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【新型NISAと資産形成②】投資は自己責任、何が起こるか予測不能

 とにかく国は、日本国民に投資をさせたいことはよくわかった。バブル崩壊以降、政府がもくろむデフレ脱却、景気回復の方策のひとつに貯蓄から投資への誘導があった。しかし、日本の家計貯蓄はこのところ増えている。いくら貯蓄しても、こう金利が低いとそのお金は増えない。株価はこのところ上がってきているのは確かだが、国民に預金ではなく投資を勧めたところで、国民が投資で儲かるとは限らない。国民が投資して儲かって初めて景気回復につながると思う。日本人は慎重だから投資はどうかな。
 何れにしても預金してもだめなら、自分で増やすしかないようである。

 投資の対象の金融商品と言っても名前は知ってるがよくわからない。

金融商品とは、様々な金融市場で取引される権利や証券や契約のこと。これらの商品を売り買いすることで、利益を得たり、損をしたりする。
以下に、代表的な金融商品の一部を挙げてみる。

  1. 株式 会社の所有権を示す証券、株主は企業の経営に参加し、(株主総会に出る程度)配当はもらえる。株価が上がれば売って利益を得られる。

  2. 債券 政府や企業が資金を調達するために発行する債務証券。債券を持つと、一定の利息や元本の返済を受け取ることができる。

  3. 投資信託 専門会社が投資家から資金を集めて、リスクを避けるために分配型投資を行い、成績に応じて利益を分配する投資商品。専門会社頼み。

  4. 先物取引 オプション取引 将来の価格や金利、為替レートなどを予測して契約し利益確定を目指す金融派生商品。リスク回避になるのかな?

  5. FX 異なる通貨同士の為替レート変動により儲かったり、損したりする金融商品。つぎ込めるお金が大量にあれば儲かりそうな気がする。

投資目的や資金量、リスクをどこまで許容するかに合わせて、これらの金融商品を動かして資産を増やす。いずれも自己責任で、元手も必要だ。

身の回りの実話を二つ。
 電力株が安定と言われ、某電力株を購入、3.11を経て大暴落。
未だに株価は回復しない。何がが起こるか予測不能、しかも自己責任。
 コロナが始まってすぐに運用会社シュローダの投資信託に今だぁと退職金をつぎ込み、一年半で120万円儲かった話もある。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。預金の方が減らないだけましだったりして。

【REG's Diary    たぶれ落窪草紙   2月7日(水)】


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