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チェスターの秋

通りの木々も少しづつ色が変わり、チェスターにも秋が訪れました。
夏の間はあまり気温が上がらず、日本にいたときほど”夏”を感じなかっただけに、イギリスにも秋はあるのだな、と季節の移ろいに少し喜びを覚え、しかし同時に、日没時刻の早まりと朝晩の冷え込みに、陰険なイギリスの冬がやってくる憂鬱さも感じます。

それでも街では、来るクリスマスに向けた装飾がはじまり、ちょっとだけうきうきした雰囲気で包まれています。
暗くどんよりとしたイギリスの冬にとって、クリスマスというイベントは、人々の気持ちを高める上でもなくてはならないものなのかもしれません。


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気付けば、5月にイギリスに来てから早5か月。
最近の私はと言うと、友人や環境にも恵まれ、それなりに楽しく過ごしています。

学校の友人だけでなく、チェスター在住の友人や顔見知りも増え、少しずつ街に溶け込めてきているような気がします。

外国人の私が、たった4~5か月程度で街に溶け込めるなんて、これもイギリスの文化なのか、それともチェスターの人たちが特別親切でフレンドリーだからなのか、他の都市と比較できていないのでよくわかりません。

いずれにせよ、街自体それほど大きくはなく、治安も良く、物価も安い、このチェスターという街に居心地の良さを感じることに間違いはありません。

ただ、そろそろ本格的に仕事探しを始めなければならず、決まった仕事によってはこの街を離れることになります。

私の人生の中で、このチェスターで過ごす"秋"は最初で最後なのかもしれませんね。

新鮮さと郷愁が共存するチェスターでの秋、
日々楽しく過ごしていこうと思います。


それにしても、チェスターという街は"秋"がよく似合います。


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