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小さな願いでも叶うとかなり嬉しい

初めて中本の蒙古タンメンを知ったのは5,6年位前(だと思う)。
何度もテレビを始め様々なメディアで取り上げられていて、食レポする方々がみーんな絶賛していた。
辛さの中に旨味がある、スープが、具材が癖になる旨さ、また食べたい、何度でも食べたい、、、
(実際はもっとちゃんとしたコメントをされていたのです。すみません)

美味しそうだなぁ、いつか食べたいなぁ、漠然と思っていた。
ただ、悲しいことに関東にお店があるが自分が住む地方都市にはお店がないのである。
この辺りでハードルが上がっていた。

それからしばらくして当時勤めていた会社でそんな話をしていたら、「あ、それコンビニでカップ麺売ってますよ」と教えてもらった。
え~、マジか~!
※普段あまりコンビニに行かない人なのです。

その日のうちにコンビニに行き、お目当てのモノを見付けて即購入。

家に帰ってお湯を注いで食べてみた。
率直に言って、あー、旨い、ホントに。
それまで食べてきた、ただ辛いだけのラーメンとは違う。
旨味がある。コクがあり、深い。箸が止まらない。あと引くスープ。何度でも飲みたくなる、病みつきになる。もっと食べたい。
言葉で表わし切れない。とにかくウマイのである。
確かにみんなが美味しいと言うワケだ。(何を今更ですが)

以降、何度も蒙古タンメンのカップ麺を食べ、時には北極も食べ、蒙古タンメンへの想いを馳せるのだが、実店舗に行って食べることは出来なかった。
※家族持ちが一人でラーメンを一杯食べるだけの為に東京に行くのはなかなかなことである。

先日、東京に一泊で出張することになった。

出張前日、同行する年下の先輩クン(20代)に「夕食にラーメン食べに行かない?」
スマホで中本のページを見せて説明。
あまりピンと来ていない年下の先輩クンはそもそも中本を知らなかった様子。
ざっくりとスマホを見て「あー、別に良いですよ」とのこと。

内心ガッツポーズをして、「じゃ、よろしくねー」

出張一日目が無事に終了し、ホテルにチェックイン。
少し休んだ後、年下の先輩クンと合流して車で移動開始。
途中、渋滞に巻き込まれながらも20分程で最寄りのコインパーキングに車を停めて徒歩でスマホの地図を見ながらお店に移動。
この時点でちょっとテンション高め。

2,3分歩いてお店を発見!
ああ、良かった、見つかった!

平静を装いつつお店に入って食券を購入。
自分は蒙古タンメン、年下の先輩クンは味噌タンメンを選択。
そして待つこと数分。
「お待たせしました~。蒙古タンメンです。」

ついにその時がやって来たのである。
目の前に丼が置かれて感動。
スマホで写真も。
そして実食。
まずは香り、スープ、そして麺。
カップ麺も美味しかったが、本物はもっと美味しい。みんなが美味しいと言うことを再認識、更に感動。
(詳しい食レポは他の中本好きの方のを参照して下さい。自分では伝えきれないことが見れます。)

美味しくて、嬉しくてひたすら無言で食べていると隣の先輩クンが
「普段辛いの食べないけど、これウマイっすね。頭皮から汗が止まらないっす。」
「そうだよねー、食べに来て良かったよ。」
と言いながらもこっちも汗が止まらない。
備え付けのティッシュで口元を拭きつつ、額の汗も軽く拭くけど、ホントはタオルを使って全力で汗を拭いたい。
そんな衝動を抑えつつ、黙々と食べ続けた。

あー、来て良かった。途中で何度もそう思った。

ご自愛。ご褒美。ストレス解消。
そんな言葉がぴったり。

完食してお店を出てホテルへ向かう途中でコンビニに寄った。
年下の先輩クンにカップ麺コーナーで山積みになった蒙古タンメンと北極を見せたら
「え、そんなに人気なんですね。」
少し解ってもらえたみたい。

ついでに限定(?)のトマト&チーズ味があったのでこちらも購入。
まだ食べてないけど、こちらも楽しみ。

次はいつになるか判らないけど、機会があったらまた食べたいと思った。

良い感じの出張があれば良いけど。
ま、そんなに上手くはいかないね。


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