目を閉じることは許されない「梟-フクロウ-」映画感想
人は目の前で起こったことに対してどう振る舞うか。市政の弱き一市民である以上「見て見ぬ振り」をするのかそれとも「立ち向かう」のか、それを考えさせられる映画だった。
盲目の針師ギョンスは針の宮廷の医局として仕えることになり、そこで針の腕を買われて清国から帰国した世子様(王様の長子)と心を通わすことになるが、朝鮮王朝の国の方針を巡る争いが起こり、世子殺しの陰謀に巻き込まれていくことに…。
ギョンスは宮廷に仕えるにあたり何を見ても見ぬふりをして「はい」と答えればいいと教えられてい