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どうでもいいの唄

どうでもいいの唄

どうでもいいことばかり やけに目につくなぁ

ちょっと疲れてるのかなぁ それとも本当にどうでもいいのかなぁ

信じてみることは こんなに難しかったかなぁ

何かが変わってしまったのかなぁ それは僕自身だったのかなぁ

どうでもいい どうでもいい そんなものばかり溢れてるよ

どうでもいい どうでもいい 例えば何?って

言われてもすぐには 出てこないけど

どうでもよくないことも そりゃやっぱりあ

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ビーサンの歌

ビーサンの歌

くるぶしすり抜ける春風 素足にビーサン引っ掛けて

蹴散らしてこう はなうたなんか歌いながら

ちょっとフライングなんじゃないのなんて言われても

僕には夏の足音が聞こえたんだよ ほら 今も

絶え間ない時間に 表紙をつけよう

他人より夏のページがちょっと多いだけ

くるぶしすり抜ける春風 素足にビーサン引っ掛けて

蹴散らしてこう はなうた適当にハモりながら

あの坂の途中のコンビニ

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キャラメルフレーバーティー

キャラメルフレーバーティー

キャラメルフレーバーティー 甘い香り 僕らを優しく包み込み

空回りばかりでも 気にしない 強がる横顔もいいけど たまには一休み

ふっと肩の力抜いて そっと目を閉じてみれば

見ようとして見えなかった続きが 少しだけ見えるような気がするよ

甘いと見せかけて 実は全然甘くない

まるで誰かさんみたいだね なんてことは言わないけど

キャラメルフレーバーティーがお気に入り 僕が淹れるよ リクエスト

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モカプチ

モカプチ

大通りの交差点の 2階席から見える景色は

いつも同じ機械仕掛けの リズムを刻んでいる

流行の喫茶店 人波を決まりのコースですり抜ける

ウェイトレスは慣れた手つきで テーブルの上を片していく

それならば僕らは このカフェモカの中で

気まぐれにとけ合うコーヒーとチョコのように 日々を奏でよう

何となくちぐはぐに いびつなまま回るけれど

まだ始まったばかり 始めたばかりの2人だから

予定

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君とビール

君とビール

今日も慌しく一日が終わる くたびれたため息こらえながら

積み上げられた仕事も きりのいいとこで切り上げて

窓から差し込む夕日に誘われて いつもの辺りで待ち合わせて

君とビールでまずは とりあえず乾杯したら

グチこぼしたり拾ったり くだらない話して

言いたくて言えなくて 飲み込んだ言葉を

好き勝手 ばらまいて 散らかして 笑い飛ばして

今日できることは今日のうちにとはいうけれど

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流星群

流星群

つけっ放しのテレビで 偶然見かけたニュース 

「今夜遅くが見頃です」 “なんとか座流星群”

明日も朝は早いから 起きてはいられないな

「もしかしたら今」 なんて思ってカーテン開けてみた

そういえばあの日の僕らも 探しに行った “しし座流星群”

雲の切れ間を目指して たどり着いた河口近くの海岸で

あの日一生分の流れ星を 僕ら見つけてしまったから

どんなに探したとしても 見つけられないの

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「ごめんね」

「ごめんね」

背中合わせはやっぱり寂しいから そろそろケンカはやめにしよう

とか言ってお互いゆずらないから きっかけつかめずに平行線

「些細なことで」と つい僕は蒸し返してしまう

「ほらまた そうやって」 かえって君を怒らせたりして

足りない言葉 分かってるんだ だけど言えない 幼さが歯がゆい

同じ時間なら 楽しい方がいいな どうせなら笑顔の君といたい

たった一言 「ごめんね」 僕が言うから まだ言

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あたりまえの日々

あたりまえの日々

目が覚めたらいつも となりに君がいる

目を覚ましたらいつも 君が「おはよう」って言う

そんな「幸せ」がいつからか 「当たり前」になって

そしてまたふと気付く 「当たり前」が幸せだって

僕は今日も生きてゆく 君と生きてゆく

本当はとても大切な 「当たり前」を生きてゆく

手をつないだらいつも 握り返してくれる

手が離れたらちょっと 慌ててつなぎ直してくれる

どんな「幸せ」も繰り返された

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春風坂道

春風坂道

いつもの坂道を転がり落ちてゆく あの日の夢の欠片

見慣れた街並にはじけて消えてった

手を伸ばしても届かなかった

ポケットからこぼれてやっと気付いた

なくしたんじゃなくて忘れてただけなんだ

咲き出した花にあふれ出す涙 春の風優しく思い出を染めてゆく

陽だまりの中で待ちくたびれてる 君にも この歌 聞こえてるかなぁ?

四角いあの空も確かな青色で 次の道を照らしてくれたんだ

どこかにしま

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君のフライパン

君のフライパン

君のフライパン 目玉焼きを焼く 僕の好きな 半熟のやつ

君のフライパン 焦げ付きにくい 特殊加工の ちょっといいやつ

醤油でも ソースでも 塩コショウでも

いいから 冷めないうちに食べてねって

君はいつも はなうた歌ってる 僕はそれが大好きで

今日もまた 聞いていただけ わかってるよ いただきます

君のフライパン 目玉焼きを焼く 君の好きな よく焼きのやつ

君のフライパン ちょっ

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涙目ホットケーキ

涙目ホットケーキ

どうしたの? またケンカしたの? 今回はどっちが悪いんだい?

言い分はどちらもイーブンで 僕には決着付けられそうにないな

それよりお腹すいてない? 何か食べようよ

ホットケーキでよかったら 僕にでも作れるから

甘い甘いハチミツ たっぷり いつもより 多めにかけても 構わないから

涙拭いてさ 座って待っててよ すぐにできるから 機嫌直してよ ねぇ?

ほら片手でも 卵割れるんだよ …誰も見

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なしのはなし

なしのはなし

悲しい話は 今日はもうなしにして 楽しい話だけ たくさんしよう

寂しい話も どっか隅に置いといて 嬉しい話だけ 並べてみよう

誰かが言う  意味がない後回し

そんなことはない 今を楽しんだ方がマシ

どっちだっていい 君の選んだ方が正解さ

もっと聞かせてよ 僕に 君の話

もう一度笑顔見せてよ もう涙はなし

空しい話も 今日はもうなしにして ときめく話だけ 探しに行こう

悔しい話

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月風

月風

もっとそばにおいでよ 君の胸に残るような そんな言葉見つからないけれど

そっと想いを乗せた風は 君より先にあの月へと届いて

今 僕らを揺らしている

駆け足の季節に振り回されて 置いてかれるのにも慣れた頃

大切なものはここにもあること 忘れてしまわないように

「そっと照らす月のように いつか誰かの道標に 誰もがなれること」

「そっと歌う風のように 心の奥へ伝えるのは そんなに難しくはな

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風の中を

風の中を

風が水面につけた足跡に 太陽が光を散りばめてゆく

キラキラ眩しくて 思わず目をそらした

昨日の雨があちこちの花に 色を配ってくれたから

今日の空の青と 痛いほどのコントラスト

「言い訳」というレンガで 「自分らしさ」という壁を

作り上げてみたけど 空見上げてみれば

どんな風の中も鳥は飛んでゆく 流されながらも その羽はばたかせ

向かい風の中も前に進んでゆく 例え止まっているように見

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