2All Systems Platformの目的~テクノロジーが進歩した格差社会の中にこそ民主主義による自由を~

それでは、今回は目的を説明したいと思います。

前回、社会問題の根本は仕組みであるという話をしました。
そして、その仕組みのせいで、マイノリティの意見が軽視されていたり、
そもそも気づかれないような状態でいるというはなしでした。
テクノロジーが進歩しても、人間が追い付けていないとね。


そんな中で、このシステムを通して俺が見ているビジョンは

誰もが社会を変えるための議論に参加でき、等しい1票の投票を経て、
明日には180度逆のルールにすることが出来る社会を実現すること。

そして、もちろんこの目的は、
誰もが抱える問題と世界全体で抱える問題を解決する
最適な仕組みを作るため


日本人はとても抵抗や危機感を持ちがちですが、変化というのは、
今という、無常に対して、最適な解を出すための行為なわけです。

逆にいうと、日本で変化が少ないのは、日本ではそれが最適だと考えられているからです。

しかし、果たして本当にそれは、日本人全体、あるいは、過半数、三分の二以上などの、意見なのでしょうか?誰かそれを全国民に向けて投票をしたことがありますか?
もしかしたら、半分以上は、日本に早く自動運転が普及してほしいから、道交法を変えてくれと思っている人がいるかもしれません。
もしかしたら、半分以上の人が、全国にLGBTの人が結婚できるようにしてくれと思っているかもしれません。

もしかしたら、どっかの県だけでみたら、
過半数を超えているかもしれません。

なのに、変化をしないのは、最適とは言えないと思います。


もしかしたら、その変化を拒んでいるのは、一部の力を持っている人たちだけかもしれません。その人たちの都合のいいルールで、社会が動いているかもしれません。

私は、そんな誰かに作られたルールで生きていきたくはありません。

考えたことはありませんか?
なぜ、生まれながらにルールを押し付けられているのだろうか?と。
植民地ならまだしも、と中学の時植民地という言葉を知って思いましたが。

投票権が得られるまで、自分の意見が直接的には
社会に一切反映されない仕組みになっているわけです。

そして、本当に投票結果が、事実なのかも、正直わかりません。
さすがに、法律的にないと思いませんが、それこそ証拠が見れません。
しかし、それは今のテクノロジーならいくらでも監視できますし、不正のしようが無くなります。

私はこのままでいいとは決して思いません。


社会には生まれながらに格差があります。
これは、経済的にも、遺伝的にも、能力的にも、地理的にも、たくさんあります。
これを無くす、または、乗り越える方法があったら、ぜひこのシステムを使って社会を変えてほしいです。

しかし、今の俺は、そのアイデアがないなりに、
格差を認められる社会を作るべきだと思います。
我が家は、うちはうち、人は人と教えられて育ちました。
これが格差を認めた社会だと思います。

格差自体に問題があると私は思いません。
問題を作っているのはやはり、人と人との価値観のぶつかりあいだと思います。過半数というのは、ほぼその半分は真逆に近い考えを持っているということでもあります。片方は我慢し続けている状態になってしまいます。

だから、新しいルールを作って、そのルールに共感する仲間を増やして、そのルールを勝ち取ればいいのです。

その繰り返しで、社会は、それぞれが自立しながらも、違いを受け入れた多様性に富んだものになると私は想像しています。


ルールというのは、公平であるべきです。
そして、それを作るためには、公平な1票が必要です。
だからここだけには格差は認めずに
格差を認めた社会を作りたいと思います。



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