復活の理科教員

教員の働き方に疑問を持ちながら、教諭として働いています。生徒と上手くいかず、うつ診断さ…

復活の理科教員

教員の働き方に疑問を持ちながら、教諭として働いています。生徒と上手くいかず、うつ診断され一年間休職。復職後、適当に働くこと、他の先生方が働きやすくなることを考え中。 自分の考えをまとめたり、誰かの参考になるようなnoteにしていきたい。 新しいことにも挑戦していきたい。

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教員、休職、そして復職

休職しても辞めなかった教員自己紹介 はじめまして。復活の理科教員と申します。現在、地方で中学の理科教員をしております。講師を1年し、教採に合格となり教諭をしています。なぜ、どうして、の問いを大切にして授業をしています。新しいことに挑戦することが好きですが、長続きしないのが欠点です。noteは続けたいです。 なぜ休職したのか クラスの子と上手くいかず、教室にいることが苦痛になり、学校に足が向かわなくなりました。中学時代の恩師に相談もし、年頃の女の子は独身男性を無条件で避け

    • 教員間の横のつながりの本質

      私の思う横のつながりの本質 横のつながりを大切にしましょう。と管理職の先生から何度も言われる機会があると思います。 私はこの言葉の本質を今まできちんと理解できていなかったと思います。 そんな私が現在思う、横のつながりの本質とは、子どもを多人数の教員で支援できる体制をととのえること、だと思います。 休職前までの理解 現在は復帰していますが、私はクラスの子どもと関係づくりが上手くできず学校に足が向かなくなってしまい休職しました。この時の私は、副担任の先生は子どもといい関

      • 散歩のすすめ

        私は、中学校で理科教員として勤めていましたが、生徒とうまくコミュニケーションが取れず、学校にいることが苦痛になり、うつ状態と診断を出され休職をしました。 現在は復職をして、校務分掌などほとんどない状態で、無理のない範囲で働けるようにと配慮していただいています。 そんな私が、休職中に心療内科の先生からすすめられ、現在も続けている散歩について少し書いてみようと思います。 自分と会話ができる 心療内科の先生に少し運動をするといいよ、散歩とかするといいよ。と話をしてもらいまし

        • ゆるく長く続ける

           教員として働き始めて、この仕事を若手が長く続けられるものにしたいという思いがある。管理職でもなければ、若手を育成するほどの立場にもいないが、なぜこのようなことを思うか、それは若手の教員離れが原因である。私自身、初担任や部活動の初顧問を持った際に、あまりの多忙さに何度も検索窓に「教員 転職」と打ち込んだ。教員の多忙さは世間にあまり認知されていない。最近は、各メディアで取り上げてもらえることが多くなったと思うが、いまだに教員は夏休みを取れる、子どもが帰った後はやることがない、遊

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          完璧主義をやめる

          自分にも優しさを完璧主義であった自分 以前の私は、ある種の完璧主義でありました。弱いところを見せることができない。誰かを頼ることができない。自分一人の力でなんでもやらなくてはいけない。と思い込んでいました。そんな私は、クラス担任を持ったときに、うまく関係をつくれない生徒に出会いました。なにが原因かもわからず、自分のせいであると思い、ただ、何を改善すればいいのかも分からず、教師という仕事をしていることすら嫌になってしまい、死にたいという思いだけが強くなってしまいました。もうど

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          その出展作品なくしましょう

          夏休みって課題がたくさん出ますよね。いらない課題も多いのではないかなと思います。私自身が中学生だった頃を懐古しながら少し考えてみたいと思います。 大量の課題 私が中学生の時は、大量の課題が出されていたように思います。自由研究や文化祭用ポスター、それとはべつの火災予防ポスターなんかもあったような。当然、学習帳も出され、夏休みの毎日の日記もありました。今は、自分の考えをまとめたり、アウトプットすることで整理をできているので、文章を書くことに嫌悪感はないのですが、中学生の私はと

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          学び続ける教師 #1

          人名と単位表記 理科や数学では様々な単位が用いられますが、由来となった人物がいる単位の場合には大文字で、それ以外の単位の場合は小文字で表記されることになっています。 リットル リットルは小学校で習う単位ですが、以前は小文字のエルを用いていましたが、現在は大文字のエルを用いるようになりました。これは、小文字のエルがラテン文字の数字のイチとまぎらわしいからだそうです。人名を由来とせず、大文字の単位になったそうです。ですので、テレビなどを見ていても小文字のエルが用いられること

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          安心する空間

          こんばんは。私は地方で教員をしています、復活の理科教員と申します。お盆シーズンで大学の同期と小規模にBBQをしました。そこから感じたことを雑に残させて頂きます。 対等な立場の存在 私は学部学科の同期に恵まれ、今でも年に1、2度ほど集まる機会があります。そこでは、仕事の話も少しはしますが、なんの意味もない、文章にしたら中身がスカスカな会話ばかりしています。互いに気を張らず、心が落ち着けられる対等な立場の存在は非常にありがたいです。どんなミスも笑って過ごせるのが心地よいです。

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          持続可能な教員生活

          SDGsに対する理解 全世界で共通して、目標達成を目指すSDGs。 各学校でさまざまな教科の中で、関連付けて取り扱っていることかと思います。教員に向けて特にこれといった研修などもなく始まったように思いますが、どうでしょうか。17の目標はどれも達成されることが出来れば大変素晴らしいことだと思います。ですが、私自身がこのSDGsに対する理解が弱いと感じています。 学校教育に求めすぎる現状 SDGsの達成目標の4つ目には、質の高い教育をみんなに、とあります。この教育を学校教

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          理科の授業で大切にしたいこと

          知識よりも思考理科のテストは覚えなきゃいけない単語が山ほどあるし、暗記科目のように捉えられても仕方のない側面があるが、理科の楽しさは思考することにあると思うので、考えをまとめます。 なぜ、どうして? 理科の授業で一番大切にしたいところは、この疑問を持つというところだと思います。疑問を持たせるには教師の発問や、現象の提示などさまざまなテクニックが必要になりますが、はじめはこれってどういうこと?という愚者になって、子どもから言葉を引き出すことをしていくと自然と子どもたちが思考

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          部活動とどう向き合うか

          部活動のこれからを考える現在、多くの学校で行われている部活動ですが、今後どのような運営がされていくのか、文部科学省の意向とともに考えてみたいと思います。 部活動とは? 私自身、中学生のときは学校に行くのは部活動をするため!と思っていたほど、部活動が好きでしたが、そもそも部活動とは学校教育上、どのような立ち位置なのかというと、 とあるように、生徒の自主的自発的な参加により行われるとあり、さらに、学校教育の一環とされている。しかし、教育課程には含まれておらず、教育課程との関

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