見出し画像

家は明るく、言葉はありがとう

 私の部屋は波動がいい。本当に気にいったものに囲まれている。すべてが手作り品ばかり。とにかく手を使うことが大好きで小さなものから大きなものまで作る。広い布をベッドカバー用に買い、バティック生地でコラージュにしました。このバティックは元気な頃、デパートでバティック商品を販売していました。バティックには図柄により物語があり、高級品ですので私にはとても買えません。こんな話があります。高島屋で売り場に立っていたとき、見るからにセレブのお客様が来られました。そして買って頂きました。次の日もまた来られました。すごく素敵な宝石を身に着けられ洋服も素敵でした。思わずとっても素敵です。と言ってしまいました。お客様は私が自然に言ったことが伝わり、喜んでくださいました。ヴァンクリーフ&アーペルの宝石をイヤリング、ネックレスとしていました。私は宝石店で働いていたことがありますので、この宝石の値段が高いことを知っていましたので、豪華ですねといいました。お客様はもっと話を聞いて欲しいのという気持ちが伝わりましたので、少し入り込んだ話を聞きました。自宅は高級住宅地にあり、ご主人は接骨医院で息子は形成外科で、娘は麻酔を扱っているということで、息子にお嫁さんが来なくて悩んでいると話してくれました。ご主人が家を空けられないので旅行したことがなく、暇だから毎日高島屋に買い物に来ているそうです。その日はそれだけで帰られました。次はどこに出るの?と聞かれ阪神デパートですと言ったら阪神デパートにも来てくれました。少しでもお客様の心に触れられて嬉しく思いました。
 そのバッティクは切り売りで売っていましたので、それを買い求めコラージュしたということです。それ以外に自分で描く絵は大好きですので貼れるスペースがあれば貼って楽しんでいます。
 私の持論です。暗い絵は家に置いたら家が暗くなります。ですから置いたらだめです。私の絵は明るいですので見ているだけで元気をもらえるのです。紙で作ったボンボリや花もすべて明るいです。
 家に来られる方々が一様にこの家は気持ちが良いですねと言ってくれます。家は明るく、日本語はありがとう、感謝していますという言葉を綴ったらますます明るくなっていくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?