天皇賞_春_

天皇賞(春)2019 血統情報

天皇賞(春)2019 血統情報

【1チェスナットコート】
ハーツクライ産駒。母の父クロフネ。
オープン未勝利で重賞で日経賞2着が最高順位、昨年の天皇賞(春)は5着。牝系ネガノから長距離重賞勝ち馬は出ていないが、スプリント重賞勝ち馬ダッシャーゴーゴーをだしている。ハーツクライとの配合によりスタミナの深層血脈が開花した可能性もある。天皇賞(春)の2着馬は5年連続ハーツクライ産駒。父ハーツクライは抜群のスタミナを伝える。

【5メイショウテッコン】
マンハッタンカフェ産駒。母の父Lemon Drop Kid。
母の父Lemon Drop Kidは米国G1ベルモントS(ダート12F)などG1を4勝で父方にも潜在的な長距離適性が潜んでいる。マンハッタンカフェ産駒は11年ヒルノダムール(母の父ノーザンダンサー系)が天皇賞(春)優勝。母の父ミスタープロスペクター系は過去10年2着3回・3着2回にとどまっている。

【9ユーキャンスマイル】
キングカメハメハ×産駒。母の父ダンスインザダーク。
キングカメハメハ×ダンスインザダークは天皇賞(秋)、宝塚記念を制覇したラブリーデイがいる。母の父ダンスインザダークは3頭の菊花賞馬を輩出しており、自身も菊花賞を制覇。過去10年天皇賞(春)では、父ミスタープロスペクター系は2着1回のみ、母サンデーサイレンス系は1勝だけであとは複勝圏内に絡んでない。キングカメハメハ×ダンスインザダークの配合は天皇賞(春)で好走する可能性は低いと思われる。

【10フィエールマン】
ディープインパクト産駒。母の父Green Tune。
母父ノーザンダンサー系のGreen Tuneは仏2000ギニー勝ち馬。代表産駒にドーヴィル大賞勝ち馬やBCフィリー&メアターフ勝ち馬がいる。母リュヌドール(仏)は伊G1リディアテシオ賞 (芝2000m)の勝ち馬。ディープインパクト産駒はこれまで15回出走して2着1回・3着1回。菊花賞は超スローペースでスタミナを問われない瞬発力勝負(5頭が最速タイ33秒9)になったため、スタミナを問われる天皇賞(春)で通用する若干懸念される。

【12クリンチャー】
ディープスカイ産駒。母の父ブライアンズタイム。
父ディープスカイはダービー馬で、その父は皐月賞アグネスタキオンでパワーとスタミナを伝えている。一昨年不良馬場の菊花賞2着がその根拠だ。母の父ブライアンズタイムは代表産駒にナリタブライアン、マヤノトップガンがいる。12年優勝したヒートブラックの母の父もブライアンズタイムだった。タフな馬場での持久力勝負で無類の強さを発揮できる配合だ。過去10年サンデーサイレンス系が8勝・2着7回・3着9回と圧倒的な血統的適性がある。

<天皇賞(春)>
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