WEB記事の総数は241本となりました。

今回は、文学作品展示即売会『文学フリマ東京35』へ参加して分かったことを記録したいと思います。

ご挨拶

改めまして、編集長の紅葉です。

2022年5月に引き続き、2回目の文学フリマへ参戦してきました!

当日の私たちのスペースは、こんな感じ。

運べる限りのフリーペーパーとMOOK本とグッズを持っていきました♪

前回の反省を生かして、チラシと値札も用意しました!
……もうちょっと綺麗に(可愛く)できたんじゃないかな、っていう気持ちは次回に生かします。。

文学フリマ運営公式からのアナウンスによると、今回は、出店者と来場者合わせて【7,445名】が来場したそうです。

ライブ会場で言えば、国立代々木競技場第二体育館の約2倍、幕張メッセのイベントホールが満員くらいの規模ですね!すごい!!


ありがたいことに、今回はスペースの配置がよく、会場入り口からまっすぐ歩いた通り沿いでした。

行き交う人々に、フリーペーパーを配りまくらせていただきました!

家から持って行った数は、14種類150部!!

そして。

なんと。

完売ならぬ完配!いたしました!!

皆さま、本当にありがとうございました!!!

一人でも多くの方が、心揺さぶられる物語に出逢えていますように。
さらに、気になったアーティストさんの作品を見て・触れてくださったら、とても嬉しいです。

他のMOOK本やグッズもお手に取ってくださり、ありがとうございました!

次回、来年5月21日(日)の文学フリマ36にも参加予定です♪

 ◇

さて。

今回、フリーペーパーを配るなかで、明らかに「持って行ってもらいやすいもの」「持って行ってもらいにくいもの」がありました。。

受け取ってくださった方のほとんどは、REASNOTを知りません。
内容が分からない状態ですから、受け取るかどうかの判断基準は「見た目」が9割だったと思われます。

同じフリーペーパーでも、表と裏を変えてみる(弊誌は両A面なので、それぞれ違うアーティストが表紙になっています)だけで、配りやすさが全く違いました。

150部を配るなかで、ウケのいい表紙、すなわち「ウケがいいアーティスト写真」がなんとなく分かってきました。

もちろん、アーティストの皆さんの写真には、それぞれのこだわりが詰まっていることを理解しています。今回、配りにくかった表紙のなかには、個人的には好きなものたくさんあります。

ただ、せっかくなので!
今回の頒布を通じて分かった傾向を、まとめておきます!!

よかったら一つの参考にしてください。

ウケがいいアーティスト写真とは?

1.全体的に明るい

背景はもちろん、本人の顔や服装を含めて、暗い/濃い表紙より、明るい/淡い表紙の方が配りやすく感じました。

たとえばR.14のnozomiさんと、SSW.17のわたなべ矢的さん。おふたりとも森林のようなグリーンの背景・ほぼ横向きの写真ですが、もらわれやすさはnozomiさんに軍配が上がりました。

2.顔がはっきり写っている

似た構図でも、顔が分からない引きの写真より、表情が分かるくらい寄った写真の方がいいようです。さらに言えば、澄ましたカッコいい系の写真より、親しみやすい笑顔の写真が人気でした。

たとえばSSW.10のnariさんと、R.15の西村亮哉さん。いずれもギター弾き語りアーティストとして、ライブ中の写真ですが、nariさんのほうがもらわれやすかったです。

3.何をしているか分かりやすい

ギター持ってる!マイク構えてる!…と、特徴が分かりやすい写真の方が、雰囲気重視の写真よりも受け取ってもらえました。
「何をしている人なのか?」が、一目で分かるといいのかもしれません。

SSW.15の中山大之さんとR.25の三浦コースケさんは、どちらも男性ソロのギター弾き語りアーティストですが、中山さんの方が配りやすかったです。

4.男性より、女性の方が強い

身も蓋もありませんが、圧倒的に、女性の表紙の方が配りやすかったです。
もっとはっきり言いましょう。
女性の表紙だと、女性のお客さんも男性のお客さんももらってくれましたが、男性の表紙は、ほぼ女性しかもらってくれませんでした。。

1~3の条件を満たした男性の表紙より、条件が合っていない女性の表紙のほうが、もらわれるスピードが早かったんです。ああ無常。

男性ソロアーティストはどうしようもないですよね。。
でも、もし男女混合ユニットやバンドなら、最前面に女性を出して、男性は後ろに立つような構図にするといいかもしれません。
そういえば、メジャーアーティストも、こういう構図が多いな…。。

※弊誌は、男女バランスよく取材し、掲載することを心掛けています!片面の表紙の女性に魅力を感じて受け取ってくださった方も、ぜひ反対面や中面の男性の記事を楽しく読んでいただけると嬉しいです。

 ◇

いやー、まとめてみると面白いですね。。

せっかくなので、今回、配りやすかった表紙TOP3も発表いたします!!

配りやすかった表紙TOP3

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