世界一わかりやすい 図解 株・証券用語(石原敬子)
概要
証券会社での約13年の営業職を経て、2003年にファイナンシャル・プランナー(FP)として独立された石原敬子さんが書いた本。
タイトルの通り、365語もの株・証券用語が図解付きでとても分かりやすい解説が載っている。
株式投資を始めたばかりの方や、金融会社・証券会社でこれから働く方にとって、辞書の代わりとして一冊持っておくと非常に役立つ書籍である。
目次
【掲載用語】
第1章 株式・証券の基本的な用語
1-1 証券とは何か?
証券
株式
証券取引所
証券会社
金融商品仲介業者
外務員
1-2 株主の権利とは?
株主
株主の権利
配当金
株主優待
株主還元
株主代表訴訟
大株主
1-3 リスクは、どのように抑えることができるか?
リスク
ヘッジ
デフォルト
ハイリスク・ハイリターン
自己責任
分散投資
ドル・コスト平均法
【コラム】株価に関する用語
第2章 株式・証券取引に関する用語
2-1 取引口座とは何か?
口座開設
本人確認
ラップ口座
2-2 株式・証券は、どのように売買されるか?
業種
銘柄
指値注文/成行注文
価格優先/時間優先
注文の期限
売買委託手数料
約定
受渡し
権利落ち日
取引報告書
2-3 株式・証券は、どのように保管されるのか?
保護預かり
名義
証券保管振替制度
分別管理
移管
信託銀行
【コラム】売買に関する用語
第3章 株式市場に関する用語
3-1 株式・証券は、どのように取引されているか?
オークション取引
相対取引
前場/後場
新興市場
マーケットメイク
立合外分売
高速取引
自動売買
東京証券取引所/大阪取引所
兜町/北浜
ウォール街/シティ
大発会/大納会
3-2 株式は、どのような単位で売買されているか?
単元株
ミニ株
単元未満株/端株
3-3 市場参加者には、どのような投資家がいるか?
機関投資家
自己売買
投資ファンド
外国人投資家
株式分布状況
政府系ファンド
オイルマネー
ヘッジファンド
デイトレーダー
3-4 その他の市場用語には、どんなものがあるか?
監理ポスト/整理ポスト
地合い
循環物色
換金売り
ボックス相場
第4章 株式の種類や特徴に関する用語
4-1 株式には、どのような種類・分類があるか?
大型株/中型株/小型株
優良株
割安株
低位株/値嵩株
優先株
浮動株/固定株
4-2 主な海外投資には、どのようなものがあるか?
外国株
米国株
ARD
中国株
アセアン株
第5章 株式会社に関する用語
5-1 株式会社は、どのような仕組みになっているか?
株式会社
会社法
株主総会
取締役
取締役会
監査役
会計監査人
指名委員会等設置会社
CEO/COO
(株主総会における)委任状
5-2 事業資金は、どのように集められるか?
資金調達
増資
減資
公募発行増資
売出し
株式分割
潜在株式
CB
WB
ストックオプション
エンジェル/ベンチャー・キャピタル
クラウドファンディング
従業員持株会制度
自社株買い
5-3 上場とは、どのような意味か?
上場
上場基準
未公開株
IPO
幹事証券会社
ブックビルディング
公募価格/公開価格
5-4 事業再編は、どのように行われるか?
経営統合
業務提携/資本提携
株式持ち合い
持株会社
株式交換/株式移転
M&A
TOB
MBO
買収ファンド
会社更生法
民事再生法
【コラム】銘柄を指す用語
第6章 決算書に関する用語
6-1 決算書とは何か?
決算
財務諸表
連結会社
持分法適用会社
セグメント
キャッシュフロー計算書
国際会計基準
米国会計基準
6-2 損益決算書には、何が書かれているか?
損益決算書
売上高
営業利益
経常利益
最終利益
6-3 貸借対照表には、何が書かれているか?
貸借対照表
資産の部
負債の部
純資産の部
自己資本
引当金
有利子負債
内部保留
債務超過
時価会計
第7章 企業分析に関する用語
7-1 企業分析は、どのように行うか?
ファンダメンタルズ分析
時価総額
企業業績
会社四季報
証券アナリスト/テクニカルアナリスト
ストラテジスト/エコノミスト
レーティング
スクリーニング
7-2 企業が効率よく儲けているかを見るためには?
収益性
売上高営業利益率
EPS
効率性
ROA
ROE
成長性
EVA
EBITD
7-3 企業の信用リスクに備える安全性は?
安全性
自己資本比率
有利子負債比率
固定比率
流動比率
BPS
流動性
発行済株式数
7-4 投資収益を判断するためには?
株式益周り
配当性向
配当利回り
7-5 投資効率を判断するために指標は?
割高/割安
PER
PBR
PCFR
EV/EBITDA倍率
暴落レシオ
イールドレシオ
第8章 情報開示と投資家保護に関する用語
8-1 ディスクロージャーとは何か?
証券取引法
金融商品取引法
金融サービス提供法
コンプライアンス
日本証券業協会
投資家保護基金
ディスクロージャー
適時開示
決算発表
目論見書
有価証券報告書
大量保有報告書
5%ルール
コーポレートガバナンス・コード
IR
統合報告書
フィデューシャリー・デューティー
8-2 不正な取引とは?
インサイダー取引
相場操縦
粉飾決算
虚偽記載
第9章 株価と株価指標に関する用語
9-1 株価は、どうやって決まるのか?
株価
需要と供給
投資部門別売買動向
内部要因/外部要因
材料
サプライズ
四本値
気配値
呼値
ストップ高/ストップ安
板寄せ
年初来高値/年初来安値
騰落
9-2 株価指標には、どのようなものがあるか?
株価指標
インデックス
出来高
売買代金
単純平均型/加重平均型株価指数
スマートベータ
TOPIX
日経平均株価
JPX日経インデックス400
NYダウ
S&P500指数
ナスダック総合指数
MSCIワールド・インデックス
ボラティリティ・インデックス
裁定取引残高
【コラム】相場に関する用語
第10章 株価チャートに関する用語
10 -1 株価チャートは、どのように使うか?
テクニカル分析
順張り/逆張り
株価チャート
ローソク足
窓
移動平均線
グランビルの法則
ゴールデンクロス/デッドクロス
上値抵抗線/下値支持線
エリオットは同
ボリンジャーバンド
一目均衡表
逆ウォッチ曲線
サイコロジカルライン
三角持ち合い
第11章 信用取引に関する用語
11 -1 信用取引は、どのように行われるか?
信用取引
空売り
制度信用取引/一般信用取引
貸借取引
貸株
貸借銘柄/信用銘柄
信用残
信用倍率/貸借倍率
日証金
11 -2 信用取引の実務は、どのように行われるか?
建玉
委託保証金
融資金利
期日
追証
現引き/現渡し
買い戻し/転売
つなぎ売り
逆日歩
貸株注意喚起銘柄
規制銘柄
評価損益率
【コラム】信用取引に関する用語
【コラム】投資家保護に関する用語
第12章 株式以外の投資に関する用語
12 -1 株式以外の投資には、どのようなものがあるか?
債券
グリーンボンド
るいとう
ポイント投資
格付
投資信託
単位型/追加型
株式型投資信託
公社債型投資信託
インデックス型投資信託
アクティブ型投資信託
ベンチマーク
ETF
J-REIT
ETN
JDR
暗号資産
NFT
12 - 2 デリバティブには、どのようなものがあるか?
デリバティブ
コモディティ
先物取引
オプション取引
プット
コール
個別株オプション
裁定取引
SQ
オルタナティブ投資
FX
くりっく365
ABS
CFD
ブル
ベア
ノックイン
第13章 株式投資の税金に関する用語
13 -1 株式取引には、どのような税金がかかるか?
値上がり益
含み益/含み損
総合課税/申告分離課税
譲渡益課税
インカムゲイン
配当課税
NISA
株式数比例配分方式
確定申告
特定口座
損益通算
譲渡損失の繰越控除
マイナンバー制度
第14章 経済・金融に関する用語
14 -1 金融の基本的な仕組みは、どうなっているか?
直接金融
間接金融
発行市場
流通市場
短期金利
長期金利
14 -2 金融行政は、どのように行われているか?
日本銀行
日銀金融政策決定会合
公的資金
金融庁
証券取引等監査委員会
FRB
FOMC
ECB
金融緩和/金融引き締め
財政健全化
14 - 3 景気指標を、どのように判断するか?
GDP
景気動向指数
日銀短観
鉱工業生産指数
消費者物価指数
マネーストック
機械受注統計
完全失業率
有効求人倍率
米国雇用統計
PMI
インフレ/デフレ
スタグフレーション
第15章 最近の投資環境に関する用語
15 -1 最近の投資環境は、どうなっているか?
SDGs
ESG
SRI
BRICs
ASEAN
アベノミクス
消費税率引き上げ
フィンテック
ロボアド
インパクト投資
保護貿易主義
資源価格
15 - 2 株価が暴落した大きな出来事は何か?
バブル
地政学的リスク
金融危機
通貨危機
ブラックマンデー
ITバブル
アメリカ同時多発テロ
ライブドア・ショック
サブプライムローン問題
リーマン・ショック
欧州財政危機
コロナショック
【コラム】株式以外の証券やデリバティブに関する用語
感想まとめ
株式投資は専門用語が非常に多いため、私自身も株式投資で分からない用語が出てくると、この本を使って調べるようにしています。
やはり図解付きでシンプルな解説がとても分かりやすく、なかなか一冊に用語がギュッと纏まっている本も今まで見たことがなかったので、本屋で立ち読みした際に、「これ一冊があれば助かる!」と思い買ってしまいました。
目次では掲載用語のみを羅列しておりますが、図解の内容をより見てみたければ本屋で探して立ち読みするか、下記URLでサンプルを試し読みしてみることをおススメします。
普段は株式投資に対する考え方が書かれている本や、会社四季報などを買うことのほうが多いですが、一冊はこのような用語集的な本を持っておくと便利かもしれません。
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