【北京大学留学日誌】北京大学とは?

こんにちは!はんやんです。

今日中に更新するって言っていたのに日付またいでしまいました。
食レポとか幅広くやってくれって言われたりしたので、色々発信していこうかなって思い始めています。

今日は中秋节でしたね。北京では今日は空が綺麗で月が綺麗に見えました!(写真は寮の前の道から)

この日、中国では祝日になっていて授業はもちろん休み、図書館も休みでした。実家に帰って家族で過ごす中国人も多いようです。

さて、表題について。今日はあんまり個人的な感想は書いていません。
まず、北京大学って中国の中でどういうかんじなの?ってところ。前提として、中国の大学は当然全て国立(?)となっています。
高校生は日本でいうセンター試験みたいなもの(高考[ガオカオ]と言います)を受けて、その点数が高ければ良い大学行けるよ、というふうになっています。あと大学入試の特徴的なところとして、地域ごとにその大学に行ける定員が決まっています。戸籍制度と絡んでよく問題になっています。僕は詳しくないのでなんとも言えませんが、調べてみると面白いと思います。

で、北京大学ってどんぐらいの位置なのってことですが、中国のツートップのうちのひとつというかんじでしょうか。
北京大学の隣に清華大学という大学がありまして、そことのツートップとなっています。清華大学は理工系が強くて、北京大学は人文系が強い。

ちなみに習近平は清華大学出身、李克強は北京大学出身です。

北京大学は何かと時代の渦中にいることが多かったのか、雰囲気としては学生も先生もだいぶリベラルなかんじがします。
歴史をたどっていくとなかなか面白いんですね。北京大学、最初は北京大学という名前ではなくて京師大学堂という名前でして、これは1898年の戊戌の変法の政策のひとつとして建てられたわけですが、戊戌政変後に西太后が戊戌の変法を全てぶっ潰していく中で唯一残ったものです。

民国期に白話運動を推進した胡適なんかは学長をやっていますし(戦後ですが)、陳独秀や魯迅なんかも先生やっていました。李大釗なんかも図書館の館長をやっていまして、当時若造だった毛沢東は図書館で司書をやっていて、中国における共産主義は北京大学から始まったと言っても過言ではないのではないかと思います。

反帝国主義運動として有名な五四運動も北京大学の学生から始まっていますし、文化大革命も北京大学が中心になっていて、天安門事件も北京大学の学生から始まっているようです。

というかんじで、何か活気があるなぁという感想です。友達から聞いた話ですと、先学期も当局に軟禁された女子学生を擁護したり当局を批判したりした壁紙を貼って一瞬で剥がされたって事件があったみたいです。(又聞きなので嘘かもしれませんが)

先生方の中にも有名人が多く、08憲章に署名された賀衛方先生や胡錦濤のブレーンだった兪可平先生がいらっしゃったりします。国際関係学院の先生方も政権のブレーンとなっている先生が多くいらっしゃるようです。
内容はおいおいお伝えできればと思います。

1年間しかいませんが、なんか面白い事件に出会えないかなーと思っている今日この頃です笑

終わりがちょっと尻切れトンボみたいになってしまいましたが、今日はここまでで。今度は中国の法学について今のところの感想を書きたいと思います。
なんか書いて欲しいことあればコメントください!

では、さよなら〜〜〜


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