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いとこからの課題図書『なれのはて』 


今日1/17は直木賞の結果発表があるそうです。
例年直木賞や芥川賞のニュースをテレビで見て、へえ〜今年はこの人が書いた本が選ばれたんだ〜くらいにしか思わないけど今年は違います。

直木賞候補作にノミネートされた『なれのはて』をついこの間読み終えたばかりなのです。アイドルグループNEWSの加藤シゲアキさんが書かれた本ですね。

本を書いてることは知ってたのですが、読んだのはこの作品が初めて。読んだというか読まされたというか、、笑
読んだら感想文書いてねと言われていたので、書こうと思います(noteに載せてねとは言われてない)

先に、私は(まだ)NEWSのファンではないってことだけ言っておこうかな笑


加藤さんとの出会い

12月、従妹(ここから先出てくるいとこは全部彼女です。)がチケットをもらったと言ってディズニーに誘ってくれて、2人とも超ハードスケジュールの中、弾丸でディズニーシーへ行ってきました

ディズニーは家族で大好きで、今年も私の誕生日にランドもシーも行ってきたのですが、クリスマスに行くのは7年ぶり!
年が1つ下のいとこは一昨年行った10日間のモルディブ旅行も快適に過ごせたくらいの気楽な関係性なので、総じて最高でした🎄

ディズニー
寒かったけど楽しかった、、!

そんないとこはNEWSのまっすーが大好き。
行きの新幹線でも、アトラクションのQラインでも、エリアの移動中もとにかく「増田さんがいかに素晴らしい方なのか」話してくる…話してくださったわけです😂
来年はLIVEがあるからゆうきも行こう、NEWSにハマらせてあげると言って、他のメンバーの加藤さんと小山さんの魅力も存分に語ってくれました笑


ミッキー
増田さんと会う時の練習をミッキーでする様子
(左)私、(右)いとこ

とはいえ、今まで芸能人をファンと言えるほど好きになったことはほとんどないし、好きなアーティストもいたことがない私をNEWSのファンにさせるのはかなりの難関で、おそらく。小学校高学年は松潤が大好きで(あの頃みんな嵐好きだった気がする笑)高1の頃は藤原竜也が大好きでした。記憶にあるのはそれくらい。

辿り着いた結論は「小説から入ろう」でした。


渡された課題図書

年末年始は、祖父母の家でいとこ達と集まってご飯を食べるのが毎年恒例行事。そこで、いとこから「これ、言ってたやつ」と紙袋を渡されました。SUQQUの紙袋だったので、「あー!くれるって言ってたコスメか!」と思い出して受け取った紙袋はコスメとは思えない重さ。え、、?

中を見ると、3冊の分厚い本と、その隙間に申し訳なさそうに入っているチークとアイライナー
あ、そういうことね…笑
ディズニー以来忘れていた記憶が蘇ってきました。

こうして渡された課題図書のうち1冊が『なれのはて』でした。ちなみにいとこは本の帯に直木賞候補作にノミネートされたことが載るのを待って買ったらしく、なるほどねって普通に感心しちゃいました。


読書、結構好きです。

ちょうどその頃、自分の中で読書欲に火がつき始めていたこともあって、年が明けて読みきれていなかった違う本を2冊読み終えてから『なれのはて』を読み始めました。

小学生の頃は本の虫で、とにかく本を読み漁っていましたね…。最初にハマったのは江戸川乱歩の怪人二十面相。そこから私の読む本は基本的にミステリーばかりでした。コナン・ドイルの名探偵ホームズとかアガサ・クリスティーの名探偵ポアロとか。

中学生になると東野圭吾さんの本をひたすら集めて読んでいました。今でも活字は好きだし、結構読むスピードも速い方で、読書結構好きなのです。それもあって『なれのはて』は割ととっつきやすい内容ですんなり読み進められました。


あと、これは個人的なこだわり?なのですが、出版社によって行間とか余白とか字のフォントが違う(と思ってる)ので、その本の内容以前に文字が読みやすいか読みにくいかがすごい重要なんですよね。相性というか。
読みやすいという意味で一番好きな出版社は講談社で、『なれのはて』も講談社だったので、さらに読み進めやすかったです。
皆さんもそういうこだわりみたいなもの、ありますか?


加藤さんじゃなくて加藤先生かも

読み始めたその日、いとこにそうやってLINEを送りました。
新幹線の移動中に読んだので半分くらいしか読めなかったのですが、思っていた以上に面白かったです。

文章にクセがあまりなくて、すんなり頭に入ってくる感じ。
時々、言い回しや描写の仕方が「〇〇さんっぽいな〜」と思う本に出会うことがあります。そういう本ももちろん好きなのですが、没頭して一気に読むにはクセがなくて、著者が誰かも忘れて読めちゃうくらいの方が個人的には好きかなあと思っています。


シリアスな内容を題材にしつつも、最初から最後まで「一枚の絵」が一貫して鍵になってるので、向こうに見える小さい光に向かって進んでいく感覚で最後まで読むことができました。そして、その小さな光の元に「あ、辿り着いた」という実感がふっと湧くような満足感のある内容でした。

登場人物が多いのと漢字一文字の名前の人が割といるので、ちょっとずつ読み進めると「えーっとこの人誰だっけ。」ってなるかもしれません🤣
私はこういう時、登場人物の顔を勝手に想像して読んでいくタイプなのですが、みなさんはどうしてますか?


最後に

あんまり感想書くとネタバレみたいになっちゃうので、、
とりあえず、自分が読み終わる前に本を貸してくれたいとこに感謝しようと思います✨

それから、加藤さんのことを、NEWSの3人の中の1人の…というイメージしかなかったのですが、それをここで謝らせてください😅
ごめんでもまだファンにはなってないかも、、笑
作品のファンにはなれそうです!一旦ね!笑

今年は、いろんな本が読めたらいいなと思っているので、もしおすすめの本があったら教えてください。それと、ハマってほしい芸能人がいる場合は一旦全力でプレゼンをお願いします、ひとまずちゃんと聞きます笑


いとこへ
こんな感じでどうでしょう?
岡山に連れてきちゃったから帰ったらすぐ本返すから読んでね
あと、もう2冊の感想文は少々お待ちください。
帰ってすぐに読ませていただきます。

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