赤味噌

noteでは主に中南米野球と外国人選手について発信していく予定です。

赤味噌

noteでは主に中南米野球と外国人選手について発信していく予定です。

マガジン

  • MLB30球団ファン合同note

    • 2,201本

    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

最近の記事

【CIN】2024年シーズン プロスペクト紹介&分析

はじめに MLB合同企画にてCINと中南米を担当させていただく赤味噌です。主に中日ドラゴンズやNPB関連の投稿も行っていますが、MLBではシンシナティ・レッズを応援しており、今回はこの企画に参加させていただきました。 自分は若い選手が多く、球団傘下の有望株がかなりの充実度を見せているプロスペクトについて紹介いたします。マルテの薬物使用による出場停止やアローヨの今季絶望と、トッププロスペクトに暗雲立ち込める話題も出てきてしまっていますが、それでも楽しみな選手が多いのは間違いな

    • 中日の途中補強新外国人投手候補を探してみた

      はじめにジャリエル・ロドリゲス投手の亡命報道が出てから1ヶ月以上が経ちました。あまりに突然の出来事に絶句したファンの方も少なくないでしょうし、何より現場が一番頭を悩ませたに違いありません。キューバの選手を獲得する以上このようなリスクは付き物ですが、よりによってこの時期に…。しかも複数年契約1年目のこのアクションには自分も正直ショックを受けました。 現在の中日ドラゴンズの順位はリーグ最下位。手術を決断した大野雄大投手が4ヶ月以上離脱することとなり、リリーフ陣に故障者が続出して

      • 【全選手紹介】2023WBCキューバ代表 選手名鑑 〜野手編〜

        昨日1月26日に正式発表された2023年WBCを戦うキューバ代表。日本球界経験豊富な選手が多数選ばれただけではなく、史上初となる亡命済み選手の代表招集が決まり、投打合わせて8人のメジャーリーグ経験者が今回代表入りしました。 特に野手陣を見渡すと5選手にMLBでのプレー経験があり、ルイス・ロベルトとヨアン・モンカダ(共にホワイトソックス)の2選手は、昨季もメジャーリーグで二桁本塁打を記録するなど現在もMLBのレギュラー選手として活躍しています。 ヨルダン・アルバレスやホセ・ア

        • 【全選手紹介】2023WBCキューバ代表 選手名鑑 〜投手編〜

          本日1月26日、2023年のWBCを戦うキューバ代表のメンバーが発表されました。今回のキューバ代表チームには歴史的な決定があり、ついに亡命した現役メジャーリーガーの招集がOKとなった為、国内組と国外組の融合で世界一へ臨みます。 そんな中でNPBを経験した日本のファンに馴染み深い選手も多数選出されており、代表全選手30人のうち、なんと1/3となる10人が日本プロ野球を経験した選手。特にロドリゲス(中日)、モイネロ(ソフトバンク)、R.マルティネス(中日)のNPBで圧倒的な成績を

        【CIN】2024年シーズン プロスペクト紹介&分析

        マガジン

        • MLB30球団ファン合同note
          2,201本

        記事

          ソイロ・アルモンテは再び日本で輝けるのか

          2022年11月22日、中日ドラゴンズが来季の新外国人選手としてソイロ・アルモンテ外野手とオルランド・カリステ内野手の獲得を発表した。11月28日にはアリスティデス・アキーノ外野手獲得の電撃発表もあり、来季から中日ドラゴンズに新たな助っ人外国人が3名加入することが決まった。 この今回の獲得報道で改めて感じたことがある。やはりアルモンテは中日ファンから物凄く愛されたプレーヤーであり、自分もいつまでも大好きな選手だった。しかし、まさかまた彼をこの青いユニフォームで見られるなんて全

          ソイロ・アルモンテは再び日本で輝けるのか

          中日と大筋合意 新外国人ジョアン・タバーレスは活躍できるのか

          0.はじめに 28日、遂にオフシーズンから待ちに待った情報が舞い込みました。中日ドラゴンズがジョアン・タバーレス投手(27)を獲得するという報道。 一軍のチーム投手成績が去年からダウンし、特に先発投手の頭数が足りずに是が非でも駒が欲しかった状況で、日本の独立リーグで活躍する彼に白羽の矢が立ったようです。一軍だけでなくファームも故障者続出により、投手陣を運用するのに困難が強いられている現状、果たしてこのタバーレスは活躍できるのか、どのような起用法になるのかについて考えていこう

          中日と大筋合意 新外国人ジョアン・タバーレスは活躍できるのか

          中日ソイロ・アルモンテの思い出

          本日の15時頃、突然の悲しいニュースが流れて来てしまいました。 中日がアルモンテ、シエラ、ゴンサレス 、ロメロ 、ブリトーの5選手の退団を発表。 どの選手も活躍を見せたり、何かと話題を残したり寂しい思いは強いですが、特にアルモンテ自由契約にショックを受けた中日ファンは多かったのではないでしょうか。 私も彼の写真をnoteのアイコンに使用しているぐらいのアルモンテファンなので正直言葉を失ってしまいました。 アルモンテは髭がトレードマークのスイッチヒッターで、1年目にはシーズン

          中日ソイロ・アルモンテの思い出

          中日はA.マルティネスをどう使うべきか

          0.はじめにいよいよ明日開幕を迎えるプロ野球ですが、今シーズンは過密日程ということもあり、一軍選手登録枠増が決定、更に外国人枠を4→5人に増やす案も昨日正式に決まりました。 外国人枠増となれば、当然それが有利に働く球団と不利に働く球団が出てきます。 中日ドラゴンズの支配下枠の外国人選手は、ロメロ、R.マルティネス、ゴンサレス、ビシエド、アルモンテ、シエラの6名。 ロメロは怪我により今季絶望が決定し、シエラはポジションの関係からスタメンでの出場は難しく、実戦でアピールしきれなか

          中日はA.マルティネスをどう使うべきか

          2020年高橋周平に期待したいこと

          こんにちは!赤味噌です。 開幕の日程も決定し、実践形式の練習も再開するなど、いよいよ待ちに待った野球シーズンがやってきました。 この2ヵ月間何もやることもなく、ひたすら野球に飢え続けていたので、こうして開幕を迎えられることを例年以上に特別に感じます。 さて今回は2020年の中日ドラゴンズの鍵を握る選手の一人でもある高橋周平内野手についてのnoteです。 高橋周平といえば3球団競合でプロ入りし、「竜の未来」として将来を渇望され続けていたスラッガー。 しかしプロ入り後はなかなか

          2020年高橋周平に期待したいこと

          中日の外国人はなぜ当たるのか

          0.はじめに「中日と言えば外国人選手」というぐらい強い時も弱い時も強力な助っ人達がチームを支えてきました。 限られた予算内で日本で成功できる選手を連れて来られる中日の外国人スカウティング能力が羨ましいという他球団ファンも少なくないのではないでしょうか。 ブランコやロドリゲスといった「神助っ人」もはじめは年俸5000万円未満で来日したのですからその凄さが伝わると思います。 ということで今回のnoteは「中日の外国人はなぜ当たるのか」についてです。 どこからそんな選手を連れてきて

          中日の外国人はなぜ当たるのか

          未来のスーパースター石川昂弥の凄さに迫る

          0.はじめに中日は昨年のドラフトで東邦高校の石川昂弥を指名し、3球団競合の末見事に抽選を引き当てました。 佐々木、奥川という高校野球史に残るような超目玉の投手がいながら中日、ソフトバンク、オリックスの3球団が欲しがった高校No.1スラッガー、地元生まれ地元育ちの未来のスーパースターの獲得には我々ファンもワクワクせずにはいられません。 早速プロでも二軍の練習試合で結果を残し、先日一軍での出場も果たすなど早くも大器の片鱗を見せているゴールデンルーキー石川昂弥、彼の凄さを更に皆さん

          未来のスーパースター石川昂弥の凄さに迫る

          ヤリエル・ロドリゲスは竜の救世主になれるのか

          先日、ドラゴンズにとって痛いニュースが入ってきてしまいました。 昨年いずれもチーム3位となる8勝、116回1/3をマークし、今年もローテの一角として期待されていたエンニー・ロメロ投手が左肩の手術を受けるため米国に帰国。前半戦の復帰は絶望的という苦しい状況で開幕を迎えることになりました。 楽しみな若手が出てきつつあるとは言え、ナゴヤドームを本拠地としながらチーム先発防御率リーグ4位、昨季先発として50イニング以上投げたのが規定投球回をクリアした大野雄大、柳裕也、怪我で抜けてし

          ヤリエル・ロドリゲスは竜の救世主になれるのか

          ラウル・バルデス伝説

          どうもこんにちは!赤味噌です。 キャンプが始まってあっという間に3週間が経ち、今日から本格的にオープン戦が始まりましたね〜。 今年の中日のキャンプは若手投手や中堅野手のアピールが目立ち、シーズンに向けて楽しみな材料の多い有意義なキャンプになったのではないでしょうか。 シエラ、ゴンサレス、ロドリゲスといった新外国人も早速活躍を見せるなど、外国人選手好きの私にとっても非常に満足のいくものとなりました。 3選手とも絶対に日本で成功を収めて欲しいので、まずは今日から始まったオープン戦

          ラウル・バルデス伝説

          外国人補強の「キューバルート」について考える

          0.はじめに先日、キューバにてジュリスベル・グラシアル内野手(34)、アルフレド・デスパイネ外野手(33)がソフトバンクと、ライデル・マルティネス投手(23)、アリエル・マルティネス捕手(23)、ヤリエル・ロドリゲス投手(22)が中日と契約を結びました。 チームを支える主力選手や、未来を担うプロスペクトと無事契約が成立し、胸を撫で下ろしたというファンも多いのではないでしょうか。 中日ドラゴンズのファンである私も、将来チームを支えていくであろう3選手との契約を心から喜びました。

          外国人補強の「キューバルート」について考える

          アリエル・マルティネスのオフシーズンまとめと今後への期待

          早いものでオフシーズンもあと少しで、春のキャンプまで残り3週間となりました。 新人や新外国人選手といった新戦力や、チームを引っ張る主力選手の活躍が早く見たくてキャンプインが待ち切れないという方も多いんじゃないでしょうか。 自分も新戦力、特に新外国人選手が大好きなのでとてもワクワクしています。 春のキャンプやオープン戦と言えば主力選手や新戦力以外にも目が離せない期待の選手達がいますよね。 「未来の主力になり得る若手」 所謂プロスペクトと呼ばれる選手達がどこまで進化してるのか

          アリエル・マルティネスのオフシーズンまとめと今後への期待

          過去の中日助っ人達の成績から考えるモイセ・シエラ

          こんにちは!赤味噌です。 先日、ついに待ちに待ったドラゴンズの新外国人獲得報道が出ましたね。 何れも今オフDWLでプレーしていたルイス・ゴンサレス投手(27)とモイセ・シエラ外野手(31)の2選手が中日ドラゴンズと契約合意に達しました。 両選手ともビッグネームという訳ではありませんが、個人的には手堅く良い補強ができたんじゃないかと思います。 今回はモイセ・シエラ外野手に焦点を当て、過去にメキシカンリーグやドミニカウインターリーグでプレーしていた中日の助っ人外国人選手と成績

          過去の中日助っ人達の成績から考えるモイセ・シエラ