コロナ禍の法人設立

無事に資本金が通帳に振り込まれたが、しっかりと財形貯蓄と記載があり怪しさ満点。一度下ろしてまた入金しようとするとATMの1日の取引額を超えていたようでまた足止め。電子定款も揃い収入印紙も貼り、法人設立届出書も書き準備万端なのにまたここで。
気を取り直して翌日また振り込み、通帳のページをコピーし資本金の証拠を以って全ての書類を揃えた。
後は法務局に届けに行くのみ。平日いつ休みを取るか?会社を作るために会社に有給を申し出るという妙なことに頭を悩ます。吉日などを調べるとちょうど休みにくい日にち。
ひとりでできるもんのページには郵送やオンラインでの申請を勧める文言が。
オンラインで申請できないかやってみるが、お役所のソフトウェアでなかなか難解。
ここは郵送にしようと思い、法務局へ問い合わせの電話を掛けてみた。
丁寧に指示をしてくれる法務局窓口。返信用の封筒や切手を用意することにより法人カードも送付してくれることが分かった。到着日が設立の日になることも範囲。
一粒万倍日や2が並ぶ日、節分などいろいろと候補はあったが、レターパックを購入し、勤務先近くのコンビニのポストに投函したのが2月3日節分。到着は2月4日の立春。暦の上での元旦が新会社の創立記念日となった。
記念すべき創立記念日が仏滅であったことを知ったのは
しばらく後のことだったが、無から有を作り出すという意味では会社設立にとってはさほど悪くないらしい。
そもそも無。何も始まっていない合同会社はこうして誕生した。

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