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作曲家の特権

ナマステ!今日もガシガシレコーディングをやってまいりました。まだ若干の録り直しはあるだろうけど、10曲の内残り1曲まできやした。

本日は
「作曲家の特権」

バンド時代にCDとして世に放った曲は多分30曲くらい。まあそれ以外にもボツ曲として何十曲と死んでいった曲もあるのだけど。

で、その30曲はというと毎回レコーディングスタジオでガッツリレコーディングしてまして。

ちなみに、僕はあまりレコーディングが好きではない。というのもめちゃくちゃ神経をすり減らすし、曲を作っていた僕は全てのパートをある程度確認しなければならないので、基本的にずっと休憩がない。(ドラムは一番最初に終わるし、だいたい終わったら暇そうに携帯いじってました。笑)

ただ、そんな苦手なレコーディングにも、いいところがある。それが、「初めて音源になる自分の曲を聴ける」という特権だ。

バンドメンバーでレコーディングする曲を練習したり、プリプロ(レコーディング前に行う仮レコーディング)をしたりはするのだけど、しっかりとした迫力のある音源を聴く機会はない。

だから、この世で初めてちゃんと音のデータになった曲を聴く瞬間は、いつまで経っても興奮を抑えることができない。

人生で印象に残ったシーンを10個あげてくださいと言われたら、必ずランクインするくらいには好き。

その感情を今日再び感じることができた。

僕らの今回のフルアルバムはHiipHop・ラップ系が5曲、バンド系アレンジが5曲という構成になっている。

そして今日、HipHop・ラップ系の4曲のデータをおっくんから受け取った。(まだ完成ではない8割くらいの音源だけど)

やっぱりね、毎度ながら本当に感動するのだ。
自分の曲やんけ!と総ツッコミを浴びそうだが、曲ができるまでの過程が蘇ったりするとちょっとうるっとくるものがある。

例えが難しいのだけど、歳をとるごとに感動したり新しいものと出会う感覚って少なくなると僕は思っていて。だから、この歳になってパラグライダーに乗ったり、山に登ったりと新しいことを体験すると、すごく感動したりする。

その感覚に近い・・・?ような気がする。

音楽なんてもう10年以上やってるのだけど、それでもめちゃくちゃテンションが上がる。新しく出会う人や、場所、モノ、体験と同じくらいの価値がある。

きっとこれは、作曲家の特権なのだろう。

これからもずっと、この特権を行使し続けていきたい。フェリベトウンラ!


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